トレンドカラーで華やかに。

「華やかさを出すなら、やっぱりカラードレス。イエローは今季のトレンドカラーの一つでもあるし、肌の色も選ばないのでおすすめです。このワンピースはウエストまわりのペプラムディテールだけでなく、実はシルエットもポイント。腰から下のラインが広がらずにタイトになっているので、甘すぎず大人っぽい印象になるんです。ドレスを色物にした時は小物を落ち着いた色で統一すると全体が引き締まって見えます。」

アクセントをさりげなくきかせて。

「王道ですが、クラシックなスリーピースが一番品も良く華やかに見えます。個人的には万が一、式の途中などでジャケットを脱いでしまった時でもだらしなく見えないのもスリーピースのいいところだと思います。ただ、ほんの少し遊びもほしいので、シャツはラウンドカラーをチョイスしました。さらに、ピンホールタイプにすれば首元のさりげないアクセントになります。」

肌見せでバランス調整。

「華やかさはほしいけど、色物やドレスは苦手という人ももちろんいると思います。そんな人におすすめなのがセットアップ。素材やデザインにこだわれば、マニッシュになりすぎず高級感もしっかり出すことができます。程よい光沢のある素材を選びましょう。色を使わずとも少し肌の見える部分を増やすだけで華やかな印象になるので、袖の長さやパンツの丈も重要。アンクル丈のパンツで足首を見せて、女性らしい着こなしを意識しました。」

落ち着いた色で大人の柄遊び。

「なるべくシンプルにしたい時は柄を敬遠しがちですが、合わせ方次第でシックにまとまります。こちらはグレンチェック、ストライプ、ドットの3柄を使いながらも落ち着いた印象に仕上げました。色だけでなく、シャツとタイの柄合わせにポイントがあります。実はストライプの幅とドットの大きさが近いものを選んでいます。さらに、ストライプの幅に合わせてドットの間隔もやや広いものに。幅や大きさを揃えるだけで統一感が出るので、柄合わせをするときに意識してみてください。」

カラーパンツで抜け感を意識。

「二次会など夜のパーティーだとドレスでバッチリ決めるよりは少し抜け感があったほうがおしゃれに見えますよね。とは言え、やはり色があったほうがいいので、カラーパンツのコーディネートがおすすめです。色はパステル系ではなく、鮮やかな原色系のほうが華やかでパーティー向き。写真映えもします。トップスは重くならないように、ある程度肌が見えるものを。ウエストにディテールがあるとスタイルアップ効果もあっていいですよ。」

白Tシャツでラフに決める。

「スーツだとどうしても堅い印象になってしまうので、少しラフに仕上げるならジャケパンスタイルで。遊び心のある大柄のウィンドウペインチェックのジャケットを主役に、シンプルに白Tシャツを合わせています。パンツは全体にまとまりが出るように、ジャケットのチェック柄の線と同じ色のグレーを。Tシャツの素材感がキーポイントで、粗いコットン地のものではなく光沢感のあるものの方が品良く見えます。ローファーはアメカジっぽくならないようにタッセルがついたものを選びました。」

渡辺智佳

大学卒業後、大手銀行に入社。4年半勤務したのち、スタイリストへ転身。銀行員時代は毎日スーツだった経験から、きちんと感のある女性らしいスタイリングが得意。アラサー世代に寄り添う、取り入れやすいスタイリングが支持を集める。

水野陽介

約4年間セレクトショップの販売員を経験した後、スタイリスト村上忠正氏に師事。約4年間のアシスタントを経験し独立。現在は雑誌「LEON」「Men'Ex」「MEN’S CLUB」などを中心に、広告やカタログなどで活躍。カジュアルからクロージングまで幅広く手掛ける。