連載コラム【音楽のある風景】 Vol.64

2017.08.31

グリーンレーベル リラクシング のBGMを選曲されている、
選曲家の橋本徹さんよりコラム【音楽のある風景】が届きました。



どうぞお楽しみください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月の選曲は永遠の夏に恋焦がれて、すぎゆく季節を惜しむように。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天候にあまり恵まれなかった8月、皆さんはどんな夏をすごされましたか?
僕は前回のこのコラムに書いたように、7月を終える時点ですでに夏満喫という感じだったのですが、それでも何となく不完全燃焼というか、残念な思いで降り続く雨を見つめていたりしました。

そんな失われた夏を取り戻そうと、先週末は泊りがけで湘南方面へ出かけ、鎌倉・由比ヶ浜の名ハンバーガー・ショップGood Mellowsのルーフトップで行われたBBQパーティーでDJをしてきました。
それこそ夏の総決算と言えるような選曲で、海辺の夕暮れの心地よさ、夏の終わりのオープン・エアの気持ちよさを感じながら、すぎゆく季節を惜しむかけがえのない時間をすごすことができました。
翌日は葉山まで足をのばしたのですが、このシーサイド・ウィークエンドを通じて、あらためて自分の音楽仲間たちのチームワークの素晴らしさを実感することができたのも、とても嬉しかったです。
本当にただただ感謝、まさに"Good Mellows, Good Fellows"です。

そうそう、今月もDJの際の"問い合わせ大賞"は、最新コンピ『Good Mellows For Beautiful Lights』に収録した永遠の夏を刻みつける名曲、ケネス・ベイガー「Love Won’t Leave Me Alone」でしたね。
8月の選曲はやはり、永遠の夏に恋焦がれて、ということなのでしょうか。
東京に戻った日曜の夜、さまざまな夏の思い出と仲間への思いをめぐらせながら僕が聴いたのは、チェット・ベイカー晩年の大好きなメロウ・ソング「The Party Is Over」でした。

そして今週、ビーチ・ボーイズの名作のタイトルでもある、"Surf’s Up"という感覚に身を浸しながら、次の"Good Mellows"コンピレイションの選曲に着手しました。
由比ヶ浜のあの夜の余韻がまだ続いていて、サウダージな月夜のイメージが強く残っているから、2年前の秋に作った『Good Mellows For Moonlight Rendezvous』のような雰囲気になっていくのかな?

━━━━━━━━━
8月の選盤


サマー・ブリージンでクールで心地よいバレアリック・チルアウト・アンビエントから、陽の光を感じさせるピースフルでビューティフルなメロウ・ハウスまで、「美しい光」を選曲コンセプトに至福のファンタスティック・チューンが集められた、人気の"Good Mellows"シリーズ最新盤となる橋本徹さん選曲のコンピレイション『Good Mellows For Beautiful Lights』


"Good Mellows, Good Fellows"を合言葉に、橋本徹さんが月の輝く夜をイメージして、天上の調べのようなメロウな心地よさとロマンティックな感情の高まりを恍惚の名トラックに託して選曲した、至上のコンピレイション『Good Mellows For Moonlight Rendezvous』

──────────────────
橋本徹 (SUBURBIA)
編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。
サバービア・ファクトリー主宰。
渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。
『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』『音楽のある風景』『Good Mellows』シリーズなど、
選曲を手がけたコンピCDは340枚を越える。
USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」「usen for Free Soul」を監修・制作。
著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。
http://apres-midi.biz
http://music.usen.com/channel/d03/

  • facebook
  • twitter
  • line
  • pinterest
  • google
green label relaxing
Twitter
Facebook
YouTube
Sumally
Instagram