連載コラム【音楽のある風景】 Vol.68

HOME

2017.12.27

グリーンレーベル リラクシング のBGMを選曲されている、
選曲家の橋本徹さんよりコラム【音楽のある風景】が届きました。



どうぞお楽しみください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月の選曲は、心地よいメロウな揺らぎに身も心も委ねて。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月に入り寒い毎日が続いていますが、皆さん風邪などひかれていませんか?
カフェ・アプレミディのある渋谷の街はクリスマス・シーズンの華やぎに包まれていましたが、この季節は人の心がだんだんと優しくなっていく、と感じるのは僕だけでしょうか。

そんな折りに、僕の今年最後のコンピレイションとなる『Good Mellows For Afterglow Meditation』が、遂にリリースされました。
心地よいメロウな揺らぎに身を委ね、音楽で心温まる、寒い冬を素敵な季節にしてくれる一枚になったと思います。
FJDの素晴らしいアートワークによるジャケットからも、そんな雰囲気が伝わるのではないでしょうか。

選曲のテーマは「余韻と瞑想のチルアウト・メロウな旅」。
今回も14曲中12曲が世界初CD化となる貴重な音源集で、メルティン&フローティンな音の桃源郷へと誘う珠玉の名作群が80分以上にわたって連なる、"夢幻と幽玄をたゆたう美しくもセンティメンタルなサウンド・スケッチ"という感じです。
通算10作目となるこのGood Mellowsシリーズでは通奏低音のようになっている、地中海イビザ島のバレアリック・チルアウトな夕暮れのイメージに、シタールや親指ピアノといった民族楽器のメディテイティヴな響きが溶け合い、心を穏やかにしてくれるのも今作の大きな特徴だと思います。

12/17には鎌倉・由比ヶ浜の海辺にあるOcean Harvest Cocomoで、リリース記念パーティーも開きました。
そこでもコンピレイションの収録曲をほとんどかけてしまったほど心地よく、かつ琴線に触れてくる大好きな逸品が並ぶレパートリー。
とりわけ夜の帳が下りる頃に印象的に響いたのが、アルバムのエンディングを飾るUyama Hirotoの「Magicnumber」(Saxmental Version)。
先月カフェ・アプレミディ18周年のアニヴァーサリー・パーティーでも披露してくれた、由比ヶ浜の夕暮れにインスパイアされて生まれた名曲ですが、僕はこの夏にも同じヴェニューで彼のライヴ演奏でこの曲を聴いて感銘を受けていたので、DJプレイしながら心を動かされ感慨にふけらずにはいられませんでした。
そう、由比ヶ浜はNujabesの家のテラスでのバーベキュー・パーティーで、僕とUyamaくんが初めて会った場所でもあったのです。

そんなわけで、様々な物語や大切な記憶を織りこんで、心をこめコンパイルした『Good Mellows For Afterglow Meditation』が、皆さんにも愛されるCDになったら、これ以上に嬉しいことはありません。
ちょうど1年前と2年前に作ってご好評いただいた『Good Mellows For Stardust Memory』『Good Mellows For Moonlight Rendezvous』と共に、冬の夕暮れから夜にかけてぜひどうぞ!

P.S.
2017年もどうもありがとうございました。来年も素晴らしい音楽とたくさん出会い、皆さんと楽しく分かち合えたらなと思っています。

━━━━━━━━━
12月の選盤

余韻と瞑想のメロウな旅、夢幻と幽玄をたゆたう美しくもセンティメンタルなサウンド・スケッチ、心地よく揺らぎ心の琴線に優しく触れてくるハートウォームな旋律を奏でるアンビエント・ブレイクス〜バレアリック・ブリーズ〜フォーキー・バレアリカ〜フローティン・ハウス〜ジャジー・ビートダウンなどの名作群を、橋本徹さんが絶品のチルアウト・コレクションとして編んだ至上のコンピレイション『Good Mellows For Afterglow Meditation』


星降る夜の音楽紀行、甘美な瞬きにひとさじのセンティメントが入り混じる胸を打つビートと麗しのメロディー、ロマンティックで夢見心地な音の桃源郷へと誘ってくれる珠玉のメロウ・ビーツ〜バレアリック・アンビエント〜チルアウト・ハウス〜ジャジー・ブレイクス〜アーバン・ビートダウンを、橋本徹さんが美しく幻想的なかけがえのない思い出のように紡いだ極上のコンピレイション『Good Mellows For Stardust Memory』


輝く月が照らす夜、美しい月夜の魔法を宿した心地よく柔らかな叙情が息づく至宝が奏でる優美な物語、"Good Mellows, Good Fellows"を合言葉に、橋本徹さんが天上の調べのようなメロウな気持ちよさとロマンティックな感情の高まりを恍惚の名トラックに託して選曲した至福のコンピレイション『Good Mellows For Moonlight Rendezvous』

──────────────────────────
橋本徹 (SUBURBIA)
編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。
サバービア・ファクトリー主宰。
渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。
『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』『音楽のある風景』『Good Mellows』シリーズなど、
選曲を手がけたコンピCDは340枚を越える。
USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」「usen for Free Soul」を監修・制作。
著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。
http://apres-midi.biz
http://music.usen.com/channel/d03/



  • facebook
  • twitter
  • line
  • pinterest
  • google
green label relaxing
Twitter
Facebook
YouTube
Sumally
Instagram