連載コラム【音楽のある風景】 Vol.113

2021.09.30 

グリーンレーベル リラクシングのBGMを選曲されている、
選曲家の橋本徹さんよりコラム【音楽のある風景】が届きました。



どうぞお楽しみください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月の選曲は、故Nujabesの遺志を継ぐジャジー&メロウ・ビーツに美しい夕陽と海の光景を思い描いて。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

緊急事態宣言もようやく解除が決まり、まだまだ普段の生活で気をつけなければいけないことは多く音楽好きとして謳歌してきたコロナ禍以前の日常にはほど遠いですが、新しい時代を生きていくささやかな希望も胸に、9月終わりを迎えました。
9/23秋分の日には、僕が選曲した最新コンピCDもリリースされましたので(TOWER VINYLのオープンを記念してタワーレコード渋谷店&アプレミディのみ先行発売で、全国発売は11/3文化の日となりますが)、ぜひご紹介したいと思います。

それは、Nujabesと並び称される日本が誇るメロウ&ジャジーなローファイ・ビートメイカーとして、世界的にも評価の高いNomakの全キャリア(4枚のアルバム収録曲+アルバム未収曲)から選りすぐったベスト・オブ・ベスト・コレクション、『Free Soul Nomak ~ Twilight Mellow Rendezvous』です。
僕のコンピレイションの中でも特に好評を博し、大ヒットを記録した『Free Soul Nujabes』を気に入ってくださった方には絶対おすすめしたい、その続編としてもお楽しみいただけるジャジー&メロウ・ビーツの決定版にして大推薦盤ですので、ぜひとも注目していただけたら嬉しいです。

制作ノートにも書きましたが、Nomakとの出会いは2007年、週に2回は通っていたタワーレコード渋谷店で、"ポストNujabes"的な惹句と位置づけで、当時僕が手がけていた『Mellow Beats』のコンピ・シリーズと共に、試聴機で大プッシュされていたのがきっかけでした。
今回のコンピ・オファーに際しても、「レーベルのA&R担当の方が連絡を取りたがっているので、携帯番号を教えてもいいですか?」と、最初に電話をくれたのがNujabesの元マネジャーでしたから、選曲を進めるにあたって、2014年に『Free Soul Nujabes』の2枚のコンピを作ったときにも思い描いていた、黄昏メロウな心象風景をイメージしたのは、自然な流れでした。

そして必然的に、"Twilight Mellow Rendezvous"というサブタイトルとコンピレイション・コンセプトが思い浮かび、アートワークのモティーフにしたいと強く思った、水平線に夕陽が沈んでいく図案を前に置いて、その情景の美しさと移ろう楽曲の情感を照らし合わせながら、ひと筆描きのようにスムーズにセレクションは完成しました。
僕がこの夏から秋にかけて、Nomakの音楽に宿る人間の原初的な優しさや暖かさに惹かれ、その郷愁へのいざないにシンパシーを抱きながら、このセレクト音源を繰り返し聴いたことは、言うまでもありません。

それでは、そんな素晴らしい「音楽のある風景」と共に、再出発の10月を迎えましょう。


世界に衝撃を与えた2007年のデビュー以来、Nujabesと並び称される日本が誇るメロウ&ジャジーなローファイ・ビートメイカーとして高い評価と人気を得ているNomakの全キャリアから、ジャケットに描かれた水平線に沈みゆく夕陽と海の光景をイメージしながら、橋本徹さんが選りすぐったベスト・オブ・ベスト・コレクション『Free Soul Nomak ~ Twilight Mellow Rendezvous』


2014年にリリースされFree Soul 20周年のクライマックスを飾るにふさわしいファン待望の顔合わせと祝福された、世界的にも今なお人気が広がり続ける日本が生んだ名サウンド・クリエイター、Nujabesの胸を打つ名作の数々が深い愛情と追悼の思いをこめて紡がれた、橋本徹さん選曲のコンピレイション『Free Soul Nujabes ~ First Collection』


2014年にリリースされFree Soul 20周年のクライマックスを飾るにふさわしいファン待望の顔合わせと祝福された、世界的にも今なお人気が広がり続ける日本が生んだ名サウンド・クリエイター、Nujabesの胸を打つ名作の数々が深い愛情と追悼の思いをこめて紡がれた、橋本徹さん選曲のコンピレイション『Free Soul Nujabes ~ Second Collection』


─────────────────────────
橋本徹 (SUBURBIA)

編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。
サバービア・ファクトリー主宰。
渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。
『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』『音楽のある風景』『Good Mellows』シリーズなど、選曲を手がけたコンピCDは350枚を越える。
USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」「usen for Free Soul」を監修・制作。
著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。
http://apres-midi.biz
http://music.usen.com/channel/d03/

facebook twitter line

WOMEN

MEN

KIDS

ALL

カテゴリーから探す

取り扱いブランド

店舗検索

ブランド紹介

コンテンツ