JACKET & PANTS ビジネススタイルの着回しをスキルアップ “ジャケパンマスター”を目指せ JACKET & PANTS ビジネススタイルの着回しをスキルアップ “ジャケパンマスター”を目指せ

ビジネススタイルの着回しをスキルアップ

“ジャケパンマスター”を目指せ

ビジネスウェアの基本は、もちろん上下共地のスーツである。
しかしながらセットアップの人気が高まるにつれ、ジャケットとパンツを
組み合わせるスタイルも、もうひとつのスタンダードとなりつつある。
“ジャケパンマスター”となるために、着回し力の研鑽を重ねていこう。

JACKET 01

グレーのフラノ風
2つボタンジャケット

2つボタン、パッチポケットのややカジュアルな仕様。ウールジャージー素材を用いているので、リラックスした着心地を味わうことができる。

    ブルーベースでまとめた
    シックなスタイリング

    グレージャケットにネイビーパンツという組み合わせは、ヨーロッパの伊達男たちが好むスタイル。Vゾーンはあえて抑えたイメージに。タッターソールのシャツにダークカラーのストライプタイが、スマートな印象を醸し出す。

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      グレーの濃淡に映える
      豊かな色味のVゾーン

      表情のある素材感が特徴のウールジャージーのジャケットに、やや明るい色味のグレーパンツを合わせる。そんなグレーの対比を活かしたコーディネートに、ブルーのストライプシャツとグリーンのニットタイが美しく映えるのだ。

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        JACKET 02

        千鳥格子の
        ダブルブレストジャケット

        クラシックであり個性的でもある、ハウンドトゥースのダブルブレスト。ジャケパンスタイルを磨くための“ 教材”としても打ってつけなのだ。

          同素材のベストを使った
          パーティスタイル

          ダブルブレストのクラシカルな見た目は、華やかな席にもマッチする。白シャツにパープルのネクタイ、そして同素材のベストで、「よそ行き着こなし」が完成する。合わせるパンツはやはり無地のものが無難であろう。

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            ダブルブレストにも活用したい
            「柄ジャケ×単色パンツ」の法則

            柄もののジャケットに単色のパンツという合わせは“ジャケパンマスター”の基本テクニックだ。千鳥格子のダブルブレストにベーシックなグレーのパンツ。上下共地のスーツもいいが、こちらのほうがより若々しい印象になると思う。

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              JACKET 03

              ネイビーの
              チェック柄ジャケット

              今季は英国調の柄が注目だ。例えばこんなツイード風のチェック柄。ウールとコットンをブレンドした生地を用い、都会的な雰囲気に仕上げている。

                チェック柄でも
                ソリッドな雰囲気は出せる

                無地ライクにも着こなせるチェックジャケットだから、ソリッドな印象のスタイングも可能だ。白シャツに無地のネクタイ、無地のパンツ。それでいて「ひと味違う」感じが出せるのは、ほかならぬチェック柄のおかげである。

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                  ジャケット&パンツの
                  基本にして王道スタイル

                  「ネイビージャケット×グレーパンツ」こそ、“ジャケパンマスター”の最初の一歩。そこをベースとして、こんなチェック柄のネイビージャケットやライトグレーのパンツといったバリエーションを選択し、少しずつ幅を広げていくといい。

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                    THINK ABOUT JACKET FASHION

                    “キレイめジャケット”と
                    仲良くなる方法

                    平日がジャケット着用だから、休日はラフな服がいい?それも確かにわかる。でもオフの着こなしの幅を広げてくれる、こんな優秀なアイテムを使わない手はないと思う。雑誌『Begin(ビギン)』編集長の光木拓也さんが、“キレイめジャケット”ともっと仲良くなれる方法を教えてくれた。

                    光木拓也さん

                    『Begin』編集長

                    光木拓也さん

                    1977年生まれ。Begin編集部副編集長を経て、2 0 17年10月より現職。形式にとらわれない自由な発想で数々のコラボ企画を立案し大ヒットさせるなど、雑誌の枠を超えて多方面で活躍中の40歳児。

                    5日間だけではなく、
                    7日間付き合っても楽しい

                     「昔に比べればずいぶん緩和されてきたと思うのですが、今もビジネスのドレスコードの基本はスーツ、あるいはジャケット&パンツです。グリーンレーベルリラクシングの服を買う方々の大部分も、平日はジャケットを着用しているのでは。私のようにカジュアルな服装でOKという職業は、きっと例外だと思います(笑)」

                     ウィークデイの5日間をスーツ、あるいはジャケットを着る必要がある人ほど、オフはリラックスした格好で過ごしたい、というのが本音かも。そうなると、オフの“キレイめジャケット”は縁遠いものになる?

                     「休日くらいは楽させてよ、という気持ちもわかります。でも今のジャケットは本当に優秀。肩パッドや芯地を省略したり、ストレッチの利いた素材を使ったりして、本当にカンファタブルな着心地なんですよね。それを休日服からシャットアウトしてしまうのはもったいない。“きれいめジャケット”は平日の5日間だけではなく、7日間付き合っても楽しいものなんだ、と考えればいいんですよ」

                     ジャケットをビジネスの制服、あるいは消耗品と考えるのではなく、ひとつの服としていろいろな着こなしを楽しむ。“キレイめジャケット”のポテンシャルは、僕らが思うよりずっと高いというわけだ。では、この秋冬はどんなコーディネートで楽しめばいいのだろうか。

                     「私たちは“テレコの法則”と呼んでいますが──エレガントな素材にはカジュアルな素材を合わせる、という法則。つまりテイストの違う素材のアイテム同士を組み合わせて、コントラストを利かせるということ。例えばこんなネイビーのウールジャケットならば、ボトムスはデニム地のパンツを合わせたり。インナーは“丸首”、つまりカットソーやニットですが、季節感を考えればウールのニットで。ニットの下にはシャツ。でも平日に合わせるようなドレスシャツではなく、こんなバンドカラーのシャツがいいと思います。すっきりとした“キレイめ”なスタイリングが楽しめるはずですよ」

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