

使うアイテムは似ているようで微妙に違う
「カジュアル派」と「キレイめ派」
それぞれのワードローブ
もし僕らのオフのスタイルをざっくり2つに分けるとすれば、
ラフな「カジュアル派」と、よりスマートな「キレイめ派」になるのかも。
それぞれのスタイルのキーアイテムと、着こなしの一例を紹介していこう。
![[CASUAL]](./img/2018oct_men/casual4/ttl-casual.png)
ラフなテイストも織り込んだ
男っぽいワードローブ6
フリースやイージーパンツを軸にして
「リラックス感覚」を漂わせる、
カジュアル派のワードローブがこちら。
1
サコッシュは近年のヒットアイテム。〈マンハッタン ポーテージ〉に別注したこちらは、着こなしのアクセントに打ってつけのカモフラージュ柄だ。
2
無地ライクな千鳥格子のフラノ素材のパンツ。スラックスのような見た目ながら、ウエストはドローコード付きというリラックス仕様となっている。
3
インナーダウンのような形をフリース素材で落とし込んだ〈チャンピオン〉との別注モデル。秋は軽く羽織って、また冬にはインナーとして活躍する。
4
ランニングシューズとして優秀な機能を備える〈ホカ オネオネ〉の「クリフトン」。そのスマートな見た目でファッションシーンでも話題なのだ。
5
ダウンの程良いボリューム感を緻密に計算したグレンチェックのダウンベスト。表地はウールとポリエステルの混紡で、撥水加工を施してある。

6
オーストラリア産のラムウールを混紡したニットは、モチッとした弾力のある生地が特徴。濃色を選んでも表情豊かな質感が楽しめるのだ。
小物をアクセントにした
アクティブなスタイリング
コーディネートのポイントは赤のキャップと迷彩柄のサコッシュ。キルティングブルゾンにボタンダウンシャツ、千鳥格子のパンツというシンプルな着こなしに、「小物が利く」のである。
フリース&スニーカーで作る
大人のスポーツカジュアル
フリースにクライミングパンツ、そして足元はランニングシューズ。アウトドアやスポーツテイストを取り入れた着こなしの一例である。コーディネートの色数を抑えるのが大人っぽさのコツ。
王道のカラーリングを
今どきのシルエットで
ダウンベストとパンツは濃淡のグレー、ニットはバーガンディという王道の色合わせ。トップスをコンパクトに、ボトムスをゆったりしたシルエットにすると今っぽい雰囲気が漂う。
![[CLEAN]](./img/2018oct_men/casual4/ttl-clean.png)
都会的な雰囲気を持つ
モダンなワードローブ6
キレイめな着こなしが好きな人のワードローブには、シックな服が揃っている。
洗練されたアイテムで秋の装いを構築する。
1
内モンゴル産のホワイトカシミヤを用い、美しいグリーンで仕上げたケーブルニット。インナーに挿せば装い全体に上品な空気が漂う。
2
肉厚かつ肌触りのいいツイル素材、リラックスしたシルエットが特徴ながら、クリースライン入りで清潔感も発揮してくれる品のあるパンツ。
3
ビジネスのセットアップにも合わせることができそうな、上品なピーコート。高品質なウールを用いた、しなやかな感触の生地が魅力。
4
スムースレザーのサイドゴアブーツ。シンプルに徹したデザインで、ウールパンツからデニムまで合わせるボトムスを選ばない。お勧めの一足。
5
すっきりとした襟回りがキレイめ派の心をくすぐるバンドカラーシャツ。杢糸を使用した深みのある色と起毛感が、秋冬らしさを演出してくれる。
6
適度な厚みのフェイクスエード素材のサコッシュ。ストラップまで同色で仕上げた控えめな色使いは、まさに都会派のためのバッグといえる。
若々しさを感じさせる
シャツ&ニットの組み合わせ
フード付きのコートから覗くのは、清潔感溢れる白シャツとカシミヤニット。若々しいイメージを与えてくれる色合わせだ。ボトムスとシューズはダークトーンでシックにまとめるといい。
ピーコートを使って
大人の雰囲気を演出するには
スクールテイスト漂うピーコートというアイテム。大人っぽく着るためのポイントは、「上質な素材」と「洗練されたデザイン」だ。タートルネックとウールパンツでシンプルに着こなす。
〝ディテール数〞を抑えた
シンプルシックな着こなし
ボタンレスのカーディガンにバンドカラーシャツというトップスの組み合わせ。“ディテールの少ない服”を使ったシンプルなコーディネートだ。バッグとシューズはシックな黒をチョイス。