MENS-CASUAL BASIC ITEMS スタイリングで定番服が変わる MENS-CASUAL BASIC ITEMS スタイリングで定番服が変わる

スタイリングで定番服が変わる

カーディガン、ニット、白シャツ、デニムにチノパンツ。
改めて見れば、僕らのワードローブの基本はシンプルな定番服だ。
でも、いつも着ていたい服だからこそ、いつも新鮮な気持ちで着こなしたい。
スタイリスト・小林新さんによる“ひと工夫”が、定番服を生き返らせる。

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小林 新さん

1978年、神奈川県生まれ。大学卒業後、スタイリスト渡辺康裕氏に師事。2006年に独立。『メンズノンノ』『ウオモ』などの雑誌、ファッションカタログ、広告、タレントやアーティストのスタイリングなど幅広く活動中。

CASE STUDY 01

野暮に見せないカーディガンの“小技”

グリーンレーベル リラクシングの定番といえる、フロントにボタンのない羽織りカーディガン。
トレンドの開襟シャツの合わせとカラーリング、そして仕上げの“小技”が旬の着こなしへと導く。

ムラ感のあるブルーのカーディガン、美しいグリーンの開襟シャツ、そしてダークブラウンのクリース入りパンツ。メリハリある濃色の組み合わせで、少しだけワイルドな印象に。

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  • 開襟シャツは、そのデザインの特徴を活かしてカーディガンの上に襟を出す。リラックス感がキモだ。

  • 袖をまくれば快活なイメージが生まれる。シャツの袖を半分程度、あくまでラフに折り返すのがコツ。

CASE STUDY 02

定番のその先を見据えたシャツ選び

白シャツやデニムシャツは確かに便利だが、いつもと同じ感じに陥りがちなアイテムでもある。
定番以上の、新しいシャツスタイルの提案を。

シャツ・オン・シャツの新しいスタイル

白のボタンダウンシャツはトラッドの王道アイテム。こんなミリタリー調のシャツジャケットを羽織れば、いつものニットやカーディガンとの合わせとは違う、味のあるスタイルが完成する。

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バンドカラーシャツを “ゆるく”着るコツ

カチッとした印象のバンドカラーシャツ。でもシャンブレー素材でリラックスしたサイズ感のものを選べば、“ゆるさ”を演出することもできる。大人のストリート感って、こういうこと。

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CASE STUDY 03

定番色のニットを新鮮に見せるために

気が付けばブルーやネイビー、黒といった、定番色のニットを手に取ってしまう僕たち。
それを否定せず、新鮮に着るテクニックがある。

メリハリあるカラーリングとシルエット

編み柄に表情のあるシックな黒のニットに、チェック柄のワイドパンツというコーディネート。上下のカラーリングもシルエットも、ともにメリハリを利かせたスタイリングというわけだ。

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好バランスを生むTシャツの裾出し

ウールにポリエステルを混紡した、手洗い可能な普段使いのニット。ウール混のグレーパンツを合わせつつ、インナーのTシャツの裾出しでドレッシーさとカジュアル感のバランスを楽しむ。

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CASE STUDY 04

いつもと全然違うデニム&チノ活用法

カジュアルの定番ボトムスの代表、デニムとチノ。
着こなしのマンネリから脱却するために、カラーリングとシルエットに着目してみたい。

ベーシックなチノだからこそカラフルな色を

チノを使ったアメカジを新鮮に見せる秘訣は、濃く美しい色を持つ他アイテムとの合わせだ。ネイビーのフィールドジャケットにワインレッドのチェックシャツ、小物はグリーンのキャップで。都会的な印象に仕上がるはず。

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デニムスタイルを新鮮に見せるゆったりトレンチ

デニムにトレンチコート。オーソドックスなコーディネートだが、ゆったりしたシルエットのトレンチを選ぶと今っぽい雰囲気に変化する。シャツ&ニットはあえて同系色で、大人っぽく。

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