空前の2000年代ブーム
シックにまとえるブーツに注目
今回の「UAW CLUB vol.07」のスタイリングに効かせたロングブーツ。実はこの足元が、“今っぽさ”の大きな鍵を握っている。大人世代の女性たちは、もしかしたら懐かしさを覚えたかもしれない。そう、20年前のトレンドが「Y2Kファッション」と呼ばれ、席巻しているのだ。当時のファッションマガジンなどで紹介されていた、2000年代初期のケイト・モスのストリートスナップ(写真・中央)が記憶に残っている人も少なくないはず。エネルギーに満ち溢れていたノーティーズ(2000年代)の流行が、数年前からティーンの間で再燃し、セレブリティの私服やランウェイにも広がった。そして今シーズン、街ではもうトレンドを象徴する欠かせないアイテムと言っても言い過ぎではないほどに。スナップの常連、ドイツ人スタイリストのマリア・バルテチコ(写真・右)や、モデルのオレシア・センチェンコ(写真・左)も、ストリートでブーツスタイルを披露している。マリアのように、ゆとりのあるシルエットのパンツの裾を入れる着こなしは、「UAW CLUB」のスタイリングを手がける吉田佳世さんもリコメンド。また、「プラット・フォームのロングタイプなら、流行りのミニボトムを大人がヘルシーな肌見せで楽しめる」とも教えてくれた。この秋の装いを、間違いなくモダンに仕上げる夢のような足元。ぜひあなたもトライしてみて。