水中での生活のために
進化したクマ
クマの中で唯一の海洋性動物のホッキョクグマは、他のクマと比べて体が長く、泳ぎに適した体型をしています。北極の海に浮かぶ“海氷”を生活の場としています。旭山動物園内の「ほっきょくぐま館」にはプールが設置されており、水中と陸上の両方で生活する様子を観察できるのが嬉しいところ。冬には、氷を滑ってプールに飛び込むダイナミックな姿などのレアな一面が見れるかも。
“THINK LOCAL”は、グリーンレーベル リラクシング(以下、GLR)による、自分の住むローカルについて改めて学び、考えるプロジェクト。約10年前にスタートし、これまでにGLR店舗がある地域に特化した冊子『THINK LOCAL』を47冊発刊してきました。今回は、動物らしい行動を発揮できる環境づくりを徹底し、「命の輝き」を伝える旭山動物園との取り組みを紹介します。家族みんなで楽しめる、旭山動物園の動物たちをモチーフにしたアイテムをラインナップしました。本商品を購入することで「あさひやま“もっと夢”基金」を通じて、旭山動物園の応援につながります。
首と足だけではなく、舌も長いのがアミメキリンの特徴で、約40cmの舌を絡めるようにして木の頂上に生える木の葉も楽々食べます。旭山動物園では、舌を使ってエサを器用に食べる姿がよく見えるように、柵に透明なエサ箱を設置。地下のテラスではガラス1枚の距離でアミメキリンの迫力を体験できます。さらに、キリンには敵に襲われたときに戦うため、頭と額、後頭部に合計5本の角があるんです。頭上や足元など様々な角度から観察ができる「きりん舎」で、5本の角をぜひ探してみて。
かつて北海道に生息し、人の手によって絶滅した動物、エゾオオカミを知っていますか?主な原因は毛皮や食肉のためのエゾシカ乱獲によるエサの不足と、家畜を狩猟するようになったエゾオオカミを人々が駆除したことでした。旭山動物園はオオカミを環境保全活動のシンボルとして、「For our only planet For all its life(すべての生命とたったひとつの地球のために)」というメッセージを発信し、プラスチックレジ袋の削減や環境保全団体への寄付などの活動を広げています。