ユナイテッドアローズグリーンレーベル リラクシング

QUESTION Box

タノシイ。けれど、ムズカシイ。
悩みを人に聞くにはハズカシイ。
でも……………どうにかしたい。
そんな装いに関するアレやコレ。
QUESTION Boxにおまかせを。

Q005.

春先に向けて、
ビジネスウェアも新調したい。
オフでも使える
便利な通勤服は、
どう探せばいいですか?

Answer

「通勤+1シーン」で使える
服選びがおすすめ。
リラックスタイムやお出掛け用、
ときにはセレモニーなど、
休日の“いつ着るか”を
具体的にイメージしてみましょう。

Point.1

「通勤+リラックス
タイム」
に使える

ビジネス服でも、素材感やつくりに柔らかさのあるものを選べば、気取らずに過ごすリラックスタイムでも活躍すること間違いなし。

ナイロン素材のコートや伸縮性のあるセットアップは、肩肘張らない休日の相棒としても使えます。

トラディショナルなルーツのステンカラーコートも、ゆったりしたシルエットを選べば、本来のかっちり感を保ちながらどんなシーンでも軽やかに着られる。

公園でのお散歩、ショッピングモールなど、気取らずに出かける“ちょっとそこまで”のシーンに、さらりと羽織るだけで、洒落感もアップしますよ。

合繊の加工に定評のある「小松マテーレ」製のナイロン素材を使用。ペールトーンのインナーに白デニムを合わせ、春らしさも満開。

セットアップの場合は、快適性や軽量性が選びのポイントに。ストレッチ性に加えて、防シワ、ウォッシャブルとデイリーなケアがしやすい一品なら、On・Off兼用での使い勝手の良さが実感できるはず。

ちょっと近所の図書館や美術館まで。そんな自分のために過ごすリラックスした休日にもフィットしてくれます。

白スニーカーの色を拾った肩掛けニットで、休日らしい軽快さを加えるのもひとつのテクニックです。

なお、今回のコートとセットアップの両者を組み合わせたりしても、通勤服としてコーディネイト可能。アイテム選びでスタイルが広がります。

ブルーのコートとグレーのセットアップで、トーン・オン・トーンのビジカジコーデにも。

Point.2

「通勤+よそいき
シーン」
に使える

授業参観やホームパーティなど、ドレスコードこそなくても「きちんと感」が求められる休日もあります。

そんな時は、素材感やシルエットなどでクリーンな印象をつくれるアイテムをチョイスして、よりスマートな印象を演出してみましょう。

とはいえ、本格派の「仕事着」では、休日のリラックス感が失われてしまう場合も。ここで紹介するジャケパンやコートは、上質感や清潔感を損なわずに、「仕事帰り」にはならないリラックス感もほんのりプラスしてくれる、絶妙なバランス。

例えば、上のジャケット&パンツ。品の良いシャークスキン素材を、芯地やパッドを最低限に抑えたライトな仕立てのジャケットに、ウエストにゴムを仕込んだ快適なパンツ。

ネイビーのニットをインしたワントーンコーデならば、リラックスした中に引き締まった印象が醸せます。

もちろん、下のようにビジネスでもきちんとキマること請け合い。

シャツもタイもブルーと白を組み合わせた、爽やかなストライプ・オン・ストライプのVゾーン。タイドアップスタイルにもバッチリ対応します。

一方、こちらはクラシカルなディテールをもつステンカラーコート。

綾目の立ったクリーンな素材感が特徴で、ボタンの見えない比翼仕立てである点も、ミニマルな装飾のビジネス服として活躍必至。

分量の多いネイビーを軽く見せるべく、ストライプやウォッシュドデニム、白スニーカーでヌケ感を作るのがコツ。

トレンドを踏襲した程良くゆとりのあるシルエットなので、ネイビーのコートに色落ちデニム&ストライプシャツを用いてブルーグラデーションコーデにまとめれば、お宅訪問などの清潔感を保ちたいシーンでもスタイリッシュにまとまります。

Point.3

「通勤+セレモニー」
に使える

結婚式の2次会パーティや、我が子の入学式、大会場でのレセプションなど、セレモニアルなオケージョンなら、単なるビジネス用のスーツではなく、“ハレ”感のある華やかなものが最適です。

イタリア北部、ビエラに拠点を置く名門生地メーカー、レダ社に別注したファブリック「VALLEMOSSO(ヴァレモッソ)」を使用し、光沢感としなやかさをあわせ持つ、最高にドレッシーなセットアップ。

シングル2Bにノータックパンツ、加えて共生地のベストも用意されているので、ビジネスはもちろん、セレモニアルな着こなしでも大活躍してくれます。

クレリックシャツにペイズリーのタイをオン。タイと同色のシルクチーフを入れると、さらなる“ハレ”感が加わります。

ここまででお伝えしたとおり、「+1(プラスワン)」のシーンを具体的に想定して通勤服を選ぶことで、春先のコーディネイトがグッと広がりますよ。