B&Y

MenuClose

Season One
PEOPLE

Text Takuhito Kawashima


Published July 09, 2021

Text Takuhito Kawashima

Published July 09, 2021

BEAUTYとYOUTH(美しさ&若さ)の両方を持つオトナを紹介するべく始まった“PEOPLE”の Season Oneはここでいったん一区切り。これまでにご出演いただいたアーティストやデザイナー、それにサーファーやミュージシャンなどは、ときに知的で、ときに無邪気。ラフでクールな17名のオトナたち。そんな彼らに実際に選んでもらった洋服をお家やアトリエや勤め先のオフィスなど、その人のパーソナリティが色濃く出る場所での撮影を敢行。このようにして17名とたくさん話し、17箇所の現場を訪れ改めて思ったことは、「人が服をつくる」ということだった。
“人生楽しんだもの勝ち”とはまさにその通りで、そこには毎日着るための“衣服”としての洋服ではなく、毎日を楽しむための“ファッション”としての洋服が存在する。ちょっとした意識の持ち方で、今までの“当たり前”が特別な時間や場所に変わる。次のSeason Twoでもご紹介したい、また新たなものの考え方を持った、ファッションの力を信じるたくさんの“PEOPLE”に。

DUAL PACK Polo Shirt, Beige, BEAUTY&YOUTH
Print Shirt, Striped, TOWN
DUAL PACK Easy Pants, Dark Gray, BEAUTY&YOUTH

バンド「WONK」のボーカルを務める長塚健斗さんにはもうひとつの顔があった。それは音楽と変わらぬ情熱を持って幼い頃から続けているという料理人としての顔。自らを飽き性と称する長塚さんが続けてきたそれらふたつは「自らの手でどちらも直接人を幸せにできるもの」だった。「美味しい」「あの歌良かった」という言葉が、長塚さんならではのBEAUTY&YOUTHな一面を育み続ける。

Oxford Button-down Shirt, White, 5525gallery × BEAUTY&YOUTH

「ちゃんと作られているいいものを無くさず残せないか」と焼き物職人と私たちをface to faceで繋ぐのは‘’器つか本‘’を主宰する塚本憲央さん。お客さんの趣味や好きな音楽まで様々なことをリサーチした上で器の提案をするさまは、さながら器のスタイリストのようだった。

Aloha Shirt, Pink, KONA BAY HAWAII × BEAUTY&YOUTH
Ankle Pants, Beige, BEAUTY&YOUTH
Sports Sandals, Light Gray, TEVA × BEAUTY&YOUTH

独特の審美眼で紙とそれにまつわるものをセレクトするPapier Laboの店主、江藤公昭さん。江藤さんが教えてくれたのは、モノとの付き合い方と距離感。「今は情報過多で、バイアスがかかり、しっかりとモノと向き合えない状態になっている」と江藤さん。“直感”を信じることで、選ぶものにも一貫性(=その人のセンス)が出てくるというわけだ。

Sweatshirt, Dark Gray, GOLDWIN × BEAUTY&YOUTH
Sweatpants, Dark Gray, GOLDWIN × BEAUTY&YOUTH

ラッパー、アーティスト、コンテンポラリーダンサー。ここ数年で環ROYさんの肩書きは極めて曖昧なものになった。ジャンルの狭間で揺れ動くようにさまざまなシーンで活躍する環さんは自身の服選びについて、「音楽はコミュニケーションで、視覚情報もコミュニケーションの一部なので。だから“美しいに越したことはない”ってちょっと消極的な観点で服を選びます」と話す。

Band Collar Shirt, White, 5525GALLERY × BEAUTY&YOUTH

BEAUTY&YOUTHのメンズファッションディレクターを務め、日々新規ブランドの仕入れや製作、コラボレーションまでを試行錯誤する藤橋享平。「装うことの本質は、その服によって生活が豊かになるかどうか」だと話す。高級なシャツもアクティビティ用のフリースも、ローファーもスニーカーも同じく、気分を上げるためのモノ。まさにBEAUTY&YOUTHを体現するような言葉だった。

Polo Sweater, Navy, BEAUTY&YOUTH

トップヘアスタイリストKENSHINさんが2019年に誕生させたヘアサロン兼研究所であるEpo Labo。それまでの美容室の常識を大胆に刷新すべく、ヘアスタイリストのみならず精油蒸留技師や調香師技術までを集結させることで、技術からプロダクトまで、自分たちの手で作り上げることを可能にした。見直すべきモノの価値やラグジュアリーという言葉の本当の意味、それらを改めて考え直すきっかけを与えてくれた。

Swing Top, Black, DAIWA PIER39 × BEAUTY&YOUTH
Easy Trousers, Black, DAIWA PIER39 × BEAUTY&YOUTH
Knit Polo, Beige, BEAUTY&YOUTH
Easy Trousers, Olive, DAIWA PIER39 × BEAUTY&YOUTH

「ノリと作り込みの間にこそ、かっこいいものがある」と話してくれたのは現代アーティストの小畑多丘さん。形と空間。作ると壊す。対になるものを一緒に考えることで見える新たな気づきの可能性を教えてくれた。

5 Pockets Easy Pants, White, COMFORTABLE REASON × BEAUTY&YOUTH

独自の感性で創作活動をするアーティストの片岡亮介さんにセンスとは何かを聞いた。返ってきたのは「知識と経験だと思います」という答え。人や服や石、日々さまざまなものを注意深く観察し、考える。そういった日常があるからこそ成り立つ片岡さんの「センス」はきっとこれからも、この世にありふれたものに角度を与えアートに昇華させる。

Coverall Jacket, Beige, ATELIER BETON × BEAUTY&YOUTH

街や家あらゆる場所に溢れる「光」に新たな形を与えるのは、ネオンアーティストのWAKUさん。「僕の作品があることによって見過ごされた光というものに再び注目が集まるといい」という言葉の通り、WAKUさんの作品を見た後に街中を歩くと、普段気にも止めないはずの光というものの存在にふと気付かされる。そこにあるものは本当にあって当たり前のものなのか……。日常の風景を考えさせる力がWAKUさんの作品にはある。

Wide Basque Shirt, Black, BEAUTY&YOUTH

未完の大作「草原の大きな扉」や紙に石の質感を印刷して組み上げた「かみのいし」の制作で業界からも特異な存在として注目を集めるのは建築家の中山英之さん。「建築には役目を終えても美しい風景の一部として残る、永続的な若さと精神的な美がある」と教えてくれた。

Cut & Sewn, Medium Brown, AURALEE × BEAUTY&YOUTH

今や多くの人がAURALEEの素材やシルエットに対するこだわりを知っている。デザイナーの岩井良太さんは、なぜ執拗にそこにこだわるのかという質問に対して、「服だけに目が行くのではなく、その人とその周りの雰囲気をよくするためにこだわるんです」と、教えてくれた。服をデザインするのではなく、着る人とその人の周りまでをもデザインする。岩井さんの仕事は、洋服を作りつつも、人が纏う空気感までもデザインしていることに納得した。

Cotton Sweater, White, BEAUTY&YOUTH

テキストやグラフィック、写真をまずはきれいに整える。そんな常識はアートディレクターの前田晃伸さんには通用しない。あえてバランスを崩してみたり、タイトルは本当に一番上にあるべきなのか考え直してみたり。「まずは常識を疑ってみるんです」と話すように前田さんの作るページには普通と違う何かがあって、いつもドキドキ、ワクワクさせられる。当たり前を当たり前としないこと。そんなマインドが見えずらかったモノを美しく見せるのだろう。

Cut&Sewn, Olive, BEAUTY&YOUTH
Short Sleeve Shirt, Navy, BEAUTY&YOUTH

紙の上に描かれるのは1色のアナログな線。まさに「Less is more」なドローイングスタイルで個展や広告で活躍するのは、アーティストの長場雄さん。取材中もまるで少年のような笑顔で対応してくれながら、この複雑化した世の中に対して「僕たちは少し物事を深く考えすぎているかもしれませんね」と、もっとシンプルに考えることを教えてくれた。

Jeans, Black, FUTURE SERVICE × BEAUTY&YOUTH

プロサーファーとして活躍しながら、現在ではスノーボードや登山、キャンプなど活動の場を広げるのは和光 大さん。プロとしての生活や世界をまわる旅の果てに和光さんが行き着いたのが「ウェルネス」という考え方だった。「僕にとってのウェルネスは色々なことに挑戦することだったんです」という言葉の通り、サーフィンばかりしていたライススタイルから、現在のようにさまざまなアクティビティに挑戦するようになった。

Sweatshirt, Light Gray/White, Prince × BEAUTY&YOUTH

無駄な装飾を省き、日本人の顔に合うメガネを作り続けるayameのデザイナー、今泉悠さんが目指すのは「街の眼鏡屋」。他ブランドのフレームにもレンズを入れるし、ブランドの最新作を執拗に勧めるのにも懐疑的。あくまでお客さんのライフスタイルに合ったプロダクト作りを重視している。それはBEAUTY&YOUTHの「なにを着るかより誰が着るか」という考え方と、どこか重なるところを感じた。

Adjust Crew Neck Cut & Sewn, Black, BEAUTY&YOUTH
Belted Easy Pants, Black, BEAUTY&YOUTH
Jacket, Beige, BEAUTY&YOUTH

「モノの魅力を100%伝えるには伝える場所と人が必要です」と話すのはUNITED ARROWSとBEAUTY&YOUTHの販売部を統括する清水学。UNITED ARROWSに入社して25年。その半分以上は店舗で仕事をした。その長い経験で感じた事こそが「場所と人」の重要性だった。良い店づくりとスタッフの育成。UNITED ARROWSの精神はこれからも清水たちによって受け継がれていくのだろう。

Stan Smith, Beige, adidas Originals for BEAUTY&YOUTH

ユーモアあふれる視線と、誰もが描けそうで描けない唯一無二のスタイルでヒト・モノ・コトを切り取り記号化するのはアーティストHIMAAこと平山昌尚さん。「他に絵が上手い人はいるし、世の中に僕みたいな人がいても良いかなと思ったんです」と、平山さんは今のスタイルを確立した経緯を話してくれた。シンプルでいて、見たものにすべての判断を委ねるような作品の数々には時代を超越する力がある。

Keep reading

More

A collection of people with
beautiful and youthful minds

PEOPLEはBEAUTY&YOUTHが大切にする“美しさ”と“若さ”の両方を持つオトナたちを紹介するメディアです。ときに知的で、ときに無邪気で、ときにラフで。年齢や職業にとらわれることなく、美しさと若さをまとうことが生活を豊かにするというファッションの本質を伝えます。