連載コラム【音楽のある風景】 Vol.80

2018.12.27

グリーンレーベル リラクシング のBGMを選曲されている、
選曲家の橋本徹さんよりコラム【音楽のある風景】が届きました。

どうぞお楽しみください!

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12月の選曲は、都会の情景を甘美に色づかせる心地よいメロウ・ブリーズのように。
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12月も残りあとわずか、2018年もどうもありがとうございました。
クリスマスも終わり、僕が選曲した今年最後のコンピCD『Free Soul~2010s Urban-Breeze』がリリースされました。

すでに約120タイトルを数え来年には25周年を迎える"Free Soul"シリーズのアップデイト版として注目を集め、ソウルとジャズとヒップホップの蜜月が生んだ現代のアーバン・ミュージックの充実を伝え大きな人気を呼んできた、"2010s Urban"シリーズの第7弾となる待望の最新作。
昨今のCity Pop~AORリヴァイヴァルの隆盛も踏まえメロウ・ブリージンなフレイヴァーをまぶして、ここ2年くらいのマイ・フェイヴァリットを中心に"2010年代のアーバン・ブリーズ"をテーマに贈る珠玉のコンピレイションです。

心地よく吹き抜ける柔らかな風のように、都会の情景を甘美に色づかせるメロウ・グルーヴ。
カマシ・ワシントンやトム・ミッシュといった2010年代を象徴する人気者が顔を揃える、グルーヴィン&ドライヴィンな流れ。
ミシェル・ンデオゲチェロによるTLC「Waterfalls」の絶品カヴァーから、涙なしには聴けないサンファとカーティス・メイフィールドの夢の架空デュエットへの心打たれる崇高なリレー。
サウダージ・メロウなブラジル産AORの名曲群に、ポスト・フランク・オーシャンの時代を映しだす内省的なメロウネスとハイブリッドな音楽性を併せもつインナー・シティー・ソウル・ミュージック、ポスト・J・ディラ~クリス・デイヴ時代のジャズ~ビート・ミュージック。
そしてジャケット・デザインもこの上なく素晴らしくアーバン。

街の風景としなやかに溶け合ってアーバンなメロウ・ブリーズがそよぐように"Sweet Life"を祝福するエンディングまで、とにかくこれは聴いていてロマンティックで心地よい79分55秒の至福の音楽旅行。
皆さんの日常のハッピー&ブルーに優しく寄り添い、その心象風景を甘美に彩ってくれる一枚です。
この『Free Soul~2010s Urban-Breeze』を2018年の置き土産に、2019年も素敵な音楽との出会いがありますようにと願いながら、良いお年を!

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12月の選盤

累計セールス120万枚を越える"Free Soul"ブランドの新提案アップデイトとして注目を浴び、これまでに6作がリリースされ、ソウルとジャズとヒップホップの蜜月が生んだ現代のアーバン・メロウ・ミュージックの充実を伝え大きな人気を呼んできた"2010s Urban"シリーズの最新作となる、しなやかに色づく都市の風景にそよぐメロウ・ブリージンな名作が約80分にわたって連なる橋本徹さん選曲のコンピレイション『Free Soul~2010s Urban-Breeze』

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橋本徹 (SUBURBIA)
編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。
サバービア・ファクトリー主宰。
渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。
『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』『音楽のある風景』『Good Mellows』シリーズなど、
選曲を手がけたコンピCDは340枚を越える。
USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」「usen for Free Soul」を監修・制作。
著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。
http://apres-midi.biz
http://music.usen.com/channel/d03/

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