HOKA | W BONDI 7EX
HOKAのボリューム感は、女性に“便利”がたくさん
服とのコントラストを生みながら
脚に馴染む上品なワントーン
トレイルランニングの世界からデビューしたHOKA。長い距離を走ることでかかる衝撃やたまる疲労を、大きくて分厚いクッションによって軽減するために生まれた、極端なシルエットは、今や日常のファッションでもすっかりおなじみになりました。そんなブランドを象徴するモデルが、2011年から歴代にわたってシリーズが更新されていく「BONDI」です。ボリュームのあるソール、大きくロゴが入ったサイドビューが特徴です。
今回紹介するのは7作目、「BONDI 7」の国内エクスクルーシブカラーです。ミルク色のワントーンは、ショーツやスカートなど、ボトムスと靴が分離した時に、日本人の肌に合わせやすい上品なカラーリング。スニーカーのトレンド文脈とは違って、よりファッション的な普遍性の高さを感じます。
FUG.
レディスって、不思議なくらい足元が自由だと思います。街を見渡せば、華奢な服に存在感のあるシルエットのスニーカーを合わせていたり、逆にワイドなパンツの裾から薄底がのぞいていたり。メンズの感覚からすると、服と靴を馴染ませるというより、コントラストを作ることで辻褄を合わせるというか、バランスを図っているように感じます。それがどこまで意識的なものかは僕にはわかりません。ただ、服と足元を少し崩すだけで見え方は変わることは確かです。そう思うと、HOKAの「BONDI 7」のボリュームは、「はずし」によってファッションを楽しめる要素の一つではないでしょうか。
FUG.
1日中歩いても疲れない、という快適性も大事だと思います。歩いたり、電車に乗ったり、立ち続けたり。そんな1日をどう心地よく、というよりストレスなく過ごせるか。行動範囲が広がって、自分時間が豊かになる。それもまたスニーカーを履く魅力の一つだと思います。忙しい休日に、ファッションも楽しめるHOKAはおすすめです。
小澤 匡行
1978年生まれ、千葉県出身。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経たのちに編集、ライター業をスタート。著作に「東京スニーカー史」(立東舎)、「1995年のエア マックス」(中央公論新社)など。