PASCUCCI for Odette e Odile

Loafer

プロダクトを通じ環境に思いを馳せる。
こだわりのレザーシューズ。

イタリア・トスカーナの名門タンナー〈INCAS〉で作られたベジタブルタンニンなめしのレザーを採用した一足。水のように透き通る味わい深い発色と、その包み込むような柔らかな質感は、この加工方法ならではの仕上がりです。重金属系の薬品を使わず植物から抽出した渋を主な原料として使うため、一般的なクロムなめしに比べて環境への負荷が少ない加工方法ですが、非常に手間と時間がかかるのが現実。環境問題とは切っても切り離せないレザーの加工ですが、世界中のタンナーやブランドが環境に負荷のかからない技術を生み出そうと日々向き合っています。一足のシューズを通して、その製作工程やその裏にある環境問題について考えてみることも、サステナブルへの意識を高める一歩に繋がるのではないでしょうか。 Photo_ Takeshi Wakabayashi