ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること

ウツワ

2016.01.27 WED.

人気モデルる鹿がガイドする東京1日観光 —日本文化を満喫する銀座編—

浅草編に続き今回スポットを当てたのは、大人の街銀座。伝統芸能やトレンドの発信地として、また観光客のお買い物スポットとして、多くの人を惹き付ける銀座で、る鹿さんが選んだ巡るべき観光スポットとは…? 長年愛される老舗店から、知る人ぞ知る小さな古書店まで、銀座の1日をガイドします!

Photo_Yuhki Yamamoto
Text_Noriko Ohba

まずは、銀座の中心地から観光をスタート!

「中央通り」と「晴海通り」が交わる銀座の中心、四丁目交差点から歩いてすぐのロケーションにある老舗店「鳩居堂」から、銀座観光は始まります。

和紙製品や書画用品、お香など、日本の伝統文化を感じるアイテムが豊富にそろう「鳩居堂」。「和の小物を中国にいる家族や友達に買っていくと、すごく喜ばれるの」と、る鹿さんが言うように、店内は外国人へのお土産を選ぶ人や、日本旅行の思い出にお土産を買う人たちで、連日大にぎわい。

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壁にかかった「筆研紙墨皆極精良」(鳩居堂の書道用具はどれもよくできている)の看板の下には、色とりどりの和紙がずらりと並んでいます。

特に、お土産品として人気なのが、鳩居堂オリジナルの和紙表紙のノートや、ポケットやバッグに忍ばせて使う、小さなにほひ袋。「すれ違ったときに、ふんわりと和の香りがしたら、大人の女性って感じがして素敵だよね」と、る鹿さんも、にほひ袋をひとつお買い上げ。

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東京鳩居堂 銀座本店
DATA
東京都中央区銀座5-7-4
http://www.kyukyodo.co.jp

碁盤の目状になっている銀座の街並は、通りを挟んで有名百貨店や路面店など、さまざまなショップが軒を連ね、“ウィンドウショッピング”をしながら歩くのも楽しい街。る鹿さんも、道ゆくおしゃれな人を観察したり、立ち止まってウィンドウをのぞいたりと、楽しそう。中央通りをてくてく、外堀通りをプラプラ、あっという間にマロニエ通りの入り口まで歩いてやってきました。

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マロニエ通りの入り口にあるファッションビル「マロニエゲート」の1階には、「ユナイテッドアローズ 銀座店」が。ガラス張りの大きなウィンドウからは、ドレステイストが美しい上質なアイテムが並んでいるのが見えます。「センスのいいディスプレイを見ているだけで、テンションがあがる♪」と、ウィンドウ越しに熱い視線を送る、る鹿さん。


ユナイテッドアローズ 銀座店
DATA
東京都中央区銀座2-2-14
マロニエゲートB1・1F
http://www.united-arrows.jp/shop/ugz.html

知的好奇心を高める! 「ポーラ ミュージアム アネックス」へ

銀座観光に来たら、“ギャラリー巡り”も楽しみのひとつ。街には、大小さまざまな画廊やアートスペース、美術館があり、骨董や陶芸、日本画から現代アートまで幅広く鑑賞できます。

る鹿さん一押しは、「ポーラ ミュージアム アネックス」。たっぷりの光が差し込む白を基調とした空間は心地よく、1年を通して、美意識や感性を磨ける注目の企画展を開催しています。しかも常時無料で開放しているというのだから、見逃せない観光スポットなのです。

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「今はどんな企画展をしているのかな〜と、ふらっと立ち寄っています。昔の日本文化に焦点を当てた企画展から現代美術まで、さまざまな企画展を開催しているので、観光で訪れるにも最適! 中国から友達が来たら、連れて行きたい場所です」


ポーラ ミュージアム アネックス
DATA
東京都中央区銀座1-7-7 
ポーラ銀座ビル3F
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/

「ポーラ ミュージアム アネックス」で感性を刺激したところで、次は東銀座方面へ。東銀座で日本文化を味わえる名所と言えば、歌舞伎座。今回は、歌舞伎座の横手に佇む、とっておきの穴場スポットを訪れました。

少々狭い階段を登り、たどり着いたそこは……四方八方を本に囲まれた異空間! る鹿さんも「本が天井まで積み上がってる! 崩れないのかな」と心配になるほど。ここは、歌舞伎や文楽といった古典芸能や落語や演芸ものを中心とした古書店で、小さな空間に本やポスターなどがひしめき合っています。

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「このなかにはきっとお宝も眠っているんだろうな。いったいどれくらいの本や品物があるのですか?」と、る鹿さんが尋ねるとオーナーの小林さんは「うーん、正式に数えたことはないんだけど…たぶん1万5000点くらい?かな?」と自信なさげ(笑)。

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尾上菊五郎氏のサイン入り達磨や、江戸時代の上演中の興行を宣伝した絵付番付など、珍しい1点アイテムも多く、海外から日本文化の研究者がやってくることもしばしば。また常連さんのなかには、古典芸能に詳しい小林さんと話すことを楽しみに足を運ぶ人も多いのだそう。


木挽堂書店
DATA
東京都中央区銀座4-13-14
銀座メイフラワーハウス2F
http://homepage3.nifty.com/kobikido_shoten/

たくさんの日本文化に触れた銀座観光は、“BONSAI”で締め!

いよいよ、銀座観光案内もラスト。ゴールの観光場所として、る鹿さんが選んだのは“盆栽”専門店「雨竹庵」。今や“KAWAII”に続き、“BONSAI”も世界共通語になりつつあり、「雨竹庵」では、手のひらに乗るほどの盆栽から数百年のときを生きた古典名木まで、さまざまな盆栽文化を発信しています。

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店長の島田さんから「盆栽は、鉢のなかに“自然の風景”を凝縮して表現しているんですよ」と聞くと、る鹿さんは少しの間沈黙、目の前の鉢をじっと見つめています。「幹の曲がり方も、深みのある緑も全体が調和していてきれいですね」と、その美しさを味わっていました。

2階にあがると、こちらにもさまざまな鉢が鎮座。そのなかに、蕾がふくらみつつある梅の樹の鉢を発見すると、「見てみて! 蕾がちょっと開いて花びらが見えるよ!」と、嬉しそう。すっかり盆栽の魅力の虜になったようです。

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銀座 雨竹庵
DATA
東京都中央区銀座7-9-10
銀七ビル
http://www.bonsai-uchikutei.com/uchikuan.html

和紙や古書、盆栽など日本の伝統文化を満喫し、一方でウィンドウショッピングやアートギャラリーなど、洗練された“今”の空間も堪能した、る鹿さんの銀座案内いかがでしたか? 「ひとつの街にスポットを当てて観光をすると、その場所に根付いた文化に触れることができて楽しい。今回のガイドで浅草と銀座がよりいっそう身近に、大好きになりました」と、る鹿さん。気になるスポットがあったらぜひ、訪れてみて。

INFORMATION

株式会社ユナイテッドアローズ公式WeChatスタート。

WeChat ID:UNITEDARROWS_LTD

PROFILE

る鹿

1992年生まれ。友人が載せたSNSの写真がプロダクションの目に留まり、モデルデビュー。2015年に来日し、『NYLON japan』や『SEDA』ほか、『mini』などでも活躍するほか、東京コレクションにも出演。等身大の素顔が見られるインスタグラム(@luluxinggg)も話題に。

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