
シルエットで見比べる
スーツスナップ
スーツの印象を大きく左右する「シルエット」。SLIM、NORMAL、WIDEという3つのスーツシルエット別に、ユナイテッドアローズのスタッフスナップをお届けします。あなたが今求める、自分らしいシルエットはどれなのか? 9人のスタイリングを参考に、イメージを膨らませてみてください。
SLIM
SLIM
シャープで上品な佇まいを演出するスリムシルエット。体型がそのまま反映されやすいため、肩や胴回りのほか、パンツの腰回りや丈など、全体的にややゆとりを持たせたサイズ選びでバランスに気をつけましょう。
01KENGO TSUJI
green label relaxing LUMINE IKEBUKURO



グリーンレーベル リラクシング ルミネ池袋店
辻 健吾
「シルエットはスーツの顔を作るもの」と話す辻さんがスーツを着る際に気を付けているのは、全体的なバランス。スリムシルエットならば、セオリーは足元もボリュームを抑え、ネクタイは太過ぎないものを選び、ノット(結び)もシャープに。スリムなシルエットを際立たせ、全体的にスッキリ見せることを意識している。
02SHOICHI YOKOYAMA
BEAUTY&YOUTH PR



ビューティー&ユース PR
横山 翔一
ビジネスの現場ではカジュアル化が加速している。横山さんが着るこのスーツもそんな時代の流れから生まれたウォッシャブルでウール調の合繊素材。着こなしのポイントは「カジュアルになり過ぎず、カチッと見えること」。足元は黒の革靴に、インナーは伸縮性のあるシャツを、スーツのカラーと統一感も持ってシックにまとめた。
着用モデル
03TATSUKI INAGAKI
UNITED ARROWS FUTAKOTAMAGAWA



ユナイテッドアローズ 二子玉川店
稲垣 達樹
「自分のような細身体型でも、貧相に見えずスーツをカッコよく着こなす方法はある」と稲垣さん。たとえば、Vゾーンを濃いめのカラーでメリハリをつけるのもテクニックのひとつだ。個人的にスーツを着こなす際に大切にしているのは、セオリーとは逆に、スーツ・シャツ・タイの色をあわせすぎないこと。「歴史やルールがある、そこを理解した上でどうハズすか、らしさを出すかがスーツを楽しむコツ」だとも話してくれた。
着用モデル
NORMAL
NORMAL
汎用性の高い王道のシルエットだからこそ、UNITED ARROWS、BEAUTY&YOUTH、green label relaxingという3つのレーベルによって、ノーマルの中にも振り幅と深みがある。幅広い選択肢からご自分にあったスーツが見つかります。
04MIZUKI INOUE
green label relaxing PR



グリーンレーベル リラクシング PR
井上 瑞稀
コーディネートのポイントは「そのスーツをどこで着用するか」だと話す井上さん。どんな場面で、着る自分がどう印象づくのか。ルールから外れ過ぎず、年齢に相応しい着こなしにこだわりたい。「ネクタイの柄やシャツは、派手にならないようシックな色でまとめたり、私のキャラクターでは若見えしてしまうビビットなシャツやアイテムは控えたり。年齢によって楽しみ方が変わることも、スーツの魅力のひとつなんです」
05TSUYOSHI TAKANO
BEAUTY&YOUTH FUNABASHI



ビューティー&ユース 船橋店
高野 剛
「個人的にスーツを着る際の裏テーマは、SPっぽく見えること」とはにかんでみせる高野さん。年齢を重ねれば重ねるほど、冠婚葬祭などスーツをスーツらしく着る場面は増えてくる。それゆえに、着るときはビシッとしたいのだ。その際のスタイリングのポイントは、パンツ選びに尽きるそう。やや高度そうに見えるが、パンツの丈やそのバランスさえ気をつければ、大きな失敗はないと太鼓判を押してくれた。
06KAI TAKAHASHI
UNITED ARROWS MARUNOUCHI



ユナイテッドアローズ 丸の内店
髙橋 開
ロープドショルダーと呼ばれる肩先にかけて登る様なラインが特徴の英国モデル。セオリーでは、ネクタイやシャツは濃いめを合わせ、シックにカチッと着る。「でも今日は柔らかい印象になるようなカラーのシャツとネクタイ、シューズでガラッとハズしました」と髙橋さん。コーディネートを考えるときに大切しているのは、ルールの中で自分らしさを取り入れることだ。
着用モデル
WIDE
WIDE
緩やかでコンフォートなセットアップから、男らしいクラシックでゆとりあるフォルムのスーツまで、最もテイストの幅が広いワイドシルエット。それぞれの特性に合わせたコーディネートで着こなしてください。
07KENSUKE WADA
green label relaxing LUMINE YOKOHAMA



グリーンレーベル リラクシング ルミネ横浜店
和田 健介
「スーツのシルエット選びは、自分らしさや個性を表現できるもの」と和田さん。ワイドなシルエットを着こなす際の注意点は、カジュアルになりすぎないこと。この日は、ストレッチ性と接触冷感の機能を備えた生地が特徴のセットアップに、足元はローファー、インナーには襟の高めなポロシャツ。「全体の雰囲気をまとめながら、セオリーに縛られ過ぎず、自由に着こなすことを大切にしています」
08RYOHEI TAKEMURA
UNITED ARROWS TACHIKAWA



ユナイテッドアローズ 立川店
竹村 亮平
「コロナ以降のひとつのトレンドと言えるオフィスカジュアルを象徴するようなシルエット」と語る竹村さん。リラックスできる着心地や動きやすさを意識したワイドシルエットで、ポケットも目立たないデザインの洗練されたセットアップだ。スーツやセットアップを着るのは、週1回程度。「ドレススタイルにそこまで慣れていないので、カジュアルに崩しすぎないようにインナーは品のあるニット素材のものを選びました」
09NAOKI TAKASE
UNITED ARROWS DISTRIBUTER



ユナイテッドアローズ ディストリビューター
高瀬 直貴
今こそ、ダブルのスーツは挑戦しやすいスタイルだとお薦めする高瀬さん。「かつてはクラシックなものでしたが、ファッションで楽しむ若い方やオフィシャルなシーンで着用される方は増えている」。この日のコーディネートのポイントは、伝統的なペンシルストライプに、モダンな要素を加えた。「トーンはまとめつつ、ネクタイの柄やシャツの襟型で遊びました。アクセントは欲しいけど、相手や周囲に失礼にならないことがスーツのスタイリングで大切にしていることです」
着用モデル