UNITED ARROWS LTD. UNITED ARROWS LTD. UNITED ARROWS BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS UNITED ARROWS green label relaxing Personal Order Consulation Series Collection facebook X LINE
30代はどんなスーツを着るべき?"若手仕様"からアップデートする着こなしとおすすめのアイテム

30代はどんなスーツを着るべき?"若手仕様"からアップデートする着こなしとおすすめのアイテム

30代になったらどんなスーツを選ぶべきか、“若手仕様”からアップデートするポイントを紹介します。就活やフレッシャーズ時代のスーツをそのまま着続けていると、立場や仕事の内容に対してどこか"若手感"が残ってしまうことも。若々しさは保ちつつ、落ち着きと信頼感を感じさせるためには、スーツの色や柄選びはもちろん、素材や仕立て、シャツやネクタイ、小物使いまで見直していくことが大切です。

INDEX

20代と30代ではスーツの装いはどう違う? 30代のスーツ選びのコツ 30代におすすめのシャツとネクタイのコーデとは? 「タブカラーシャツ」でワンランク上の着こなしに 30代は「チーフ」を味方につけるべし 30代はこなれ感のある装いで自信を演出

20代と30代ではスーツの装いはどう違う?

https://store.united-arrows.co.jp/brand/glr/item/3100025Y0017?clr_id=102
https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100025F1069?clr_id=101

30代は、実はスーツを見直す絶好のタイミングです。仕事の幅が広がり、職場での立場も変化していくこの時期は、装いも20代のころからアップデートしておきたいところ。
20代では、左写真のような無地スーツにストライプタイを合わせた“若々しさ”のある装いが頼もしい味方でしたが、30代で意識したいのは“落ち着き”と“自信”です。右写真のように、色使いや合わせ方を少し大人寄りにシフトさせて、フレッシャーズ感から一歩抜け出したこなれた着こなしを心がけましょう。

30代のスーツ選びのコツ

「素材と仕立て」にこだわるべし
https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100024S0472?clr_id=101
https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100024S0472?clr_id=101

30代になったら、スーツは「枚数」よりも「素材と仕立て」に目を向けたいところ。20代のときの一着とは違い、上質でワンランク上の印象を与えるスーツを意識しましょう。ほんのり艶感のある上質な生地を用いたスーツや、芯地をしっかり入れて仕立てたテーラードスーツなら、身体のラインを美しく整えつつ、若手のスーツスタイルと差をつけることができます。

https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100024S0472?clr_id=101
https://store.united-arrows.co.jp/brand/ua/item/1100024S0472?clr_id=101

近年は、若手のビジカジスタイルに向けたイージースーツも人気ですが、30代なら裏地の仕立てやディテールにまでこだわったきちんとした「テーラードスーツ」を揃えておきましょう。ここぞという場面で袖を通せる、信頼感のある勝負服として活躍してくれます。

ベーシックカラーの「柄物スーツ」の活用を
ストライプ柄のスーツのトルソー

若手とベテランのちょうど間にいる30代は、若々しさを残しつつも、ほんのりと貫禄も感じさせる装いを意識したい世代。そんなときに頼りになるのが、ネイビーやグレーといったベーシックカラーの「柄物スーツ」。悪目立ちしないきちんと感を保ちながら、フレッシャーズとはひと味違う30代らしい着こなしを演出できます。

30代におすすめのシャツとネクタイのコーデとは?

1. ネクタイに柄を取り入れる
グレースーツを着た男性

スーツだけでなく、シャツやネクタイの合わせ方でも、30代らしさを演出することができます。
例えば、定番のレジメンタルストライプタイ一辺倒ではなく、「幾何学柄」や「ペイズリー」など、少し存在感のある柄のネクタイを取り入れてみるのも一手です。Vゾーンにさりげなくアクセントが生まれ、若手とはひと味違う、垢抜けた着こなしが叶います。

2. シャツとネクタイに柄を取り入れる
ネイビースーツにストライプシャツとドットタイを合わせた男性

ネクタイとシャツ、両方に柄を取り入れた着こなしにもぜひ挑戦を。いつもの無地スーツも、ぐっとこなれた印象で着こなすことができます。その際は、ネクタイとシャツであえて“違う種類の柄”を選ぶのがポイント。柄同士がぶつからず、メリハリのあるVゾーンコーデに仕上げることができます。

3. スーツ、シャツ、ネクタイに柄を取り入れる
ストライプスーツを着た男性

スーツ、シャツ、ネクタイすべてに柄を取り入れるときは、合わせ方にいっそう注意が必要です。柄の種類や大きさ、印象の強さに少しずつ変化をつけて組み合わせることで、まとまりを保ちながら、ほどよいメリハリのあるコーディネートで着こなせます。

「タブカラーシャツ」でワンランク上の着こなしに

タブカラーシャツ
タブカラーシャツとスーツの組み合わせ

シャツの選び方も、20代からアップデートできるポイントです。首元に小さなタブが付き、ネクタイをぐっと持ち上げて見せてくれるタブカラーなら、いつものタイドアップスタイルが一段とエレガントな印象になります。

30代は「チーフ」を味方につけるべし

スーツにチーフを挿した男性

30代の方がスーツを着る際に、ぜひ取り入れていただきたいのが「チーフ」です。胸元にさりげなく挿すだけで、簡単にこなれた印象を出せる、とても便利なアイテム。
王道の「白リネンチーフ」はもちろん、「柄物のチーフ」を選べば、より華やかでおしゃれな着こなしも楽しめます。「チーフ」は悪目立ちしそうで不安……。という方は、スーツと近いトーンの色合いを選ぶのがおすすめです。全体になじみやすく、自然に取り入れることができます。

ノータイのスーツにチーフを挿した男性
ノータイのスーツにチーフを挿した男性

また、「チーフ」はノータイのビジカジスタイルでも活躍します。ネクタイを外すと、どうしても首元が間延びしてどこか物足りない印象になりがちですが、胸元に一枚挿すだけでほどよいアクセントが生まれ、ノータイでもサマになる着こなしへと仕上がります。

30代はこなれ感のある装いで自信を演出

20代の“無難な着こなし”から、素材や仕立て、柄や小物に少しだけ気を配ってクラスアップすること。それが、若さと大人の自信が共存する30代らしいスーツスタイルへと自然につながっていきます。きちんと感は守りつつ、どこか余裕を感じさせるVゾーンやチーフのあしらいで、自分らしいこなれ感をひとさじ加えてみてください。その小さなアップデートの積み重ねが、30代にふさわしい頼もしさを備えた装いを実現してくれます。

橋本慎司

橋本慎司

フリーエディター

1989年生まれ、沖縄県出身。ドレスファッション雑誌『MEN’S EX』の編集部を経たのちフリーランスとして独立。ビジネススーツやオン・オフのジャケットスタイルなどを紹介する誌面やWEB記事を手がける。1950〜60年代米国のアイビーファッションを好み、学生時代よりスーツをビスポークオーダーし愛用する。

おすすめのスーツ / セットアップ
35 件