asics|GEL-1130
「GEL-1130」はasicsのファーストシューズにおすすめです
スタイリングに馴染む限定色
大人が選びたい快適なフィット
近年の<asics>の躍進を支えている中核品番は間違いなく「GEL-KAYANO 14」です。<UNITED ARROWS>でも継続展開されているし、街中で本当によく見かけます。僕も「GEL-KAYANO」を物差しにして、他モデルの特徴や魅力を見極めるようになっています。例えば、キコ・コスタディノフ監修のモデルは、より濃さが凝縮されていて、現代的なデザインが多いですが、「GEL-KAYANO 14」からインスパイアされたこの「GEL-1130」は、ブランド特有のアッパーのレイヤー感が抑えられていて、落ち着いたルックスに惹かれました。コーディネートにさりげなく取り入れたい人にぴったりではないでしょうか。
FUG.
<asics>の直営店と<BEAUTY&YOUTH>限定で展開されるこのエクスクルーシブカラーは、とくに服に合わせやすいカラーリングだと思いました。シルバーが主張するテッキーなアッパーではなく、グレーがかったメッシュにカーキが落ち着いていて大人っぽいし、冬のシーズンでも取り入れやすいなと。それに加えて昨今のスニーカー市場から考えると、この手頃なプライスはとてもありがたい。
FUG.
GELテクノロジーのおかげでクッション性に優れていて、高い安定性もあります。オーバースペックではなく、街での快適さに必要な機能をまとめたデザインだなと感じます。Y2K文脈のアスレチックシューズは若者向けのイメージが強いですが、この控えめな色合いを生かしたスタイリングでまとめれば、僕の世代でも気軽に履ける一足だと思います。
コーディネートにおすすめのアイテム
▶グレーのロングコート
▶ミリタリーモチーフのパンツ
小澤 匡行
1978年生まれ、千葉県出身。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経たのちに編集、ライター業をスタート。著作に「東京スニーカー史」(立東舎)、「1995年のエア マックス」(中央公論新社)など。