NIKE | DUNK LOW GORE-TEX®

ゴアテックス搭載の「ダンク」は、冷え性の大人におすすめです

多彩なカルチャーと結びついて育った
ストリートの象徴がオールブラックで

数年前の大きなブームに比べると、最近はリリースの頻度が減ってしまっているように感じる「ダンク」ですが、90年代のヴィンテージと2000年代のストリートカルチャーを経験してきた僕のような40代後半にとっては、今でもNIKEを象徴する存在です。改めて説明すると、これは1985年に誕生したバスケットボールシューズ。「エア フォース1」や「エア ジョーダン1」とほぼ同世代ですが、決定的に違うのはソールに「AIR」が搭載されていないこと。つまり前述したような2モデルが、当時のNBAのコートで暴れてきた最新モデルだったのに対して、「ダンク」は全米の大学を中心に普及していた廉価版シューズでした。

FUG.

そうした歴史や日本未発売だった背景もあって、日本の古着屋では幻の存在として高値で扱われたり、ローカルなスケートカルチャーに愛されたことでアートやグラフィックと結びついたりと、何かとバスケ以外の接点が多いモデルでした。思い返せば僕の「ダンク」歴は、ジーンズに合わせるスタイルが多かったです。「エア フォース1」よりもボリュームが少ないため、ジーンズの裾が収まりよく被るイメージがありました。

FUG.

最新作には、雨の日にも履きたくなるゴアテックスが搭載されました。つま先の通気孔も塞がって飾り穴になっていたり、シュータンとアッパーがちゃんと繋がっていて、しっかり防水仕様。また、トリプルブラックというシンプルな配色もいまの空気に合っています。足元でカルチャー色を出すというより、スタイリングを都会的に引き締めるための「ダンク」としてどうでしょうか?また、真冬のスニーカーは加齢とともに冷え性との我慢比べにもなってきます。雨や水だけじゃなく冷気をシャットアウトしてくれる意味でも、ゴア搭載はありがたいですね。

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小澤 匡行
1978年生まれ、千葉県出身。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経たのちに編集、ライター業をスタート。著作に「東京スニーカー史」(立東舎)、「1995年のエア マックス」(中央公論新社)など。

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