adidas Originals | SUPERSTAR VINTAGE

いつの時代にも足元の選択肢に残り続けるアイコン

オリジナル誕生年の仕様を再現
品格のあるカルチャーアイコン

僕の世代にとってアディダスといえば「スーパースター」です。もちろん他にも代表的なモデルはありますが、30年以上もの長いファッション歴で、ずっと足元の選択肢に入り続けるアディダスは、そう多くない。初のレザー製バスケットボールシューズとして誕生し、ダンス、ヒップホップ、ヴィンテージ、そして裏原宿。常にストリートカルチャーの足元に選ばれ続けた、かなり珍しい存在だと思います。だからいつでも安心できるというか。今でも定期的に履いています。

FUG.

でもこれ、今まで見てきたスーパースターと、少し違いました。現行モデルよりも、高級感というか、品がある。そう直感で思えたのは、側部のスリーストライプス(黒い3本線)が細く、間にしっかりと余白があるから。白の分量が多く、すっきりミニマムに見えませんか。シュータンやヒールタブにロゴがないことも、その印象を強めています。この「スーパースター ヴィンテージ」は、オリジナルが誕生した1969年製の仕様を再現しているため、だから佇まいがレトロ。僕は実際にこの年代のヴィンテージをちゃんと見たことは多分ありません。てか、もしこのきれいな状態でオリジナルを所持していたら、それはそうとうな博物館級でしょう。アディダスの復刻って、もう生で見る機会はないだろうな、と思うヴィンテージをすごく高いクオリティで再現してくれることが多く、そのたびにヘリテージへの視点の深さと愛着を感じることがあります。

FUG.

「スーパースター」が一番似合うのは、やっぱり黒いトラックスーツ。ただ、さすがにこの年齢でそのままのオールドスクールな格好は難しい。だから当時のムードだけを借りて、上下黒のスタイルで合わせるのが定番。上質なニットに共地のパンツ。いいコットンを使ったスウェット上下。上品なスニーカーは、上品な素材と現代のシルエットで履く。そのバランスを楽しんでいます。

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▶黒のクルーネックニット
▶黒のスウェットパンツ

小澤 匡行
1978年生まれ、千葉県出身。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経たのちに編集、ライター業をスタート。著作に「東京スニーカー史」(立東舎)、「1995年のエア マックス」(中央公論新社)など。

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