UPDATE:2021.11.17
ビギンが総力を挙げ、
問答無用!忖度なし!の超特選品を紹介する
名物企画「ザ・グレート・ラベルズ」が、
長年にわたって気心を知れてる♡
ユナイテッドアローズにて復活!!
単に高けりゃいいってモノじゃない。
持っていて〝気持ちのいいモノ″を
新旧問わず発掘し、
編集部員たちが
The Great Labelたる
所以を明かしていきます!



「ダウンと同じ要領で
空気で遮熱してあったかい!」
空気を段階的に入れて
シルエットを調節!?

「フレキシブルにロフト感を変えられて
服好きにとっても大注目!」
セキグチ おっ! いつも空気のように気配を消してる、フクちゃんみっけ。
フクニシ マックみっけ、みたいに言わないでください~。空気といえばすごいアウターを UA でみっけたんですよ。
セキグチ え、なになに?
フクニシ ダウンの代わりに空気を入れたアウターがあるんです。
セキグチ ちょっとなに言ってるかわかんない。
フクニシ でもそのままなんです……。エミュレーションっていう新しいブランドの技術なんですけど、ダウンジャケットってなんで温かいか知ってますか? 勘違いしがちなんですが、羽毛が温かいからってわけではないんですよ。
セキグチ それくらい知ってるわ! 羽毛を充填することで膨らんで、その間に空気の層ができて、高い保温性を得られるんだろ?
フクニシ さすがです、セキグチさん。空気の遮熱性によって温かくなるんですよね。
セキグチ んん!? ちょっと待て……。さっき言ってた、ダウンの代わりに空気を入れたアウターってまさか、あえて空気を充填したってこと?
空気という、もっとも
エコな資源を有効活用

エミュレーションのエアユニットは、ライニングに空気の注入口を備え、ここから空気を出し入れする仕組み。ノズル・チューブ・マウスピースとノズル・ハンドポンプが付属し、こちらを使って空気を充填することができる。エミュレーションは限りある動物資源や石油資源を使わず、空気というもっともエコロジーな資源を活用し、エアユニットをカジュアルウェアに落とし込んだ新ブランドだ。
フクニシ おっしゃる通りです。
セキグチ へ~。でも理屈としてはわかるんだけど、ホントにあったかいの? やっぱダウン入ってた方があったかそうじゃね?
フクニシ かしこまりました。きっとそう言われるだろうなと思って、特別に UA さんからお借りしてきました。着てみてください。
セキグチ 珍しく準備がいいじゃん! ではどれどれ……。あ、あったかい♡
フクニシ ありがとうございます。
セキグチ 別にお前がすごいわけじゃないんだけどね。でもコレはすごいわ! あれでしょ、サステナブルな観点からもいいわけでしょ?
フクニシ そうなんです。エコなモノ作りも素晴らしいのですが、空気を充填する実用的な機能もあります。まずダウンや中綿を使わないので、より軽い。
セキグチ たしかにそうだよね。
フクニシ あとエミュレーションでは、空気の充填量を調節できる、エアユニットという機能を開発しています。空気の量を調整すると、保温性を高めたり、低めたりすることもできます。だからシーズンや日によって、適した温かさで着ることができるんです。
セキグチ すげーじゃん! 従来のインサレーションアウターにはできない機能だね。
フクニシ そうですよね。あと空気を充填しないとロフト感がなくて、シェルみたいに着られたり、空気量でシルエットも調整できるので、服好きの人にもいいと思うんです。
セキグチ なるほどね。ミニマルな雰囲気で、アウターとしてちゃんとカッコいいのもいいね!
フクニシ さすがセキグチさん、お目が高い。インラインもカッコいいんですが、これは UA 完全別注のデザインで、モンスターパーカをモチーフにしています。
セキグチ おおっ、今どきミリタリー! というか機能だけでも鮮度抜群なのに、デザインから完全別注しちゃうって、さすが UA は早いね~!
ミリタリーをモチーフに
男らしく着られる!
今回のコラボは、UA 完全別注のエクスクルーシブアイテム。左は昨今大人気、米軍PCUレベル7のアウター、モンスターパーカ。右はフィールドジャケットをモチーフにしており、硬派なミリタリー顔で着られるのも嬉しい。止水ファスナーやハンドウォーマーを備えるなど、ディテールも本格的だ。左はダークグレーとベージュの2色展開。右はダークグレー、ベージュ、ケリーグリーンの3色展開。



「オーソドックスだけど
着回しに一段と使いやすい!」
正統デザインでも
軽くてシルエットも優秀!

「軽快なオリジナルボディで
雰囲気もアカ抜けて見える」
アンドウ はあ……。
ヒラノ どうしたのアンドウくん?
アンドウ 自分、中央線とスウェットが大好物なんですけど、最近古着の街、高円寺でいいスウェットがなかなか見つからないんですよ。いい状態やサイズ感のものがあったとしても、値段がどんどん上がってるし、’90s以降のリバースウィーブすらも値上がりと玉数の減少がハンパないんです。
ヒラノ あら、ジョン・レノンみたいな風貌なのに、スウェットで悩むなんてかわいいわね。私がヨーコばりに相談に乗ってあげるわよ。
アンドウ えっ、ヘルプ!してくれるんですか!?そういえばヒラノさんも、男子ばりにスウェットが好きですもんね!
ヒラノ そうなの。私はスウェットとオールスターがあれば生きていけるから。
アンドウ ロックだなー!
ヒラノ だから私も君の嘆きはわかるのよ。なんかちょうどいいのないかなーって、思っててね。で、これなんかどう? BY のカレッジスウェット。
アンドウ おおっ! これシルエットが絶妙ですね。今っぽいゆるさがありつつ、品もあるっていうか。これは古着では出会えないバランス感です!
ヒラノ そうなんだよね~。 BY の十八番とでもいうか、だらしなくならないジャストルーズ。もう着るだけで〝イマ″って雰囲気になれる。アンドウくんも着てみた自分をイマジンしてみなよ?
アンドウ ……いい♪ これは大発見ですよ! 奇をてらわない正統派なカレッジプリントもちょうどいいし。
野暮ったく見えない
ロゴのカラーリングまで気を配ってる

ボディはコットン70%×ポリエステル30%の裏起毛素材。ベーシックな生地感と膨らみがありながら、非常に軽くて着心地よく、シャツなどもレイヤードしやすい。カレッジプリントはボディの色に合わせたカラーリングを採用し、クリーンなタイプから、王道のアメカジライクなロゴデザインを揃えている。
ヒラノ これはアメカジ、古着好きにもちょうどいいよね。なにげに身頃脇にサイドリブもあるしね。
アンドウ おっ、気が利いてますね~!
ヒラノ あとね、な~んか野暮ったくないっていうか、アカ抜けて見える雰囲気がない?
アンドウ そうなんですよ。だらしなく見えないシルエット、だけじゃないどこか都会的な印象があるっていうか……。
ヒラノ その秘訣はふっくらしながら、軽さも感じられるオリジナルの裏起毛ボディね。コットン70%にポリエステル30%と、化繊を多めに混紡して、生地感やドレープもエアリーで軽快に見えるのよね。
アンドウ なるほど、ヘビーオンスのスウェットにありがちな、重厚な印象がないのはそのためか~。これならデニムやチノなど王道のアメカジコーデでも、ゴリゴリな感じがしない。一方でキレイめパンツとのハズシ、テレココーデにもすんなりハマりそうですね!
王道のカレッジスウェットでいて
さりげなく今の空気感が漂う!
程よく落ちたドロップショルダーに、身幅は丸みがありながらワイドすぎず、丈感はほぼジャスト。だらしなく見えずに今どきな空気感を演出できるのがウマい! ライトグレー、ダークグリーン、ネイビーの3色展開。
ヒラノ その通り、着回しにもめっちゃいいの!単純に軽快で着心地がいいし、何かと賢く使えるし。
アンドウ 飛び級ばりに賢いカレッジスウェットですね~♪



「デナリもいいけど
カーディガンも必見!」
同色配色で
街での着やすさUP!

「品よくギア感が薫る
ナイスアレンジです!」
ナカシマ マスイさんってアウトドア好きですけど、普段はアウトドア服って着ませんよね?
マスイ なんや!? フクニシに続いてお前もオレの格好にケチつけてくんのか?
ナカシマ いえいえ、そういうわけではなくて!マスイさん、服好きなのになんでかな~と思って。
マスイ いやそらね、オレはアウトドアも服もどっちも好きだからさ。街であまりアウトドア服、着れないタイプなんだよね。
ナカシマ なるほど! ガチンコゆえに一線をアウトドアとタウンユースの一線を分ける、やはりそうでしたか。でも現代では非常に珍しいタイプですよね。さすが新撰組ばりに硬派と言われるマスイさん。
マスイ 誰が幕末や!?
ナカシマ そんなマスイさんに見てもらいたい、文明開化の一品があるんですよ。グリーンレーベルの大人気別注、ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのデナリジャケットです。
マスイ ノースのデナリって言ったら、極地向けに生まれたフリースの名作やん。
ナカシマ さすがよくご存知で! これは絶対に街で着たくなりますよ。
マスイ そういうのは山で着るからカッコいいんやろ~。
ナカシマ でもこれ見てくださいよ。なんとアイコンともいえるフリースとナイロンの切り替えを、あえて同色にしちゃったんです!

「グリーンレーベル リラクシング」
ニット8,690円
「グリーンレーベル リラクシング」
パンツ8,690円
マスイ えっ!? だいぶ印象が変わるね。ロゴまで同色だし、めっちゃミニマルやん。
ナカシマ そうなんです。これを街着に使うと、シンプルに取り入れやすいメリットがあり、なおかつ硬派なアウトドアのギア感も巧みに薫るんですよ!
マスイ たしかにそうやわ。インナーに黒を効かせたりすると、都会的に締まりそうだし、色の相性とコントラストもよさそう。これは街で一段と映えるわ! てかナカシマといったら毎日軍パン穿いてるミリタリー好きやん。こっちのたまねぎキルトの別注カーディガンもいいんじゃない?
ナカシマ えっ、こんなのあったんですか!? まるでM-65から取り外した、たまねぎキルトのライナーのようじゃないですか!?
マスイ しかもこれもベージュ1トーンのアレンジで、街でも取り入れやすいやん。あ、でもお前はロバート・デニーロばりに、ゴリゴリのミリタリーを街着にMIXしたいタイプやったね。
カラーだけでなく
ディテールにも見所が!

グリーンレーベルの別注ではカラーに加えて、ファスナーの引手をブラウンレザーにアレンジ。ベージュトーンのボディとも相性抜群だ。さらにヘリテージモデルを尊重し、かつて使われていたポーラテックフリースを採用。保温性も文句なしで、毛足が長くレトロな雰囲気もたまらない。環境に優しい点もメリット。
ナカシマ たしかにガチめのミリタリー好きです……。ただグリーンレーベルの別注はマイルドなのに、ミリタリーにもありそうなカラーリングがめちゃくちゃいい! しかもアウターとしてもインナーとしても着られるダウンカーデで、中綿の光電子は心地いいって聞くし、一着あったら絶対に便利。これはソソるなぁ♡
マスイ そういや、いま女子にもキルトが大人気なんでしょ?
トレンド感たっぷり
キルト顔のチョイスもうまい!
パープルレーベルの人気アイテム、ダウンカーディガンを別注。ベースは米陸軍フィールドJKTのライナーをモチーフにしたモデルで、たまねぎキルトのデザインはまさに旬。中綿の光電子ダウンは、人の体温に合わせて自然な温かさをキープしてくれるため、アウターとしてもインナーとしても使いやすい。
ナカシマ そうなんです!
マスイ グリーンレーベルのノース、街で着るにはちょうどええなぁ。
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