UPDATE:2021.11.04
ビギンが総力を挙げ、
問答無用!忖度なし!の超特選品を紹介する
名物企画「ザ・グレート・ラベルズ」が、
長年にわたって気心を知れてる♡
ユナイテッドアローズにて復活!!
単に高けりゃいいってモノじゃない。
持っていて〝気持ちのいいモノ″を
新旧問わず発掘し、
編集部員たちが
The Great Labelたる
所以を明かしていきます!



「Gショック黎明期のファンが
喉から手が出るほど欲しかったUA別注」
伝説の
正統進化です!

「ソーラーモデルとなった
実用的なアップデートも嬉しい!」
ミツキ げ~っ、マジ!? UAのアナデジGショック、ソーラーで復刻されるんだ!
セキグチ え、何かいいのが出るんですか?
ミツキ お、セキグチ。てかお前、Gショックってデジタル時計ばっかだと思ってんだろ?
セキグチ いやいや、アナログ表示もありますよね? 僕、ビギンの時計担当なんでそれくらいは……。
ミツキ は? うそつくんじゃねー。じゃあ品番言ってみろ。
セキグチ ええっ!? 急に品番と言われても、ええとたしか5がついたような……。
ミツキ それくらいもすぐ出てこねーのかよ。5600と勘違いしてんだろ? AW-500だろ。
セキグチ あ、たしかそれっす。
ミツキ はあ? おめー、適当なこと言ってんだろ、だっせ。じゃあどんなデザインか言ってみろ。
セキグチ あれですよね。アナログの2針とデジタル表示のあるアナデジモデルですよね?
ミツキ お、ちょっとは知ってんじゃん。じゃあ人気の火付け役となったのはなんで?
セキグチ そこまではちょっと……。
ミツキ おい! 1996年にUAのG-SHOCK好きのスタッフたちで考案された別注からだろ。当時は角形のスピードモデル、無骨なフロッグマンとかが人気だったけど、UAがちょっとマイナーだったアナデジのAW-500を別注したことで、改めて脚光を浴びたんだよね。渋いけど完成度の高いデザインで、コアなGショック好きにはファンの多いモデルだったんだよ。
セキグチ あ、このゴールドとオレンジの2針、知ってます! 火付け役はUAだったんだ。
ミツキ ‘96年当時の発売日には行列もできたほど。しかも当時とほぼ同じデザインで、ソーラーモデルで復刻されるってんだから、昔買えなかった人にとってはアツすぎる話だよ。精悍なブラックケースに、ゴールドを効かせたダイヤルはいま見てもいいね。
名作デザインを邪魔せず
細かな別注の仕掛けも

AW-500の完成されたデザインをリスペクトし、別注のアレンジはあえてさりげないものに。これは’96年当時のモデルと同じだ。裏蓋にはユナイテッドアローズとのコラボレーションを示す刻印をプラス。ケースではG-SHOCKのロゴとボタンを、UAのイメージカラーであるオレンジにアレンジしている。UAのロゴが記された特注BOXも付属する。
セキグチ なるほど~! 伝説的な表情をそのままに、電池交換が必要なく、時間も正確なソーラーへの進化は嬉しいですね!
電波受信機能とタフソーラーを
搭載して正統進化!
‘96年当時ではステューシーに次ぐ、Gショック史上2番目のコラボ。セレクトショップとしては初の別注となった、伝説的なモデルを復刻。2020年にソーラーモデルとして登場した、大人気のAWG-520のアップデートシリーズ、AWG-M520がベースとなっていて、電波受信機能とタフソーラーを搭載する。
ミツキ ちなみに’98年に出た、スケルトンボディの別注もめちゃくちゃ人気だったのよ。なんでUAさん、またそっちの復刻も期待してます♡


「グリーンレーベル リラクシング」
ニット1万1,000円
「グリーンレーベル リラクシング」
パンツ9,900円
「ムーン」
マフラー8,690円

「若々しく肩肘張らずに
羽織れるのもいい!」
チェスターなのに
気軽に着れて気軽に買える

「スーパー100sのメリノウール、
ビーバー仕上げの高級感も必見です」
フクニシ (あ、マスイさんだ。じとーーーっ)。
マスイ (なんだ? フクニシのやつ、ばくだんいわみたいにこちらのようすをうかがってるな)。
フクニシ マスイさんってチェスター着ます?
マスイ 何を言い出すかと思ったら、なんだよ急に!?
フクニシ 新撰組みたいに硬派なマスイさんは、チェスターコート着なそうだなって。同じ英国コートでも、やっぱり着るなら塹壕戦由来のトレンチコートですよね。
マスイ なんやお前、ケンカ売っとんのか!? こっちは子どものミルク代稼ぐために、いい値段するチェスターなんて着てられないんだよ!
フクニシ でもマスイさんが着たら似合うと思うんです……。グリーンレーベルの今どきヤンチェスターがオススメです。
マスイ ヤンチェスターって前にビギンでやってなかったっけ? なんやったっけそれ?
フクニシ 紳士的でクラシカルなイメージがあったチェスターコートですが、若者でもカジュアルに楽しめるようにできた、取り入れやすいチェスターです。いま街で着やすい、スタイリッシュかつシェイプなしのシルエットで、ちょっと不良っぽく着崩す感じがカッコいいんです。
マスイ ほう、不良っぽくね。ええやん。
フクニシ マスイさん、パーマかけてチャラくなってきたじゃないですか? それもあってカッコよくなりそうだなって……。
マスイ お前、ちょいちょい失礼なこと言ってくるよな。でもグリーンレーベルのチェスター、カッコええやん。たしかにオーセンティックなチェスターほどの構築感がなくて、肩肘張らずにカジュアルに着たらよさそうやね。ただキレイな生地感といい、結構値段するんでしょ?
手軽に着やすい
シルエット作りもさすがです!
コンパクトな肩回りに、身頃は程よく緩めに。王道のチェスターと違い、ウエストにシェイプを入れていないため、カジュアルでも品よくラフなバランスで着られる。ネイビー、ダークグレー、オリーブの無地。ネイビー、ブラウンのチェック地による全5色展開。
フクニシ いえ、これ2万6400円なんです。
マスイ マジっ!? とても、そうは見えんけど。
フクニシ コスパのいいグリーンレーベルならではだと思います。それに2万円台に見えないのも無理はないかと。生地にはスーパー100sのメリノウールを使っているので。コートの王道でもあるビーバー仕上げをしていて、上品で高級感があるのもいいですよね。
生地の素材には高級スーツ地並みの
スーパー100を使用!

糸は細く滑らかで美しい光沢をもつ、スーパー100sのメリノウールを使い、ナイロンを15%混紡して軽やかさを表現した。さらにオーダーメイドコートでもお馴染み、流れるような光沢が出るビーバー仕上げを施して、とても2万円台には見えない風合いに!
マスイ めっちゃええやん! オンオフ使えるのもよさそうだし、今季のアウターはマジでこれにしよっかな!?
フクニシ マスイさん、今シーズンは一緒にヤンチェスターユナイテッドしませんか?
マスイ お、おう。考えとくわ!



「奥山メリヤス謹製で
コスパも素晴らしい!」
ミドルゲージニットの
完成形です

「クルーネックのキレイな
ラインに注目してみてください」
ヒラノ ちょっとオオウチさん! なんでトップスはいつもスウェットばっかりなんですか?
オオウチ フォッフォッフォッ。スウェットだけじゃなくてネルシャツも着てるじゃない。あとGジャンもね。
ヒラノ 大人なんだし、たまには上品なニットも着てみたらどうなんですか?
オオウチ そうだね、そろそろニットもやってみようかなと思ってたんだよ。でもやっぱり着るなら、スティーブ・マックイーンが着てたようなアランセーターかな。あ、それなら前にも着てたか。フォッフォッフォッ。
ヒラノ ホントにもう! ローゲージのアランセーターもいいけど、品のいいハイゲージを着てみてくださいよっ!
オオウチ 個人的にハイゲージのフィット感が苦手で……せめてミドルゲージかな。
ヒラノ あ~っ、そういえばめちゃくちゃいいのがあった! UAオリジナルのミドルゲージニットですよっ。なにせ最高のフツー、一番のスタンダードを目指して作られたニットですから!
オオウチ おお~、最高のフツーとか嫌いじゃないね。
ヒラノ でしょ!? UAのデザイナーの方に聞いたんですけど、オリジナルで普遍的なローゲージ、ハイゲージニットを企画するのって、そんなに悩むことはないらしいんです。どちらもざっくりしたローゲージ、滑らかなハイゲージと、特徴がありますからね。
オオウチ なるほどね。中間的なミドルゲージで、普遍的ないいモノを作るのは逆に難しいわけだ。
ヒラノ はい。ただそこに作る意義があるし、自分たちとしても飽きが来ずに着続けられる、ワードローブの軸になるミドルゲージのニットをと、何年も前から試行錯誤してたそうです。そこで出会ったのが、バトナーのファクトリーでも知られる奥山メリヤス。
オオウチ ビギンでもお馴染みの山形のニットファクトリーだね。奥山メリヤスが作ってるんだ。
ヒラノ 奥山メリヤスは技術力も高く、近隣でウール糸の紡績から編み立てまで行うことで、クオリティコントロールの高さにも定評があるんですけど、UAのデザイナーがさらに注目したのはネックの美しさ。スタンダードなクルーネックって、まあるい円を描いていくようなキレイなラインが美しいとされるらしんですが、これを実現できるのが奥山メリヤスなんです。
手掛けるのは奥山メリヤス
クオリティも間違いなし!

UAが惚れ込んだ奥山メリヤスの美しいクルーネックは、一枚でもレイヤードでもスマート。7ゲージのウール天竺は、程よい風合いと品格を併せ持ち、ジャケットからデニムまで幅広いスタイルに対応する。着心地よく見映えも美しい、リンキングの処理もさすがだ。
オオウチ へ~、めちゃくちゃいいじゃない! 〝最高のフツー″のキモを押さえてるってことだね。実際に着用写真もすごくキレイ。一枚で着ても、シャツを挟んでもキレイに見えるね。
ヒラノ そうなんですよ~。それに細くも太くもない、時代にとらわれずにずーっと着られるシルエットもいい。

オオウチ しかも1万円台で買える適正価格もいいね!
ヒラノ そうですね。ホント、作りから使い勝手とコスパまで、くまなくちょうどいいA級ニットですよ!
オオウチ 知らなきゃ損な、オリジナルアイテムの典型だね!
単なる色違いじゃない
ベーシックなカラバリもサイコ~♡
ブラック、ライトグレー、グレー、ダークグレー、ナチュラル、ライトブルー、ネイビーの全7色展開。いずれも男のベーシックカラーを細か~くアレンジしたもので、どれを買ってもワードローブに間違いなしなカラバリが秀逸! 思わず大人買いしたくなりそうだ。
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