WARM FAMILY

大森南朋ファミリー、
初共演のホリデーディナー

主演 大森南朋
妻 小野ゆり子
父 麿赤兒
CAST
  • 主演 大森南朋
  • 妻 小野ゆり子
  • 父 麿赤兒

今日は撮影、ありがとうございました。3人ご一緒での撮影は初めてですよね。いかがでしたか?

大森 恥ずかしかったですね。ゆり子の“本気の仕事”はあまり見ないので、ちょっと見直しました(笑)。

小野 私も照れました。普段はラフなスタイルなので。でも写真を見たら素敵だったので、すごくうれしくて。

麿 化粧したゆり子さんも、正装したゆり子さんも、普段は滅多に見ないけど(笑)、似合っていて驚きましたよ。

小野 ありがとうございます(笑)。そういう意味でも色々と初めての経験でした。

大森 普段はみんな忙しくて、プライベートでも全員集合はなかなか難しいんですよ。この撮影は奇跡のタイミング。

小野 ありがたいです。この撮影の思い出は宝物ですね。

今回はホリデーシーズンのキャンペーンでしたが、今年のクリスマスはどう過ごされますか

小野 子どもがいるので、お家で過ごす感じになりそうです。チキンを用意して、サンタさんにも来てもらって(笑)。

大森 サンタさんは毎年来ますね。

麿 わたしはクリスマスの街のイルミネーションを見ながら喧騒の中を歩くのが好きでね。帰ったら、家の風呂でクリスマスソングを口ずさんだりもする。あの少し非日常のムードは嫌いじゃないな。

小野 実は去年、南朋さんのお兄さん家族とホームパーティーを計画していたのにスケジュールの都合で流れちゃって。今年こそは家族で持ち寄って、クリスマスディナーを食べたいです。前に丸鶏に玄米リゾットを詰めて焼いたことがあって、それがすごくおいしかったんですよ。

大森 それ、覚えてる。友だちも集まって賑やかだった。若い頃は友だちと過ごすことが多かったですね。家族となると最近は、むしろ正月に集まってごはんを食べるっていうのが恒例。年を重ねると、集まる時間を増やしたいなって思うんです。

麿 皆で集まると、わたしの家ではハモ鍋。知人が淡路島から送ってくれるハモがあってね。それで酒を飲んで、どうでもいい話をずっとする(笑)。

大森 だいたい、麿さんと兄貴が映画の話をするんじゃないですか。

麿 難しい話になったらお開き。

大森 恒例ですね(笑)。

今回のスタイリングで印象に残ったアイテムはありますか?

小野 ブラックのドレスです。あそこまで肌を出すことは少ないので新鮮でした。

大森 僕はスーツのスタイリングですね。シャツにタートルを重ねる種市さん(スタイリスト)の“荒技”(笑)。自分ではなかなかやらないから。

麿 わたしはレザージャケット。冬は“革とブーツ”と決めてます。革の匂いが好きでね。昔からグローブでもジャケットでも、革はつい匂いを嗅いでしまう(笑)。もらい物の革のハットもお気に入り。ちょっと“国籍不明”になる感じが好きですね。

衣装が“表現”に与える影響について教えてください。

大森 それはもう大きいです。衣装から役が立ち上がることがある。どういう人物なのか、衣装合わせで意識します。

小野 そこから一気にスイッチが入ります。衣装って共通言語みたいだから、「この役はこう」っていう感覚になります。

麿 簡単なようで大事なこと。身につけるもので気持ちが“持っていかれる”ことがある。

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ユナイテッドアローズの印象や思い出は?

小野 欲しいものが必ず見つかる場所。アイテムの幅が広くて、洗練されている。母と渋谷のショップによく通っていたのが思い出です。そして今年の誕生日には、私の兄夫婦からBEAUTY&YOUTHのキャップをプレゼントされました。数日後に今回の撮影のお話を聞いたので、勝手にとてもご縁を感じて。そのキャップもかなり愛用しています。

大森 よく種市さん(スタイリスト)に連れて行ってもらってましたね。一緒に選んだジャケットはいまも気に入ってよく着ています。

それぞれ、家族として、表現者として、どこを尊敬していますか?

麿 みんな頑張っとる。細かいことは言わない。うちは“褒めて育てる”。

大森 父は自分の芸術を貫いている。それは俳優の仕事とは違う世界線の偉大さがある。追いつけない、って素直に思います。

麿 寿司をおごろうかな(笑)。

大森 父の自由さにも影響を受けています。意識して影響を受けたというより、その姿を見せられたというか。ゆり子は“まっすぐ”なひと。対象に純粋に向かっていく。そのフラットさは、年を重ねた僕には少し失われているところがあって、ハッとさせられます。

小野 お二人とも、見えないところで努力している。誰に対しても平等。私と南朋さんは家で仕事の話はお互いしないけど、それがちょうどいい距離感だと思います。

家で“表現者同士”を意識する瞬間はありますか?

小野 家では普通の家族です。ただ、朝「いってきます」と出た人が、1時間後にテレビに出ていて、あ、そうだ、わたしは妻だったって(笑)、不思議な瞬間はあります。南朋さんは仕事でどんなに重たい役を演じているときでも、家にそれを持ち込むことがないんです。だから外から見たら、我が家は普通の家族に見えると思います。ふざけて小芝居が始まることはたまにあるけど(笑)。

麿 俺は南朋の役のモノマネをするよ。

小野 麿さん、すごくうまいですよね(笑)

ゆり子さんが、お二人から影響を受けたことは?

小野 “まいっか!”の精神。20代までは、真面目すぎるゆえに自分の純粋な部分をコンプレックスだと思っていました。その”まっすぐ”な部分を肯定し続けてくれたのが南朋さんです。違う新しい自分を探してばかりいた私が、「自分は自分でしかない!」と前向きに諦めることができ、色々なことに対して柔軟に考えられる余裕が私の中にも生まれたのは、南朋さんや麿さんイズムの影響がかなり大きかったと思います。

休日の過ごし方は?

小野 子どもと公園へ行っています。家族で買い物に行くことも多くなりました。

大森 子どもの遊びや習い事の時間が増えました。最近は自転車の練習とか。

麿 公園を歩いたり、軽く走ったり。体づくりが趣味。他の趣味は、スマホで麻雀ゲーム。できるだけ無料のやつね(笑)。

キャンペーンのテーマ『WARM CITY』にちなみ、最近、温かさやぬくもりを感じた瞬間はありますか?

小野 下の子の誕生日に、麿さんやお兄さんファミリーからプレゼントが届いたこと。みなさんの温かさを感じて、感動しました。

大森 子どもが自転車に乗れた、コップで水を飲めるようになった、鼻歌のレパートリーが増えた……そういう小さな成長に毎日胸が温かくなります。

麿 わたしは“日々是好日”。特別なことがなくても毎日温和。悩みだすと切りがないからね。

若い世代に伝えたいアドバイスはありますか?

麿 現場に遅刻するな。以上。

大森 ほんと、それがいちばん大事(笑)。

小野 肩の力を抜いて、楽しむこと。私もそうありたいです。

最後に、このインタビューの読者へメッセージをお願いします。

大森 家族での登場は照れますが、このキャンペーンを楽しんでいただけたらうれしいです。おしゃれをして、街へ出かけましょう。

小野 このキャンペーンをきっかけに、誰かと一緒に過ごす時間が少しでも温かくなれば。素敵なホリデーをお過ごしください。

麿 いろんな家庭がありますから。家庭はそれぞれ。わたしたちの“おかしな家庭”もひとつのかたちとして、笑って見ていただければ幸せです。

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SPECIAL VIDEO

聖夜のドキュメンタリー

大森南朋

俳優

2001年『殺し屋1』で、主人公・イチを演じて映画初主演。以降、映画を中心に多数の作品に出演している。またバンド「大森南朋&THE OLD BLUE BANDITS」としても活動中。兄は映画監督の大森立嗣。

小野ゆり子

俳優

2008年モデルデビュー。翌年に俳優へ転向し、凛とした佇まいで注目を集め、ドラマや舞台、広告など幅広く活躍。近年は俳優業に加え、モデルとしても数々の話題作への出演が続き、その存在感を一層高めている。

麿赤兒

大駱駝艦主宰・舞踏家・俳優

1943年生まれ、奈良県出身。唐十郎の「状況劇場」で活躍後、舞踏家・土方巽に師事。1972年に大駱駝艦を旗揚げし、“天賦典式”を確立。「Butoh」を世界に広め、映画や舞台でも異彩を放つ。

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