
「クリスマスをあまり派手に祝わない家庭だったので、飾りつけなどをした記憶はないですが、毎年必ず大きなチキンを用意してくれていました。子ども心にすごく嬉しかったのを覚えています」
街のあちらこちらでイルミネーションが輝き、クリスマスソングが流れるホリデーシーズン。
いつもより華やかに彩られた街の雰囲気に道行く人々の胸も踊るよう。
第2回目となる今回は、俳優の丸山 智己さんにご登場いただき、
家族やお世話になった方々、親しい友人へ贈りたいホリデーギフトをご紹介。
贈る相手の顔を思い浮かべながらじっくりと心を込めて選んだ、とっておきのギフトをご覧ください。
Photo_Kousuke Matsuki
Styling_Daisuke Araki
Hair & Make-Up_Taro Yoshida
映画、ドラマを中心に俳優として幅広く活躍。現在、MBS/TBS系ドラマイズム『左ききのエレン』に柳 一役で出演中。また、2020年1月3日(金)から5日(日)には、新春3夜連続ドラマ『破天荒フェニックス』が放映予定。プライベートでは3児の父。
―もうすぐホリデーシーズンの到来ですが、丸山さんがクリスマスと聞いて思い浮かべるエピソードはなんですか?
一番に思い出すのは、学生の頃のクリスマスですね。遠距離恋愛をしていた時期があったのですが、たしか公衆電話から連絡があって彼女が電車を逃してこちらに来られなくなってしまったと…。当時は携帯電話もなかったので、待ち合わせをするのも一苦労でしたね。そのあと、4時間くらい車を飛ばして彼女を迎えに行った思い出があります。ハプニング的な話で、全然甘いエピソードではないですが(笑)。
―若い頃ならではの、胸がキュンとするエピソードですね!
では、子どもの頃と大人になってから、クリスマスのイメージになにか変化はありましたか?
イベントごとをあまりしない家庭で育ったので、子どもの頃はクリスマスに特に印象的な思い出はないのですが、家庭を持って子どもが生まれてからはクリスマスを意識するようになりましたね。自分が小学校低学年の頃には“サンタの正体は親父なんだ”と思っているような子どもだったので、自分の子どもたちにはもっと夢を持って欲しいなと(笑)。毎年12月になるとツリーを出して飾りつけをして、パーティをして、ケーキを食べて、と定番のクリスマスをやるようにしています。上の子ふたりはさすがにもうサンタは信じていないですが、8歳の息子は毎年サンタに欲しいものをお願いしています。サンタを信じて心待ちにするような時期はかなり貴重だと思うので、“いつまで信じていてくれるかな”と毎年ドキドキしながらクリスマスを迎えています。
―今回は、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 渋谷マークシティ店」と「ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店」の2つの店舗を巡ってホリデーギフトを選んでいただきましたが、ギフトを選ぶときのこだわりはありますか?
相手の好みを考えながら選ぶのはもちろんなのですが、自分があげたものだと思い出してもらえるような印象的なデザインやカラーをチョイスするのがこだわりですね。今回選んだ〈Whitehouse Cox〉のコインケースや〈UNITED ARROWS〉のコートなどのカラーアイテムは、ギフトにぴったりだなと思いました。ユナイテッドアローズさんの店舗には空き時間などによく立ち寄りますが、上質なアイテムが揃っていてギフト選びに最適ですね。素晴らしいアイテムがすでにセレクトされているわけですから(笑)。
―今年のクリスマスはどう過ごされるご予定ですか?
今年も、仕事が入らなければ家族と一緒に過ごす予定です。うちは子どもが3人いるので、それぞれのプレゼントの希望を聞いて用意するだけでも一苦労です(笑)。それも楽しい時間なんですけどね。今回の企画で妻へもギフトをセレクトしましたし、今年はなにかサプライズでプレゼントをしてみようかな。
丸山 智己さんが
贈る相手の顔を思い浮かべながらセレクトした、
ホリデーギフト8アイテムをチェック!
気軽に贈りたいプチギフト。
顔まわりにアクセントをプラスしてくれる、カーブリングのピアス。「女性へのギフトの定番はアクセサリーかなと思いつつも、どんなものをあげたら喜んでくれるのか悩んでしまいますね。ゴールドのピアスなら、好みを選ばずつけてもらえると思って選びました」
肌をやわらかく保つ、植物エキス配合。全身に使えて便利!「何種類かの香りの中から、一番好みだった爽やかなゼラニウムの香りをチョイスしました。やっぱり、女性には自分が心地いいなと思う香りをまとって欲しいなという男心はありますね(笑)」
老舗ブランドのスタンダードギフト。
冬場に気軽に履けるウインターリラックスシューズ。「キャンプが趣味なので、アウトドアテイストの雑貨に惹かれがちです。ナイロン製で起毛素材のライニングで履き心地も良さそう。ワンマイルシューズとして、自分用のギフトにしようかな」
英国の伝統的かつ希少なブライドルレザーを扱うブランド。6色のカラバリが揃うコインケースはギフトにぴったり。「スナップ釦を外すと一枚の生地になるデザインが◎。老舗ブランドのアイテムなら、流行り廃りなく、長く愛用してもらえそうですね」
流行にとらわれない、長年愛せる逸品。
高強度で高級感のあるコーデュラナイロン® を採用したデイパック。「ビジネスシーンでもプライベートでも活躍する機能性の高さと、オールブラックのシンプルなデザインでずっと愛用してもらえそう。〈THE NORTH FACE〉のアイテムは男心をくすぐりますね」
水沢ダウンのハイスペックモデル「マウンテニア」のハーフコートタイプ。「アウトドア仲間に贈りたい本格派のダウンジャケット。これを着て冬キャンプに行きたいです。軽くてあたたかいのはもちろん、無駄のないデザインもいいですね!」
贈る相手別に選ぶ、こだわりギフト。
カシミヤ素材を使用したガンクラブチェック柄のマフラー。シンプルなコーディネートのアクセントに活躍してくれそう。「義理の父へのギフトに選びました。いつもギフトは妻に任せがちなのですが、たまには自分で選ぶのもいいものですね」
Vネックのノーカラーデザインが女性らしいリバーコートは、ノーボタンなのでガウンのようにバサッと羽織れる。「コバルトブルーが大好きな妻へのギフトとしてセレクト。このコートを羽織るだけで一気に華やかな雰囲気になるのがいいですね!」
丸山 智己さんに聞いた、
クリスマスにまつわる3つのあれこれ。