自分に誠実に生きる女たちのサンダル。

天然ジュエリーと夏のシナジー。

昭和が匂うサマーニット。

これが本場のエスパドリーユ。

黄色いポシェットの妙。

インド、魅惑のピンク。

春はスエード日和。

見覚えのあるお顔立ち。

ビーズで奏でる構造美。

気立てのよいヒールビューティ。

追求心を忘れぬ、ニットの名人。

お花は心のビタミン剤。

時代をこなす、チノパンツ。

はじめましての赤い美人。

未来を紡ぐカゴバッグ。

愛すべきシルクスカーフ。

続、おかえりスエード。

働く女のスニーカー。

薔薇の讃歌。

変幻自在な、おばあちゃんバッグ。

ARCHIVE

←
←

FEATURE

About SA Issue

「SA / ISSUE」はスティーブンアランが毎月のトピックスを今シーズンのムードに乗せてお届けする連載ウェブコンテンツです。
捻りのきいたSteven Alan(SA/エスエー)らしい世界観をぜひお楽しみください。

(C) United arrows ltd. all rights reserved.
自分に誠実に生きる女たちのサンダル。

自分に誠実に生きる女たちのサンダル。

マンハッタンの片隅で、ドイツ出身のクラフトウーマンがコツコツつくるレザーサンダルブランド〈JUTTA NEUMANN〉。定番はもちろん、親指ループつきのモデル。だがしかし、古着屋で信頼あるブランドの型破りな一着を見つけたときの高揚感を愛するがあまり、あえてゼブラ模様と焦げ茶ソールのスリッポン型で注文。まだ誰も持っていない主攻の一足は、流行か否かではなく、独自の価値観で生きる女性たちにぜひともおすすめしたい。

Close

天然ジュエリーと夏のシナジー。

天然ジュエリーと夏のシナジー。

夏いっぱい、地球の恵みでつくられたハンドメイドジュエリーとノースリーブで過ごしてみたい。パールやターコイズ、セラミックの小鳥や瞳を描いたシェルに、天然マテリアルを忍ばせたリアルレザー……。これぜんぶ、世界中からたぐりよせた素材をジュエリーに昇華する、カリフォルニアの〈SEE REAL FLOWERS〉。このポジティブエネルギーは、太陽を浴びて一年でいちばん地球を感じる夏の素肌を輝かせる。暑い日々も好きになれる。

Close

昭和が匂うサマーニット。

昭和が匂うサマーニット。

春夏のワードローブには必ず並ぶ、コットンシルクの半袖ニット。シルクによって綿の起毛感が和らぎ、肌に触れたらひんやり涼しく、それでいて上品な佇まいというのがとても気に入っている。そんなコットンシルクで、腰のあるミラノリブのジャケットを新調し、最初期モデルのリブ編みカットソーを再び。絶妙な袖丈とボトルネックに、フラワーボタンが背中に咲く。ラフな格好で合わせれば、超モダンなコンテンポラリースタイルに。

Close

これが本場のエスパドリーユ。

これが本場のエスパドリーユ。

スペインはバルセロナの〈NAGUISA〉から、この春もメリージェーンスタイルのエスパドリーユが届いた。大地のようなブラウンのキャンバス地と、黒のパイピングを施した生成りバージョン。目を惹くソールはブラックとグレーの糸を織り混ぜてほんのり厚底に。このお手頃価格にあっても、アッパーと底部を接合する“底付け”と呼ばれる重要工程までハンドメイドする贅沢なつくりは、靴工房の聖地だけがなせる美技である。

Close

黄色いポシェットの妙。

黄色いポシェットの妙。

いつもの〈MIMI BERRY〉に、いつもどおりのベジタブルタンニングで、いつもにはない春らしい山吹色のポシェットをお願いした。幼稚園バッグにも似た初々しさとヴィンテージバッグのような深みとが交錯し、不思議なほど愛着わく風合いに。小さめの「SWIFT」はお出かけ向き、ライニング付きの「FRANK」は色移りも心配無用で、資料を持ち運ぶ仕事でも使いやすく。今回は特別に、同じ革で仕立てたカードケースもご用意。

Close

インド、魅惑のピンク。

インド、魅惑のピンク。

インドは神秘だ。現地で手紡ぎ、手織りされた、風通しのよいやわらかな伝統布“カディ”をピンクで染めると、いわゆる蛍光ペンの人工色ではなく、昆虫や植物にみる自然界の色合いが生き生きと出現する。これがあんまり素敵なので、世界の民族服や文化を手がかりに服づくりを行う〈quitan〉に半袖シャツとして仕立ててもらった。スポーティからはほど遠く、羽織って香るは地の色っぽさ。セージとロイヤルブルーもお好みで。

Close

春はスエード日和。

春はスエード日和。

朗らかな春は外へと誘う。活発になる足には、柔軟で肌あたりのよいスエードだろうと思い立ち、あらゆる靴を衣替えした。世界の軍靴を現代的に甦らせる〈REPRODUCTION OF FOUND〉の、こっぺぱんみたいなスウェディッシュトレーナーはカーキとサンドベージュに。〈Steven Alan〉のオペラシューズは、絶妙なオリーブイエローに。いつもの〈E.Porselli〉はネイビーでおめかし。どれもこれも、素足でどうぞ。

Close

見覚えのあるお顔立ち。

見覚えのあるお顔立ち。

毎シーズンつくっているデニムアイテムにブルゾンが登場。愛しのポイントは3つ。ひとつは、コットンに麻を混ぜたしなやかな生地感。もうひとつは、胸元の3本ステッチや襟もとの縁取りといったいたずらなディテール。最後は、手元と腰まわりにギャザーを入れて仕上げたラウンドフォルム。こんなレシピで、年季の入ったワークウェア、はたまたアメリカブランドのキッズにありそうな一着に。フェミニンなスタイルを加えれば、はい完成。

Close

ビーズで奏でる構造美。

ビーズで奏でる構造美。

ビーズのブドウが立体的に飛び出た、おもちゃみたいなAirPods Pro専用ケースは、日本人姉妹が手がける〈TOOS〉の秀作。一粒一粒がつるっと丸くてスムースタッチなうえに、ほつれ知らずの丈夫さが個性。その完璧なる使い心地は、男性的な合理的思考と緻密な職人技でその構造がなされたことを物語る。かろやかでキャッチーな雰囲気とのギャップにときめきながら、バッグやパンツベルトにチャーム感覚で垂らり。あぁ、可愛い。

Close

気立てのよいヒールビューティ。

気立てのよいヒールビューティ。

あばらのように凛々しいアッパーと、重厚感のある太めのヒール。そのオーラが眼をうっとりさせるが、〈KATIM〉の凄みは足を通してからが本番。丸みを帯びたトゥの中で指が開放され、ヒールでありながらも大地を踏む感覚が伝わるおおらかな履き心地。ドイツ式整形外科靴学を学んだデザイナーゆえの配慮が足を喜ばせてくれる。クラシックな表情になるようにガラスレザーを着せたので、素足に、タイツに、靴下に、なんでも合います。

Close

追求心を忘れぬ、ニットの名人。

追求心を忘れぬ、ニットの名人。

ニットはやっぱり山形の老舗ニットファクトリーが手がける〈BATONER〉がいい。熟練の技術力と新しいことへの探究心が生んだ、隙がなく洗練された仕上がりには、いつも大きなため息が漏れる。編んでもらったのはコットンジャケットと五分袖ニットポロで、水色、肌色、黒色の3色展開。ジャケットはミラノリブでシャリ感を、ポロはシルクを紡ぐ過程で落ちる細かなわたを用いて、素朴なのに滑らかな質感に。保温も吸湿もお上手です。

Close

お花は心のビタミン剤。

お花は心のビタミン剤。

春の訪れとともに、コペンハーゲンからガラスビーズのピアスが届いた。〈Pura Utz〉は知る人ぞ知るアクセサリーブランドだが、たとえ美術館に展示されても様になるほどの芸術性を宿す。タンポポをかたどったこちらも、大胆ながらも絵のように静か。耳に添わせば、愉快な妖精と過ごすがごとく、一日中ハッピーに過ごせるはず。合わせたのは、小花柄の昭和モダンな〈Steven Alan〉のシャツ。ボタンもちゃっかりお花の形で。

Close

時代をこなす、チノパンツ。

時代をこなす、チノパンツ。

近頃の世の中は、コンパクトなトップスとダバっと太めなボトムス合わせのスタイルに落ち着いている。そんなバランス感もいいなと、〈Steven Alan〉で定番のストレートチノもセンタープリーツ入りのワイド型にアップデート。生地はいつものように光沢がきれいな綾織りなので、カジュアルに見えつつも、垢抜けた印象はそのまま。足元は可憐なバレエシューズやハイヒール、ファットなスニーカーでも。ベージュのほかにはブラックも。

Close

はじめましての赤い美人。

はじめましての赤い美人。

実はどんなコーディネートにも合わせやすいのが、赤い靴。ちょうど唐辛子みたいな真っ赤ないい革が手に入ったので、バレーシューズやパンプスのようなエレガントな靴に変身させることに。細すぎず太すぎずの独自の木型に、Tストラップと謙虚なヒールをあしらう。すると現れたのは、見たことはないのに懐かしさを感じる見目形。素足はもちろん、黒やレースのストッキング、シアーソックスに包まれたモードな足に履かせてあげて。

Close

未来を紡ぐカゴバッグ。

未来を紡ぐカゴバッグ。

夏はカゴバッグ。地域に根ざした産業品が多いからこそ、現地の作り手とのフェアトレードで、次なる技術や知恵をつなぐ意志あるブランドのものを選ぶ。抱えるのが、チュニジアの伝統的な手仕事を生かし生活雑貨をつくる〈LA LISTE TUNISIENNE〉。小さいのが、イタリアとグアテマラがルーツの女性が手がける〈PALOROSA〉。長いのが、マダガスカル出身の女性二人がオーストラリアで立ち上げた〈TANORA〉。青空の下のお供に。

Close

愛すべきシルクスカーフ。

愛すべきシルクスカーフ。

何度でも〈MANTERO 1902〉のシルクスカーフには惚れ直す。名だたるブランドともコラボレーションを重ねながら守り磨いてきた技術とデザインは、いつ見ても美しすぎ。コレクションの宝庫は厳選するのにも一苦労で、今季のセレクトはたっぷりの6種類と眼を楽しませる。80年代を思わせるポップな意匠にリズミカルに描かれるのは、海の生き物、地の植物。手まつりのパイピングはアートのような仕上がりで、細部に神が宿る好例。

Close

続、おかえりスエード。

続、おかえりスエード。

スエードが世間に呼び戻されて、はや数年。その姿は健在なので、すでに誰かに育てられたような一風変わった淡色でコート、ベスト、ミニスカート、ロングパンツをこしらえた。揺らぎのあるやわらかな表面感にしたくて、コートの裾は長めにカットオフ。お直し次第で、好みの丈に調整もできる。セットアップ的に組み合わせても、バミューダパンツのようなモードスタイルに一点混ぜてエッジを効かせるのでも、遊び方は自由自在。

Close

働く女のスニーカー。

働く女のスニーカー。

実用性を極めに極め、無駄のない美しさを誇る〈MOONSTAR〉の靴。堂々とした顔つきの、昭和漂う精品を今でもつくれる格好よさに惚れ込み、過去の名作を復刻別注。アメリカへ輸出していたスニーカーの国内向け商品として60年代に誕生した「humming shoes」は、オフィスレディにヒットした当時と同じく、細身の足型にシャープなトゥ。年がら年中履けるようにアッパーに撥水生地を使ったので、現代の働く女性たちにも好都合です。

Close

薔薇の讃歌。

薔薇の讃歌。

花の女王と讃えられる薔薇は、洋服界の女王でもある。クラシックからストリートまで数多のブランドがモチーフ化し愛でるがゆえに、誰のものにもならない孤高の存在。その気高さに引き込まれ、アーティストのリサ・キングのアーカイブ作品から薔薇のTシャツを集め、風貌ちがいの4種を揃えた。青みがかったクールな姿、白黒のモダンな姿、不透明で儚い姿、フィルム風の哀愁深い姿。XSと、男性も着られるSのボディにのせて。

Close

変幻自在な、おばあちゃんバッグ。

変幻自在な、おばあちゃんバッグ。

リブ編みニットだから、みょんみょん伸びる。たとえばグローサリーストアで買ったフルーツを入れれば、そのフォルムに大変形。ニットウェアブランド〈GIU GIU〉のチャーミングな「NONNA PETIT SAC」は、“おばあちゃんのミニバッグ”というネーミングもひっくるめて、ユーモアとノスタルジーを大切にする精神で溢れかえる。エッグシェル×グレーとピンクレッド×ブルーのスペシャルカラーにしてもらったので、愛嬌も増し増し。

Close