UA流、旅スタイルを変える
新しいスーツケースの話
-ゼロハリバートンに息づく伝統とモダニズム-

2023年春夏シーズンよりユナイテッドアローズで

新たに別注スーツケースを展開している〈ZERO HALLIBURTON/ゼロハリバートン〉。

さまざまなフィールドで活躍するビジネスパーソンたちに向け、

私たちがこれからの時代にフィットする“旅のパートナー”として

アメリカ発のハイエンドラゲージブランドを提案する理由をご紹介します。

2023年春夏シーズンよりユナイテッドアローズで

新たに別注スーツケースを展開している

〈ZERO HALLIBURTON/ゼロハリバートン〉。

さまざまなフィールドで活躍する

ビジネスパーソンたちに向け、

私たちがこれからの時代にフィットする

“旅のパートナー”として

アメリカ発のハイエンドラゲージブランドを

提案する理由をご紹介します。

01/ アルミ製ラゲージのパイオニア アルミ製ラゲージの パイオニア

旅用ラゲージの中でもひときわ堅牢さと美しいルックスを併せ持つアルミ製スーツケース。
そのオリジンこそがゼロハリバートンなのです。
オイル事業に従事しながら世界を飛び回るビジネスマンであったアール・P・ハリバートン氏が、
アメリカ中西部の油田をはじめとするタフな環境下にも耐えうるラゲージを求め、
航空設計エンジニアたちの協力のもとアルミニウム合金を用いた
アタッシュケースを製造したのが始まりと言われています。

1938年、ハリバートン氏は、そのアルミ製アタッシュケースの開発を機に「ハリバートンケース社」を設立。
カリフォルニア州バーバンクの工場で本格的に生産と販売を開始すると、
質実剛健ながらも洗練された雰囲気を漂わせたハリバートンのプロダクトは
瞬く間に世界中のビジネスマンたちから支持を得ます。
写真はブランド創成期に製造されていたアタッシュケース。
ミニマルで高級感あふれるデザインは今見ても色褪せない魅力があります。

02/ ブランドアイコンは伝統の「ダブルリブ」 ブランドアイコンは 伝統の「ダブルリブ」

1946年、ハリバートン社はアルミニウムラゲージの堅牢性をさらに高める目的で、
独自のアルミ加工技術を駆使して革新的な「ダブルリブ」デザインを導入。
それこそが現在においてもブランドの象徴となっているダブルリブモデルのルーツです。
シンボリックなダブルリブデザインはハリバートンの知名度をよりグローバル規模へと押し上げ、
1940年代後半にはビジネスマンのみならず世界中のセレブリティからも人気を博すようになりました。

ここまで紹介したアルミ製アタッシュケースなどのアーカイブは、
実は浅草の「世界のカバン博物館」で世界50カ国以上から収集された希少なコレクションとともに
ディスプレイされており、“カバンの歴史”を学びながら直に鑑賞することができます。
どの時代においてもラゲージが人々の営みとともにあり、
またその中にあってゼロハリバートンが旅スタイルそのものに
大きな変化をもたらしたブランドであることをあらためて知ることができます。

03/ 歴史に裏打ちされたタフネス

さて、ゼロハリバートンといえば、その優れた堅牢性や密閉性を象徴するこんなエピソードも有名。
1959年にブランド名がハリバートンから現在の名称へ変更された後、
1969年にNASAからの依頼でアポロ計画のための「月面採取標本格納器」を製造し、
月から石を持ち帰る歴史的ミッションを達成。
アポロ11号に積まれたそのアルミケースが、内装や開閉部の仕様変更以外は
当時の市販モデルそのままだったという点も結果としてブランド価値を大きく高めました。

1974年にはレバノンのベイルート空港でハイジャックされた飛行機が人質解放後に爆破される事件が発生。
その残骸からゼロハリバートンのケースが発見されるも中身の損傷はなかったといいます。
当時の現物ではないものの、ここでは「世界のカバン博物館」で保管された別の焼け焦げたケースを撮影。
確かに外観こそ変色しているけれど中はほとんど無事。
いかにゼロハリバートンのプロダクトがタフであるかをこの写真が如実に物語っています。

04/ 進化し続ける機能美

ここまで触れてきたように、1938年の創業以来ユニークなヒストリーを紡いできたゼロハリバートン。
2008年に代名詞のアルミラゲージに加えて飛躍的に軽量化されたポリカーボネートモデルを発表して以降は、
ブランドのレガシーを受け継ぎながら現代のニーズにフィットした機能を高いレベルで追求し続けています。
写真はポリカーボネート製スーツケースの最新モデル。
軽量ながらアルミラゲージのような高級感のある質感が特徴です。

ユナイテッドアローズではその「Classic Lightweight 3.0」を独自のカラーで別注。
長く使えるからこそ時代を問わず上質な装いに合うものを、という思いのもと、
ゼロハリバートンに宿る工業製品的美しさや信頼性をエレガントな「SUNSET GOLD」で表現。
オートリターンハンドル、全方向にスムーズに動く双輪キャスター、
高さを自在に調整できるプルドライブハンドルなどの機能美とともに、
旅をよりスマートかつモダンに彩ってくれるはずです。

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