
Photography by Kenta Sawada
Edit & Text by Yuho Nomura
本格的な夏を迎えるこれからの時期、どうしてもシンプルになってしまいがちな装いに、彩りや様々なテイストを加えてみては? 例えばエレガントさを与えてくれたり、スマートな装いに昇華してくれたり、気の利いた機能面でも活躍してくれる、ついプラスワンしたくなるアイテムをピックアップしました。
初夏にぴったりなカラーを投入
季節感にあった旬なカラーで、
着こなしを華やかに演出しましょう。

01/
ビビッドなカラーで華やかさをプラス
ベーシックカラーのシャツを新鮮に見せるために、今季はインナーに彩りを加えるのがおすすめ。ビビッドなグリーンカラーのTシャツは上品でありながら、さりげなく華やかさもプラスしてくれます。

02/
パンツのバックポケットにマナーと彩りを
手を拭いたり、食事の際にナプキン代わりや時にはコースターとしても活躍するバンダナ。マナー使いとしてはもちろん、バックポケットにさりげなく彩りを忍ばせてみては? 普段コーディネートに大胆な色や柄を取り入れるのに抵抗のある方でもポイント使いなので試しやすいはずです。

03/
胸元に軽快に色味を加えて新鮮に
胸元にビビッドなカラーを差し込むと新鮮に映ります。イタリアの名門〈ARCURI〉社のニットタイは程よくゆとりを持って編まれた編み地と風になびくような軽さが特徴で、鮮やかなカラーリングはもちろんのこと、素材特有のドレープ感がさりげなく清涼感を与えてくれます。

04/
足もとも気を抜かずカラーアクセントを一点投入
パンツから覗くソックスは、着こなしの印象を大きく変えるアイテムです。今季おすすめのブランドのひとつがイタリアの老舗ホーズメーカー〈SOZZI〉のソックス。優れた履き心地とフィット感を体感できて、着こなしのアクセントとしても活躍してくれます。

05/
首元からさりげなく演出する洗練された上品な佇まい
シンプルな着こなしが増えるこれからの時期には、華やかさをプラスしたいもの。〈Drake‘s〉のバンダナは、インドのルーツを感じるオリジナルのプリントが目を引く逸品。シャツの襟のように少し見せてあげるだけで、自然とエレガントなムードを演出してくれます。

06/
最旬なシャツ選びは、クラシックなムードが鍵
何枚あっても役に立つシャツですが、定番でもあるシンプルなブロードシャツはもちろん、今季はクラシックなムードを併せ持つ鮮やかなカラーのストライプ柄に注目です。都会的でありながら遊び心のあるジャケットスタイルをお楽しみいただけます。
テイストを加えて作る、旬なスタイル
さりげなく“違い”を出せる、
玄人目線なプラスワンアイテム。

01/
サマー仕様のカーディガンはこれからの時期最適な羽織もの
メッシュ素材で通気性の優れたカーディガンなら、ストレスなく羽織れて、気温の変化が激しい日に役立ちます。程よく透け感のあるデザインなのでインナーの柄やカラーリングもさりげなく際立たせてレイヤードスタイルを格上げしてくれます。

02/
香りを加えて匂いもコーディネイト
普段の着こなしに香りもプラスしてみましょう。〈COMME des GARÇONS PARFUMS〉の香水はウッディベースにローズの甘い香りや樹木や草木の香り、スパイシーな香りなど豊富なバリエーションをラインナップ。

03/
手元にさりげなく洗練されたインディアンジュエリーを
エスニックなムードのバングルが新鮮です。1971年にパリで誕生した〈HARPO〉のバングル。パリの視点ならではの華奢で繊細なデザインが魅力。普段愛用しているアクセサリーとの重ねづけやジャケットスタイルとも好相性です。

04/
爽やかな印象はそのままにスポーティなムードを匂わせる
カジュアルな装いやアクティブなシーンで活躍するキャップは、ジャケットルックのアクセントに。KIJIMA TAKAYUKI〉に別注した本作は、高密度なタイプライター素材で製作。適度なハリを感じる表面の素材感や驚くほどの軽快さが特徴です。

05/
上品なレザーベルトで洗練さを
より洗練された装いに。パリ発の〈MAISON BOINET〉のベルトは、程よくボリュームのあるバックルも含めてコーディネートに品の良さをもたらせてくれます。

06/
サングラスで醸し出す知的なエレガンスさ
創業100年以上を誇るセルロイドメガネのパイオニア〈佐々木セルロイド工業所〉によるコラボレーションモデル。1960年代のアメリカンヴィンテージをオマージュしたフォルムも去ることながら、知的さやエレガントな印象を与えてくれる逸品です。不思議とお洒落をしたくなるような、高揚感もプラスしてくれます。