
ファッションが聴こえる風景
1.
( Women )
人の手を感じるクチュールな贅沢

Bag:
KILOMETRE PARIS(キロメートル パリ)は、モード誌『ジャルーズ』を創刊した編集長、アレクサンドラ・センヌが立ち上げたブランド。ポップでハッピーなモチーフやカラフルな文字の刺繍で人気だ。大きなサイズのバスケットには旅をテーマにしたブランドらしい「KILOMETRE HOTEL」のデザインを。TUBE型のバスケットには「ICE CREAM」と、鍵を持った手が入っている「LOBBY BOY」。ウキウキするような遊び心あるモチーフと、丁寧な立体刺繍の上品さから成るバランスが魅力。

Handkerchief:
(上2枚)ハンカチの縁にぐるりと刺繍されているのは、青い湖面の上で向かい合って赤いくちばしを寄せ合う白鳥たち。その水面下には英語の「LOVE」と韓国語の「サラン(愛)」の文字が並ぶという可愛らしさ。自分へのご褒美として、また大切な方へのギフトにもぴったりなロマンチックなハンカチ。
(下2枚)こちらのハンカチの縁には、なんと頭の上に手ぬぐいを乗せた猿たちが刺繍されている。その下にはのれんに描かれた「ゆ」の字と温泉マークが交互に並ぶというユニークさ!「気持ちよさそうに岩風呂に浸かり、すっかりくつろぐ猿の親子」をレースで表現したとか。猿の頭の上の手ぬぐいからは湯気が立ち上っているという繊細さも注目。

Shoes:
ボリューム感のあるグリッターのCROCS(Classic Platform Glitter Clog)に贅沢にジビッツ™チャームをあしらった1足。ジビッツ™チャームとはCROCS専用のデコレーションパーツで、靴にあらかじめ開いている穴の好きな場所に、好きなパーツを装着してカスタマイズできる。ストラップ両端の留め具のパールモチーフジビッツ™チャーム以外はすべて取り外し可能。パールモチーフだけでもいいし、大きなフローラルモチーフだけでもよし。右と左に異なる装飾をしてもよし。世界に1つだけの靴を作ってみてはいかが?

Vest:
目の細かいなめらかなニットの上に、大胆で立体的なフラワーモチーフをあしらい、強くかつエレガントな存在感を放つベスト。1つ1つの花はチュール、シフォン、マットオーガンジーという複数の素材を組み合わせてニュアンスある表情で華やかさがとても印象的。前中心のホックで着脱できる機能的なデザインでもある。ボディのニットは薄すぎず適度なふくらみ感のある“スムース編み”の生地で、柔らかくて優しい肌触りが特長。




Shoes:
黒の網タイツに合わせたダッドスニーカーは、毎シーズン好評のD.A.T.E.のアイコンモデルである「FUGA」。アッパー部分に白の花柄レースのあしらいを入れた別注デザインで、スポーティーになりすぎず、スタイルの幅が広がる。ボディのカラーはニュアンスのある淡いベージュで春らしさを演出。

Knitwear:
黒のクロシェのキャミソールは、人気のCHIKA KISADAの別注アイテム。トレンド要素でもあり注目されている立体モチーフを編み込んでいる。両肩の付け根に付いている毛糸のフラワーは、左右に4つ全部が異なる大きさで、変化のある表情に。フロントは広めに開いているので、さまざまなレイヤードに便利。カットソーやシャツに重ねて楽しんでほしい。
2.
( Women )
レトロなウィットと
チャーミングなプレップ

Charms:
ラタン(籐)を使用した楽しいチャームたち。クリームソーダ、リボン、いちご、キウイ、ハート…etc.。繊細なディテール、立体感、ポップなカラーリングにこだわったデザインで、どれを選ぶか迷うところ。もちろん、複数付けるのもおすすめ。いつものバッグにちょっぴり季節感をプラスして、おでかけ気分を盛り上げてくれる可愛い相棒。

Vest, Dress:
「éclisse(エクリッセ)」という布地で、イタリア語で月食を意味する言葉。イタリアの老舗の名門、MANTECO社のレーヨン麻の名前だ。なぜ月食?と思うが、この会社の布地の名前は「SAMURAI」とか「BIBYE」とか「bi bye comfort」 というようなものがあるので面白い。このセットアップの素材「エクリッセ」はタテに麻、ヨコにレーヨンの清涼感あふれる素材で触るととても気持ちがいい。レーヨンの柔らかさを保ちながら麻のしっかりとした張り感を残し、麻の風合いもありながら弱点であるざらつきは軽減。つまり着心地は抜群。短めの丈のベストはコンパクトなテーラードカラーで、ワイドパンツなどのシルエットにも合わせやすい。中に着ているのはジャンパースカート型のワンピースで、深めのVネックと身体に馴染むシルエット感が魅力。

Coat:
トラディショナルなムードは残しつつ、現代的にアップデートしたショートトレンチ。ゆったりと丸みを帯びたシルエットが、ハンサムながら色香のある一着に。シャンブレーの奥行きのある素材感にブラックのボタンが効いている。袖口のボタンと裾のドローストリングで、着用感やシルエットを調節できる。

Coat:
同じシリーズのトレンチコート2枚をレイヤード。赤いワンピースの上にロングトレンチ、さらにその上にケープのトレンチを引っ掛けている。ロングトレンチはややゆとりのあるシルエットで、中に着るものを選ばない。共地のウエストベルト付きで、シルエットに変化をつけられる。上に羽織ったケープ型のミドル丈のコートも共地のウエストベルト付き。背面の内側にループがついていて前見頃を絞れる仕様なので、こちらもその日の気分でシルエットを変化させて楽しみたい。


Knitwear:
今シーズンは、オリジナルでもポロカラーがとても豊富。前年好評のデザインをアップデートしたポロニットで、着丈を少し短くして、ラインの位置も変更。縦長のシルエットがスッキリとした印象を与え、体に沿うリブ編みの着心地のよさも格別。ボタンは上までピッチリ止めて淑女の気分に。なんだか日常の所作まで美しくなりそうな気がする一着。

Skirt:
裾まであるロング丈のラップスカートで、本格的な巻き仕様になっており、内側のボタンと左脇にあるグログランリボンで留める仕組み。分量感のあるギャザーとトラッドなチェック柄で、このお洒落さはトップスを選ばない。タテに多色のシルク、ヨコにシルクとポリエステルのブライト糸を使用した軽やかなオーガンジーの2枚重ねで、歩くと静かな風を呼ぶ。レーヨンのモール糸で凹凸感も表現。
3.
( Women )
もしも、UAのお客様が通うスポーツクラブがあったなら……ユナイテッドアローズのお客様へ「ウェルネスな一日の過ごし方」を楽しく提案します。大人のリッチ感をプラスしながら、スポーティーな要素を取り入れて。70年代のレトロスポーツのスタイルをウィットとして鮮度をアップデートしました。HANDTEX、 WILHELM NEUBERT、 Les Petits Basicsへの別注アイテムのほか、オリジナルのソックスをラインナップ。






朝いつもの時間よりも少し早めに起きて、ゆっくりと深い呼吸を。
そして、ウォーキングやランニングをして太陽の光を浴びます。






一日の折り返しの午後の時間、軽めのワークアウトでリフレッシュを。
頑張った自分に、チョコレートのご褒美もお忘れなく。






眠りにつく前に、読みかけの本の続きを手に取る。
現実から本の世界に入ることで、
よい眠りの準備をします。








T-shirt:
リメイクブランドであるYEAH RIGHT NYCに、楽しいテキストを刺繍オーダーした。ユナイテッドアローズ ウィメンズの2025 春夏シーズンテーマは”ONE& ONLY”。そこから想起される文章で「THE SUN WILL RISE TOMORROW( 明日もまた太陽は昇る)」と「WE KEEP GOING( 私たちは進み続ける) 」の2つ。これを着ると自分がポジティブな気分になり、自信が持てるような言葉。ボディと刺繍のカラーも別注した特別なアイテム。
4.
( Men )
トラッドとエスニックの調和

Shoes:
「#180 シグニチャーローファー」のUA別注モデル。グレインカーフのネイビーとグリーンを展開。インソールとライニングはアッパーと同色にすることで、靴自体の印象をすっきりとさせ適度にドレッシーさを演出した。アウトソールはブラックで引き締まった印象に。上品な佇まいでありながらアッパーの表情によりカジュアル感もバランスよく備えたローファー。


Suit:
イタリアの生地メーカー〈ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VBC)〉の生地を用いたスーツは新鮮な色味と滑らかさが魅力。6Bスーツのジャケットは、広めの肩幅とやや長めの着丈に加え、ウエストにかけてシェイプした男らしいシルエットが特徴。トラウザーズは上着のシルエットに合わせて股上を深めに設定。膝から裾にかけてストレート気味のラインに。この春夏シーズンらしい落ち着いたグリーンはエレガンスな見た目に加えて着る人に快適さと爽快さを与える。

Cardigan:
ニットの産地として知られる山形県を拠点とするニットウェアブランド〈BATONER〉。ネップの表情が効いたシルク素材を使用しており、軽く滑らかな肌あたりで心地よい着用感を得られる。襟付きのVカーディガンはTシャツに羽織るだけでもさまになり、春のアウターとしてもジャケットのインナーとしてもスタイリングに変化をもたらしてくれる。

Jacket:
HYKEの定番M-51タイプのモデルをより快適なアクティブ仕様にしたショートタイプのナイロンジャケット。上品さと軽快さを兼ね備え、エレガントでありながら気軽に羽織れるコートである。シャツとネクタイをルーズに合わせてコーディネートを楽しむ提案。

Tie:

- HOLLIDAY&BROWN
- HOLLIDAY&BROWN
- HOLLIDAY&BROWN
- HOLLIDAY&BROWN
- UNITED ARROWS
- SOVEREIGN
- UNITED ARROWS
- UNITED ARROWS
今季のネクタイは全体的に色がありながらも落ち着いたトーンが主流。装いに軽快さと遊びを演出するならプリントタイがおすすめ。また、ヴィンテージ調のプリント柄をジャガード織りで表現したネクタイは程よい重厚感も出せて鮮度のあるスーツスタイルに。素材感の効いたネクタイは春夏らしいコットンスーツやリネンジャケットとも相性抜群。季節感を取り入れながら洗練された印象を演出する。

Jacket:
生地にイタリア「Vittoria」社の上質な麻素材を用いたオフホワイトのチョアジャケット。チョアジャケットはもともと雑作業用のジャケットで大きなポケットが特徴。今回は上品さのなかに適度なリラックス感を求めて、通常よりも大きめのサイジングで展開している。後付けされる丸みを持たせた袖やステッチワークなど、随所にナポリのシャツ屋らしい手仕事が感じられる特別なアイテム。

Shirt:
都会的なアロハシャツをイメージした、透け感のあるオープンカラーシャツ。洒脱なデザインで、有機的な模様の刺繍の上に、植物モチーフのプリントを施すという凝ったもの。この春夏らしいエスニックな雰囲気が魅力で、リラックスした気分で街中に溶け込む。




Shirt, Pants:
「FUN SHIRT」の別注第2弾。今回は異なる4色のストライプ柄を使用した。〈Brooks Brothers〉にてアーカイブの生地を参考に、生地感とストライプのピッチを再現したスーピマコットンのブロードクロス。トラディショナルフィットかつ、フロント6つボタン仕様の楽しいシャツ。このオリジナルパターンで制作した「FUN PANTS」と「FUN TOTE BAG」もラインナップ。シャツをもう1枚重ね着すると、より楽しいコーディネートに。

Polo Shirt:
1933年に誕生し、すべてのポロシャツの原型となった伝説の〈LACOSTE〉の「L.12.12」。これをベースに別注した鹿の子のポロシャツは、スキッパー仕様の襟が特徴だ。前立ての裏部分のパーツを一枚布で縫製することで、ボタンを開けて着用した際の「開き」が美しく見えるよう細かな工夫を加えている。定番のブラックと少し擦れた感じの薄いオレンジほかボーダー柄もラインナップ。

Bag:
イングランドのバッグブランド〈Brady〉による大容量のバケットバッグ「LEVEN」。本体をダークブラウン、レザーのベルトをブラックという配色にすることで、茶靴でも黒靴でも合わせられる。ベルトのアジャスターで、手持ちでもタスキ掛けでも使用可能。革製ガンケースの製造会社として創業し、1世紀以上に渡りスポーツ用革製品を作ってきた歴史がデザインと機能性を保証してくれる、なんとも頼もしいバッグである。

Coat:
英国のオーセンティックなディテールを受け継ぐバルマカーンコート「BELFORD」。ワッシャー加工を施したポリエステル生地はとても軽量で、撥水やパッカブル仕様など機能的な仕様でもある。コットンなど天然素材とコーディネートしたときにも調和しやすいように、グレージュの他にダークブラウン・ネイビーの3色をすべてスモーキーカラーで別注、とても都会的で表情豊かなコートだ。
5.
( Information )

シューシャインサービス
〈Brift H(ブリフトアッシュ)〉
〈Brift H〉は南青山を拠点に活動するシューシャインショップです。ユナイテッドアローズは2024年10月から彼らの事業に協力してきました。代表の長谷川氏は2017年ロンドンで開かれた「World Champion of Shoeshine」(第1回靴磨き世界大会)で優勝したプロ中のプロ。高付加価値なサービス、靴磨きやリペアの技術において〈Brift H〉に勝るものはいないでしょう。サステナビリティな取り組みとしてもご期待ください。

青梅市から
生まれたブランド〈ŌME〉
東京都青梅市で100年以上続く藍染工房から藍染と草木染めのアルチザンブランド〈オーメ(ŌME)〉が、2025年春夏シーズンにデビューします。ディレクションは長年百貨店やセレクトショップでバイヤー経験豊富な加藤マリン素子。デザインは国内ブランドで幅広い経験を積んだ鈴木里香が担当します。「壺草苑(こそうえん)」は 国内外のさまざまなブランドやアーティストとの協業など、 活動は多岐にわたっています。ブランドコンセプトは「伝統と革新」「継承」。ナチュラルな印象を与える藍染と草木染めのイメージを一新するようなワードローブです。ファーストコレクションは、画家のジョージア・オキーフの作品と彼女自身の装いから着想。その色使いのみならず 、本物指向の美意識をタイムレスでミニマルなスタイルに落とし込んでいます。


ビューティーの新しい
4アイテムが同時発売
「ウォータリークレンジングVG」「ヘアポイントスティック」「リッププランナー」「フェイスマスク」、すべてユナイテッドアローズ オンライン他ECサイトと一部店舗にて、2025年2月6日(木)から販売。ファッションとビューティはおしゃれの両輪であり、〈UNITED ARROWS BEAUTY〉は洋服をまとう前のおしゃれとしてのスキンケア、ヘアケアを大事にしたいと考えます。肌と髪のケアにより、洋服がいっそう素敵に見えるように。確かな生産背景による「ベストクオリティ」と、毎日惜しみなく使える「ベストプライス」、そして日常生活に馴染むシンプルなデザインを施して、多くの方に愛される商品になりますように。

韓国・ソウル発の
バッグ〈OSOI〉に注目
日本語の「遅い」が語源だという〈OSOI〉というブランド名は、オーナー兼デザイナーのHee Jin Kang (ヒージン・カン)による、少しゆっくりでも自分たちのペースを守りたい、上質なモノ作りをしていきたいという思いが込められています。上質でエッジの効いたモード感あるテイスト、遊び心あるユニークなフォルムでありながら、使い勝手のいいバッグです。2025年2月20日に〈OSOl〉のブランドサイトを「ユナイテッドアローズ オンライン」内に開設、販売スタートします。同時に、ユナイテッドアローズ一部店舗での常設コーナーなどで取り扱いを強化し、2025年中にブランド単独の出店も予定していますのでお楽しみに。
原宿本店がリニューアル
原宿本店は改装工事に伴い、2025年1月13日(月)をもちまして店舗営業を休業いたします。休業期間中はご不便をおかけいたしますが、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。なお、リニューアルオープンは2025年春を予定しております。改装後はユナイテッドアローズのアイデンティティをベースに新しいコンセプトと内装で最高峰のお店をつくり上げお客様をお迎えいたします。ぜひ、ご期待ください。