連載コラム【音楽のある風景】 Vol.167

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2026.03.31 

グリーンレーベル リラクシングの店舗BGMを選曲されている、選曲家の橋本徹さんより、コラム【音楽のある風景】が届きました。
どうぞお楽しみください!

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3月の選曲は、“午後のコーヒー的なシアワセ”に再び胸を躍らせて。
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桜の季節がやってきました。
僕は4/3が誕生日ということもあり、春の訪れには毎年、胸が高鳴ってしまうんで
すが、皆さんもきっと、スプリング・ファッションを思いきり楽しもうと、フレッ
シュな気分に心躍らせているんじゃないかと思います。

先月のこのコラムで少しお伝えしました、早稲田大学・原知章教授による“編集によ
る文化の創造”をテーマにした単行本『渋谷カルチャー考現学──稀代の編集家・橋
本徹(SUBURBIA)ライフ・ヒストリー』
も、装幀デザインが完成し(FJDが装画
のために描きおろしてくれたふたつのキャンヴァス作品に感動してしまいまし
た)、僕は通して読んで大感激せずにいられなかったその中身も、校了まであと少
しという感じになっていますので、6/9の発売日を楽しみにお待ちいただけたら嬉
しいです。

そして、僕の新しい監修・選曲コンピ『カフェ・アプレミディ・ミーツ・スタジオ
ジブリ』も、制作が佳境を迎えています。
僕が信頼する大好きなアーティスト12組が参加してくれている、“午後のコーヒー的
なシアワセ”をテーマにした、ジブリ映画の名曲の新録カヴァー・コンピレイション
です。

レコード会社を通してオファーをいただき、昨秋から始動していたプロジェクトで
すが、音楽好きのジブリ・アニメイターの方たちが、内容もとても素晴らしいの
で、ジャケットのイラストもしっかり準備して、丁寧に描きたいと言ってくださ
り、時間をかけて進行してきました。
それが遂に、コンピ・アルバム(CDとLP)のアートワークと、6枚シングル・カッ
トされる7インチ・レコードのうち2枚分のデザインが完成したのです。
そう今回は、スタジオジブリ映画の背景を手がける画家・佐藤詩穂さんと、ジブリ
出身のアニメイター・山田伸一郎さんが、午後1時から7時ぐらいまでのグラデイシ
ョンでカフェ・アプレミディの店内の情景をイメージして、描きおろしのイラスト
レイションを提供してくれています。

僕は早くもジャケットを見るだけで、ワクワクと胸を躍らせていますが、詳しいこ
とは来月以降あらためて書かせていただくことにして、今月はその速報第1弾とし
て、コンピに収録されるアーティストとカヴァー曲(それが使用された映画も)
を、曲順リストでご紹介したいと思います。
01. 小西康陽「ひこうき雲」(荒井由実のカヴァー)※風立ちぬ
02. 曽我部恵一「やさしさに包まれたなら」(荒井由実のカヴァー)※魔女の宅急
便
03. 矢舟テツロー「朝ごはんの歌」※コクリコ坂から
04. 畠山美由紀 with 小池龍平「Fine On The Outside」(プリシラ・アーンのカ
ヴァー)※思い出のマーニー
05. bird(Produced by 富田ラボ)「ひとりぼっちはやめた」(矢野顕子のカヴ
ァー)※ホーホケキョとなりの山田くん
06. YAKENOHARA feat. クレモンティーヌ「風の谷のナウシカ」(細野晴臣の作
曲)※風の谷のナウシカ
07. cubismo grafico feat. 武田カオリ「The Neglected Garden」(セシル・コ
ルベルのカヴァー)※借りぐらしのアリエッティ
08. Wack Wack Rhythm Band feat. 星野みちる「ルージュの伝言」(荒井由実
のカヴァー)※魔女の宅急便
09. TAMTAM「No Woman, No Cry」(ボブ・マーリーのカヴァー)※ギブリー
ズepisode2
10. 中島ノブユキ「さよならの夏」※コクリコ坂から
11. 優河 with 岡田拓郎「テルーの唄」※ゲド戦記
12. 武田吉晴 feat. アン・サリー「いのちの記憶」(二階堂和美のカヴァー)※か
ぐや姫の物語

追記:
4月半ばからUNITED ARROWS green label relaxingのショップBGMに、以下の
日本語詞の7曲が追加されますので、ぜひお楽しみください。
①ピチカート・ファイヴ「陽のあたる大通り」
②サニーデイ・サービス「恋におちたら」
③矢舟テツロー「君は薔薇より美しい」
④オレンジ・ペコー「太陽のかけら」
⑤松任谷由実「緑の町に舞い降りて」
⑥優河「Sunset」
⑦lo-key design「Alright!!!」
橋本徹さん監修・選曲による、“午後のコーヒー的なシアワセ”をテーマにした、超
豪華アーティスト12組によるスタジオジブリ映画の名曲の新録カヴァー・コンピレ
イションとして、6/3にリリースされる『カフェ・アプレミディ・ミーツ・スタジオ
ジブリ』
橋本徹さん監修・選曲による、“午後のコーヒー的なシアワセ”をテーマにした、超
豪華アーティスト12組によるスタジオジブリ映画の名曲の新録カヴァー・コンピレ
イション『カフェ・アプレミディ・ミーツ・スタジオジブリ』より、7インチ・レコ
ードとしてファースト・カットされる、小西康陽「ひこうき雲」+曽我部恵一「や
さしさに包まれたなら」
橋本徹さん監修・選曲による、“午後のコーヒー的なシアワセ”をテーマにした、超
豪華アーティスト12組によるスタジオジブリ映画の名曲の新録カヴァー・コンピレ
イション『カフェ・アプレミディ・ミーツ・スタジオジブリ』より、7インチ・レコ
ードとしてセカンド・カットされる、Wack Wack Rhythm Band feat. 星野みち
る「ルージュの伝言」+YAKENOHARA feat. クレモンティーヌ「風の谷のナウシ
カ」
橋本徹さんのライフ・ヒストリーが詳細にひもとかれた、文化人類学者である早稲
田大学教授・原知章さん著による、6/9に刊行される単行本『渋谷カルチャー考現
学──稀代の編集家・橋本徹(SUBURBIA)ライフ・ヒストリー』の表紙と裏表紙
(DU BOOKS刊)

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橋本徹(SUBURBIA)

編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。サバービア・ファクトリー主宰。渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。『Free Soul』『Mellow Beats』『Cafe Apres-midi』『Jazz Supreme』『音楽のある風景』シリーズなど、選曲を手がけたコンピCDは350枚を越え世界一。USENでは音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」「usen for Free Soul」を監修・制作、1990年代から日本の都市型音楽シーンに多大なる影響力を持つ。最近はメロウ・チルアウトをテーマにした『Good Mellows』シリーズや、香りと音楽のマリアージュをテーマにした『Incense Music』シリーズが国内・海外で大好評を博している。

http://apres-midi.biz
http://music.usen.com/channel/d03/
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