韓国金属作家4名の作品展示販売会「Texture of Lights」開催 -TABAYA United Arrows-
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2025.10.01

なめらかな表面に沿ってきらめく光
穏やかな波のように染み込む光
銀から金、さらに赤や黒へとつながる時間の光まで
光と出会うことで金属の魅力は輝きを増します。
本展「Texture of Lights」は、多彩な金属の光を探求する韓国の作家4名が集い
光と金属が生み出す無限の可能性を提示します。
鍛造や研磨、漆塗りや上絵付けなど、時間と忍耐を重ねて生み出された金属と光。
本展を通して、韓国工芸における金属の奥深さと可能性、
作品に浮かび上がる多様な光のテクスチャーをご堪能ください。
【Texture of Lights】
日程:2025年10月10日(金)~11月4日(火)
場所:TABAYA United Arrows 1F Gallery
また、本展の開催に伴いオープニングパーティを下記の通り行います。当パーティには4名の作家が在店予定。どなた様も入店可能です。ぜひこの機会にお立ち寄りください。
■ Texture of Lights Opening Party
日時:2025年10月11日(土)17:00~19:30
場所:TABAYA United Arrows 1F Gallery
※ドリンクサービスについて
・1Fギャラリーへご入店の方へドリンクチケットをお渡しいたします。
・1F Café & Barにてドリンクチケットをご提示ください。
・飲み物の持ち込みは1F Café & Barおよびギャラリーのみとさせていただきます。
B1、2Fへの持ち込みはご遠慮ください。
■作家・作品紹介

千年以上にわたり韓国で愛されてきた鍮器(YUGI)を、現代駅な感覚で再解釈した作品を発表しているイ・ジホさん。1957年に国家無形文化財第77号に指定されたイ・ホンジュ鍮器匠から始まった「Napcheong Yugi」の三代目で、韓国を代表する鍮器工房として伝統を受け継いでいます。銀色を含んだようにやわらかく、ほのかに流れる金色の輝きは、オブジェとして器として多くの人々に愛されています。銅78%、錫22%という特別な割合と、数千回にも及ぶ槌打ちから生まれる鍮器。ぜひ本展でご堪能ください。
Instagram: napcheong_official

ユン・ヨドンさんは、冷たい印象を持つ金属という素材に、独自のユニークな手法を用いて温もりを吹き込みます。「静けさの中に動きだすための準備がある」という「静中動」をキーワードに、瓔珞や勾玉など韓国の伝統的な形から着想を得て、食器からオブジェなど多彩な作品を展開しています。

Instagram: studio_yeodongyun

金属の上に漆を重ね、最後の研磨過程において絵画的に表現される作家特有の「深淵の色」を生み出します。繊細で美しい独特な金属作品を手掛けられているパク・ミギョンさん。本展では銅に漆を塗ったバスケットや盒、茶道具のほか、プレイスマットや箸など日常を彩る器をご紹介いたします。
Instagram: sw_mk_moon

手で土を成形して焼き上げた器に銀を施し、焼成と研磨を繰り返す「上絵付け」の技法を用いた銀彩の陶器を手がけられています。絶え間ない反復のなかで生まれる淡く端正な銀の輝きは、使う人の手と時間を映しこみ、時には金色に、時には赤や黒へと育まれるように変化しています。食器やオブジェの中に寓意的に映し出すイ・ヘアミさんの美意識を、本展の作品を通して体感ください。
Instagram: heami_