九谷焼の窯元、錦山窯 展「喫茶去」を開催– TABAYA United Arrows –

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2026.10.01  NEW

TABAYA United Arrowsでは、10月9日(金)より、創業120周年を迎える錦山窯の展示販売会「喫茶去」を開催いたします。

九谷焼の伝統を礎に、時代の変化と向き合い、ものづくりの可能性を追求してきた錦山窯。120年にわたる歩みのなかで培われた技術と美意識は、三代、四代へと受け継がれ、今日のものづくりへとつながっています。

本展では、三代・吉田美統、四代・吉田幸央をはじめ、吉田るみこ、吉田みふゆ、吉田太郎の5名による作品を一堂にご紹介します。

同じ窯を受け継ぎながら、それぞれの感性と技術によって生み出される作品には、作り手一人ひとりの表現が映し出されています。その多彩な表現を通して、伝統のその先へと歩み続ける錦山窯の現在をご覧ください。

【錦山窯 展 「喫茶去」】
日程:2026年10月9 日(金)~10月20日(火)
場所:TABAYA United Arrows 1F Gallery
期間中、ギャラリーにて商品をご購入いただいた方へ、Café & Barにてご利用いただけるドリンクチケットを差し上げます。お買い物とあわせて、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。

三代・吉田 美統 MINORI YOSHITA

高校在学中より陶技を学び、19歳で錦山窯三代を継ぎました。1974年、日本伝統工芸展に釉裏金彩の作品で初入選。以来、花や蝶などの具象的なモチーフを取り入れながら、独自の釉裏金彩の世界を確立。2001年、国の無形文化財保持者に認定されました。

四代・吉田 幸央 YUKIO YOSHITA

1982年金沢美術工芸大学卒業後、石川県立九谷焼技術研修所を経て、錦山窯で作陶を始めました。さまざまなコンペティションで受賞を重ね、2009年に錦山窯四代となりました。「代々受け継がれてきた彩色金襴手の技法をもとに、幾層にも塗り重ねた色彩の上に金粉や金箔を施した独自の表現を追求しています。白く硬質な磁器の地肌と華やかで豊かな金彩が醸し出す美しさを感じていただけるとありがたいです」

吉田 るみこ RUMIKO YOSHITA

1987年に石川県立九谷焼技術研修所を卒業後、錦山窯で作陶を開始。「自然をこよなく愛し、自分も自然の一部であると感じています。自然のもつユニークさ、力強さ、美しさ、不思議さを感じつつ、自然と溶け合うかのように作品を作っています。作品の中に循環するIKIRUエネルギーを感じ、喜びのエネルギーに変換していただけたらとても嬉しく思います」

吉田 みふゆ MIFUYU YOSHITA

石川・小松の地にて120年続く九谷焼窯元「錦山窯」で伝統の技を受け継ぎながら制作を行っています。自然が紡ぐ光と影、移ろう季節の色彩など、常に変化する空気感を表現の糸口とし、色絵金彩の技法を用いて、自然の繊細な表情を作品に映し出しています。

吉田 太郎 TARO YOSHITA

2017年に京都精華大学芸術学部素材表現学科陶芸コースを卒業し、2022年より作家として作品の製作・発表を始めました。有機的な形と、釉薬や炎によって生まれる複雑な表情を組み合わせた作品を制作しています。釉薬の調合と焼成を繰り返し、意図と偶然の間に生まれる変化を探りながら、その焼成でしか生まれない作品を追求しています。

<錦山窯>
石川県小松市にある九谷焼上絵付の専業窯元で、1906年(明治39年)に初代・吉田庄作が創業しました。以来、およそ120年にわたり窯の火を絶やすことなく作陶を続けています。九谷焼は、五彩を駆使した色絵や、「金襴手」に代表される金彩技法など、細密で華麗な絵付けを特徴としています。明治期には「ジャパンクタニ」として海外にも輸出され、その美と技術は世界中から高い評価を受けました。代々受け継がれた九谷の多彩な技法の中でも、錦山窯は金彩を最も得意としています。初代以来、金彩技術の研鑽を重ね、三代・美統は「釉裏金彩」の技法を高めて人間国宝に認定。現在、四代・幸央がその伝統を継ぎながら、現代に息づく新たな金彩表現を追求しています。
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