
ブルゾンとは?ジャンパーやジャケットとの違いや着こなしのコツを解説
ブルゾンの種類や特徴、ジャンパーやジャケット、コートとの違い、ブルゾンを使ったおすすめコーデを紹介します。ブルゾンは、トップス1枚では肌寒い日に活躍するアウター。あわせるポイントを押さえておくと、コーデに取り入れやすくおしゃれの幅も広がります。
INDEX
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「ブルゾン」とは?
ブルゾンの定義と特徴


ブルゾン、とは着丈の短い上着の総称で、フランス語の「Blouson(裾や袖を絞ったブラウス)」が語源です。コートやジャケットよりも動きやすく、機能性が高いのが特徴。デザインによって、カジュアルにもきれいめにも着こなせるので、レディース/メンズともに人気のアイテムです。
ブルゾンと、「ジャンパー」「ジャケット」「コート」との違い
「ブルゾン」と「ジャンパー」の違い

▲ジャンパー
ジャンパーとの違いは、デザイン性と言ってよいでしょう。ジャンパーは、短い丈の上着全般を指しますが、その中でもファッション性の高いものが、ブルゾンと分類されています。ジャンパーはより機能性を重視し、仕事着や防寒着として使われることが多いアイテムです。ブルゾンは日常のファッションに取り入れやすく、おしゃれ着としても活躍します。
「ブルゾン」と「ジャケット」の違い

▲ジャケット
ジャケットは袖のある腰丈程度の上着の総称なので、ブルゾンはジャケットの一種とも言えます。ブルゾンとジャケットの違いとしては、着丈の長さやファッション性でしょう。ジャケットを羽織れば、きれいめできちんとした印象に仕上がります。一方、ブルゾンはよりカジュアルな着こなしを楽しみたいときにおすすめのアウターです。
「ブルゾン」と「コート」の違い

▲コート
コートは、防寒や雨風を防ぐために衣服の上から羽織るアイテム全般を指します。防寒を目的としているため、ブルゾンよりも丈が長く生地が厚手なのが大きな違い。また、ブルゾンは室内でも着たままでいられるデザインのものがありますが、コートは基本的に屋外での防寒を目的としているため、室内では脱ぐことを前提としたデザインになっています。
ブルゾンの種類
ブルゾンには、大きく分けて主に以下のような種類があります。
・中綿ブルゾン
・ボアブルゾン
・MA-1
・レザーブルゾン
・中綿ブルゾン
・ボアブルゾン
・MA-1
・レザーブルゾン
中綿ブルゾン


中綿ブルゾンはポリエステルなどの中綿を使用し、防寒性が高いのが魅力です。ゆったりとした着心地のものが多いので、厚手のトップスの上に羽織ることもできます。
ボアブルゾン


ボアブルゾンはモコモコとしたボア素材を使ったブルゾンです。毛と毛の間に空気をため込むため、保温性に優れています。防寒としてだけではなく、素材感を活かしコーデのアクセントとして羽織るのもおすすめです。
MA-1


MA-1は、主にナイロン素材を使用しているブルゾンです。もとはアメリカ空軍のフライトジャケットの一種で、身幅や袖にゆとりのある、ゆったりとしたデザインが特徴。ベージュやカーキのアースカラーが主流でしたが、最近では黒やアイボリーなどのカラーバリエーションもあります。
レザーブルゾン

※画像はフェイクレザーブルゾン

※画像はフェイクレザーブルゾン
レザー/フェイクレザーブルゾンは、重厚感があるので羽織るだけでコーデを格上げできます。防寒性だけではなく、デザイン性と機能性を兼ね備えているのも魅力です。
【レディース】ブルゾンをおしゃれに着こなすポイント
きれいめのボトムスとあわせてバランス良く

ブルゾンにきれいめのボトムスをあわせれば、大人カジュアルなコーデに仕上がります。例えばセンタープレス入りのパンツをあわせると、きちんと感のある印象に。コーデのバランスが取れることで、ブルゾンをおしゃれに着こなせます。
色や素材感で洗練された印象に

ダークトーンのカラーや、ナイロンなど艶のある素材を選べば、カジュアル感が強いブルゾンでも洗練された着こなしが叶います。例えばインディゴや黒などのダークトーンを選ぶと、大人のカジュアルスタイルに仕上がります。
【レディース】おすすめのブルゾンコーデ
ブルゾンとボトムスとのバランス感や、配色、素材の取り入れ方などに注目してみましょう。
フードブルゾン×ギャザースカート

カットソー×ギャザースカートに、フードブルゾンを羽織ってカジュアルに仕上げました。ライラックカラーが季節感のあるムードに。黒のスニーカーを選び、コーデを引き締めています。
フードブルゾン×チェック柄スカート

ベージュのフードブルゾンを使ったおでかけコーデ。ギンガムチェックのフレアスカートをあわせて、フェミニンな印象に仕上げました。
ブルゾン×サテンスカート

黒のブルゾン×ライムカラーのサテンスカートでつくるきれいめコーデ。ミニバッグとシルバーのサンダルをあわせて、上品な印象に仕上げています。
フードブルゾン×ナロースカート

プリントTシャツとフードブルゾン、キャップのカジュアルな組みあわせも、ナロースカートをあわせるときれいめな印象に。シルバーのバレエシューズを履いて、スポーティーになりすぎないように意識しました。
MA-1×デニムスカート

MA-1×デニムスカートのカジュアルコーデ。スパンコールのバレエシューズを履いて、コーデにさりげなく華やかさをプラスしています。
フードブルゾン×シャイニースカート

すっきりとしたブルゾンに光沢感のあるスカートをあわせたきれいめコーデ。オレンジのバッグを差し色にして華やかさをプラスしました。シルバーのアクセサリーやメリージェーンで上品な印象に仕上げています。
ボアブルゾン×デニムスカート

オレンジのラインが特徴的なボアブルゾンに、ネイビーのデニムスカートをあわせました。カジュアルになりすぎないように、黒のブーツでコーデを引き締めています。
フェイクレザーブルゾン×タイトスカート

フェイクレザーのブルゾンに、表情のあるタイトスカートをあわせました。モノトーンでまとめるとシックな印象に。ブルゾンの襟とスカートの色味をあわせてまとまりのあるコーデに仕上げています。
フィッシングブルゾン×ワイドパンツ

ライトピンクのワイドパンツが明るい印象を与えるコーデ。センタープレス入りのパンツなら、カジュアル感のあるブルゾンとあわせてもきれいめに仕上がります。
スタンドカラーブルゾン×デニムパンツ

コンパクトなブルゾンにテーパードシルエットのデニムをあわせたカジュアルコーデ。光沢感のあるフラットシューズを履いて、フェミニンさをプラスしました。
ブルゾン×シアーパンツ

ブルゾンとパンツのカラーを統一すれば、洗練された印象に。花柄刺繍×シアー感のあるパンツでフェミニンな要素もプラスしています。ターコイズブルーのキャミソールをあわせて爽やかに仕上げました。
フードブルゾン×ハイウエストパンツ

ダークトーンで統一したブルゾンコーデです。ショート丈×ハイウエストのパンツでメリハリを意識。カジュアルなアイテムの組みあわせも、カラーを統一すれば洗練された印象に仕上がります。
オールインワン×スウィングトップブルゾン

ブラウン系のアイテムをあわせたコーデです。ラフながらも上品さがあるオールインワンと、ほどよい光沢感があるブルゾンで、きれいめな印象に。黒のストラップパンプスがフェミニンな印象を与えます。
ボアブルゾン×スリットパンツ

ボリュームのあるボアブルゾンには、スリムなパンツをあわせるとバランスよく仕上がります。きれいめなブーツとバッグでクラス感をプラス。差し色としてターコイズブルーのインナーをあわせているのもポイントです。
ダブルジップブルゾン×ワイドパンツ

ダークカラーのブルゾンとワイドパンツのシックな着こなし。赤のニットを取り入れると、コーデがパッと華やかになります。クラシカルなボストンバッグをあわせて、オフィスカジュアルにもぴったりなスタイルに仕上げました。
シャツワンピース×フードブルゾン

1枚でもさまになるシャツワンピースにフードブルゾンを羽織り、ほどよくカジュアルダウン。ワンピースの裾からパンツのイエローを見せるのも、おしゃれに着こなすポイントです。
キャミソールワンピース×MA-1

カットソー×キャミワンピースに、MA-1を着用した大人のカジュアルコーデ。胸元に見えるカットソーのボーダーが顔まわりを明るくしています。
フレアワンピース×フードブルゾン

裾にかけて広がるフレアワンピースに、フードブルゾンを羽織りました。サンダルをあわせて軽やかな雰囲気に。色数を抑えれば、シックな印象に仕上がります。
メッシュワンピース×ブルゾン

メッシュワンピースにブルゾンを羽織り、スポーティーに仕上げました。ワンピースの下にはワイドパンツをレイヤード。ダークブラウンのサンダルでコーデを引き締めています。
キャミソールワンピース×フェイクレザーブルゾン

マキシ丈ワンピースにフェイクレザーブルゾンを羽織ったきれいめコーデ。ダークカラーの組みあせで、大人っぽい雰囲気に仕上げました。ミニサイズのカゴバックがコーデのアクセントになっています。
ロングワンピース×MA-1

ダークグレーのロング丈ワンピースに、オリーブカラーのMA-1をあわせてメリハリをきかせました。キャップとスニーカーでカジュアルに見せつつ、ミニバッグできれいめ要素もプラスしています。
ニットワンピース×ボアブルゾン

グレーのニットワンピースに、オフホワイトのボアブルゾンを羽織ったコーデ。白のソックスとスニーカーをあわせると、デイリーにぴったりのカジュアルコーデが完成です。
フレアワンピース×フェイクムートンブルゾン

フェイクムートンのブルゾンが重厚感を与えるコーデです。内側にはボア素材が施され、リバーシブルで楽しめます。黒のワンピースとブーツをあわせて、大人っぽい印象に仕上げました。
おすすめのブルゾン(レディース)
【メンズ】ブルゾンをおしゃれに着こなすポイント
ポイントは、シルエットと色使い。すっきりとしたシルエットや統一感のある配色を意識するだけで、大人っぽく洗練された印象に仕上がります。
Iライン/Aラインシルエットを意識する


ブルゾンをコーデに取り入れるときは、IラインかAラインのシルエットをつくるようにするとバランスをとりやすくなります。
きれいめで大人っぽく見せたい場合は、細身のパンツをあわせてIラインシルエットをつくるのがおすすめ。
カジュアルでこなれ感のあるコーデをつくりたいなら、ワイドパンツのようなゆったりとしたパンツをあわせてAラインシルエットを意識すると良いでしょう。
きれいめで大人っぽく見せたい場合は、細身のパンツをあわせてIラインシルエットをつくるのがおすすめ。
カジュアルでこなれ感のあるコーデをつくりたいなら、ワイドパンツのようなゆったりとしたパンツをあわせてAラインシルエットを意識すると良いでしょう。
同系色のアイテムをあわせる

インナーやパンツなど、コーデのどこかにブルゾンと同系色のアイテムを取り入れるのも効果的。統一感が生まれて、大人っぽさが引き立ちます。カジュアルなブルゾンにきれいめのパンツなど、テイストの異なるアイテムをあわせる場合も、色味を揃えると自然になじみやすくなります。
【メンズ】おすすめのブルゾンコーデ
シルエットや色使いなどのバランス感に注目して見ていきましょう。
スタンドカラーブルゾン×ワイドパンツ

大人っぽく着こなしやすいスタンドカラーのブルゾンに、チェック柄のシャツをあわせてトラッドな印象に。全体をブラウン系カラーで揃えて、さり気なく統一感を出しています。
ブルゾン×セミフレアパンツ

軽やかなバックサテン生地のブルゾンと、セミフレアパンツのセットアップコーデ。インナーのTシャツをウエストインして、Iラインを強調しているのもポイントです。
ブルゾン×ワイドパンツ

ベーシックなデザインのジップブルゾンに、同系色のワイドパンツをあわせた着こなし。オレンジのニットを差し色にして、シンプルながらも存在感のあるコーデに仕上げています。
ダウンジップブルゾン×デニムパンツ

シャツとベストのレイヤードに、防寒性に優れたダウンジップブルゾンを羽織りました。上半身にボリュームがあるので、パンツは細身のデニムを選んでバランスをとっています。
バルカラーブルゾン×イージーパンツ

シャツのような感覚で羽織れるバルカラーブルゾンに、ゆったりとしたイージーパンツをあわせたカジュアルコーデです。スウェットとブルゾンをダークブラウンで揃えて統一感を出すことで、ラフになりすぎない大人っぽい仕上がりに。
おすすめのブルゾン(メンズ)
ブルゾンを羽織っておしゃれを楽しもう
ブルゾンは、きれいめなボトムスやワンピースにあわせて羽織ると、大人な着こなしが叶います。ここで紹介した種類やコーデを参考に、肌寒い日はブルゾンを羽織っておしゃれを楽しみましょう。

UAコラム「読みもの」編集部
ユナイテッドアローズが運営する、ファッションやライフスタイルにまつわる情報を発信していくオンラインメディア「UAコラム」。
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