低身長さんの服装の悩み解決ポイントとおすすめのコーデ21選|スタイルアップを叶えるコツ

低身長さんの服装の悩み解決ポイントとおすすめのコーデ21選|スタイルアップを叶えるコツ


身長が155センチ以下の低身長さんにありがちなコーデの悩みをカバーする方法や、避けた方が良いアイテムなどを紹介。低身長と高身長とでは、同じアイテムでコーデをつくっても印象やシルエットが異なります。スタイルアップして見せるポイントをチェックしていきましょう。

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※掲載している商品のなかには、販売終了によりご購入いただけない場合がございます。予めご了承ください。
監修者プロフィール

監修者プロフィール

イメージコンサルタント:イワサキ ヒロミ

ショップスタッフ、DTPデザイナーを経てイメージコンサルタントへ転身。「似合う」+「個性」を重視し、ヘアメイクからファッションのトータルバランスを提案しています。

低身長さんによくあるお悩みと解決方法

悩み① 幼く見られやすい

大人な表情のファッションを楽しみたいのに、小柄でかわいらしい、幼い印象になってしまうという悩みは次のような方法で解決しましょう。

▼解決ポイント
カーゴワンピースを着た女性
モノトーンやブラウン、ベージュ、カーキなどのアースカラーのように、シックな色を取り入れると大人らしさが引き立ちます。バッグやシューズなどの小物を、きれいめやレザー素材にしてクラス感をプラスするのも効果的です。

また、フェミニンなアイテムは複数使いするのではなく、袖コンシャスなブラウス+デニムパンツといったように、少しカジュアルダウンさせて着るのもポイント。スリット入りのスカートや、デコルテがほどよく見えるトップスで肌を出してヘルシーな抜け感を演出するのもおすすめです。

悩み② ロング丈やオーバーサイズが似合わないと感じる

オーバーサイズのトップスや体型カバーができるロング丈のアイテムは、服に着られている感が出てしまうため、低身長さんは似合わないと感じがち。

▼解決ポイント
タイトスカートを使ったコーデ
オーバーサイズのアイテムを着るときはメリハリを意識するのがポイント。オーバーサイズのトップスに細身のパンツやタイトスカートをあわせるなど、シルエットに緩急をつけるとすっきりとした印象になります。ロング丈のトップスを着るときは、フロント部分をウエストインするだけでもメリハリを演出できます。

悩み③ 腰の位置が低く見えやすい

身長が低いと重心が下に見えやすく、小柄が強調されたり脚が短く見えたりすることを悩む人も多いのではないでしょうか。

▼解決ポイント
トップスをウエストインしたコーデ
低身長さんは腰の位置を高く見せて重心のバランスを取りましょう。次のようなテクニックがおすすめです。
  • 色物、柄物などインパクトのあるアイテムは上半身に持ってくる
  • トップスをウエストインして着る
  • ハイウエストのボトムスを選ぶ
  • トップスとボトムスの色をあわせて縦長のIラインに見せる
  • ベルトを使って高い位置でウエストマークをする
  • ピアスや帽子など、顔まわりを飾る小物を加える

悩み④ フラットシューズを使ったコーデが難しい

フラットシューズを使ったスタイリングだと、脚が短く見えたりバランスが悪く感じたりして悩んでしまうケースも。低身長さんでもポイントを押さえれば、フラットシューズでもスタイルアップして見せることは可能です。
フラットシューズを使ったスカートコーデ
▼解決ポイント

基本的にはこれまでに紹介したお悩みの解決ポイントと同様に、腰の位置を高く見せることを意識しましょう。トップスよりもボトムスが占める面積を多くすると脚長に見せやすくなります。スカートは広がりすぎないシルエットのものを選ぶと、すっきりと見えてバランスの良い仕上がりに。ロング丈のスカートやワンピースなどは重く見えるので、足首が見える丈を取り入れるのがおすすめです。
また、ボトムスとシューズの色をあわせると分断されずにつながって見えるため、縦のラインがより強調されます。

低身長さんコーデのNG項目と取り入れる方法

NG① ゆったりとしたアイテムどうしの組みあわせ

低身長さんはオーバーサイズのトップスとワイドボトムスの組みあわせなど、ゆとりのあるシルエットのアイテムを複数使ったコーデが苦手な傾向にあります。全体が重く見えたり、メリハリがなく見えたりしてしまうためです。

▼取り入れる方法
カットソーを使ったコーデ
オーバーサイズやロング丈を取り入れる場合はシルエットにメリハリをつけましょう。羽織りものは透け感のある軽い素材を選ぶと、重さが気になりにくくなります。アウターは膝よりも上の丈がバランスを取りやすくなります。ショート丈やAライン、Iラインのデザインがおすすめです。

NG② 大ぶりの柄

存在感のある大ぶりな柄物は、低身長さんが着ると小柄な体型を強調しやすいので要注意。柄物を選ぶなら、小さく細かいものを選ぶのがおすすめ。ボーダー柄も太いものより、細いものが似合うでしょう。

▼取り入れる方法
シアーシャツを着た女性。低身長さんの大ぶりの柄取り入れ例
低身長さんが大ぶりな柄を取り入れたい場合は、柄の色が薄いものを選ぶか、ベースカラーが暗めで引き締まったものにするのが着こなしのコツです。柄物のアイテムはボトムスよりもトップスにした方が重心のバランスを取りやすくなります。

NG③ ボリュームのありすぎるボトムス

ギャザーたっぷりのフレアスカートや太さがしっかりあるワイドパンツなど、ボリュームのあるボトムスは着られている感が強くなりがち。スカートは、広がるシルエットや素材のものを避けるのがポイントです。

▼取り入れる方法
低身長さんもはけるセンタープレス入りワイドパンツ
ワイドパンツはフルレングスではなく足首が見える丈のものや、太すぎないセミワイドだと着こなしやすくなります。センタープレス入りのパンツも、すっきりとしたコーデに仕上げることができます。また、ボリュームのあるボトムスを取り入れる際は、Iラインシルエットにするとバランスが取りやすくなります。
フレアスカートなら、落ち感のある素材や、プリーツの入った動きのあるものがおすすめです。

低身長さんにおすすめの【春】コーデ

ペプラムブラウス×テーパードパンツ

ペプラムブラウスとパンツのコーデ
高い位置で切り替えがあるペプラムブラウスは、脚長効果も期待できるアイテム。落ち着いた色味のテーパードパンツをあわせると品良く仕上がります。ネックレスやイヤリングで顔まわりを飾っているのもスタイルアップのポイントです。

ダブルジャケット×ビスチェワンピース

ジャケットとワンピースのコーデ
すっきりとしたシルエットのビスチェワンピースに、ダブルジャケットを羽織った着こなし。色味をあわせているので縦のラインを強調しやすく、きれいめな仕上がりになっています。シューズをスニーカーにしてカジュアルダウンすると、こなれ感が増します。

ロング丈ベスト×テーパードパンツ

ロング丈ベストを使ったコーデ
一見、低身長さんが着こなしにくく思えるロング丈のベストをメインにしたコーデ。共布ベルトによるウエストマークで腰の位置が高く見え、重心のバランスが取れています。細身のパンツをあわせて、縦長のIラインをつくっているのも見逃せないテクニックです。

ショート丈カーディガン×マーメイドスカート

カーディガンとマーメイドスカートのコーデ
カーディガンとデニム素材のマーメイドスカートをあわせたコーデです。カーディガンをショート丈のものにすると、ウエスト位置が高く見え、縦長なシルエットに。シューズが厚底なので、よりスタイルアップした仕上がりになっています。

ジップアップカーディガン×デニムパンツ

カーディガンとマーメイドスカートのコーデ
ショート丈のジップアップカーディガンがバランスの良いコーデ。黒を上に持ってくることで足元が軽く見え重心が上がる効果あり。コンパクトなシルエットも着痩せして◎。

ネイビーのワンピース×フェイクパールネックレス

ワンピースのフォーマルコーデ
ネイビーのワンピースでつくる、きれいめコーデ。ウエスト切り替えで自然な縦長シルエットが生まれています。フェイクパールのネックレスや、バックルつきのパンプスが上品さをプラス。ビジネスからフォーマルまで、幅広いシーンで活躍するコーデです。

ペプラムニット×細身パンツ

ワンピースのフォーマルコーデ
フェイクパールのボタンがアクセントのペプラムジレを使ったフェミニンスタイル。身幅がすっきりしてペプラム位置が腰にくるデザインなら目線が上がりスタイルアップします。

低身長さんにおすすめの【夏】コーデ

ドット柄ブラウス×ベルトパンツ

ブラウスを着た女性
細かい柄のドットブラウスは軽く見えるのが◎。全体のトーンが明るい色でまとめられているのですっきり見えます。ウエストもベルトマークしているのでさらにスタイルアップして見える、バランスの良いコーデです。

ストライプ柄ワンピース

ワンピースを着た女性
裾にかけて広がるマーメイドラインのワンピース。上半身がフィットしているのですっきり見えが叶います。また、ストライプ柄にも背を高く見せる効果あり。足元もヌーディーなサンダルで抜け感があり重く見えないのもポイント。

ボーダーカットソー×ロングスカート

スカートをはいた女性
柄をトップスに持ってくることで目線が上がりスタイル良く見えるコーデ。スカートも広がらないデザインなのですらっとして見えます。モノトーンの配色で大人っぽく仕上がります。

ギャザーブラウス×ワイドパンツ

ブラウスを着た女性
ゆったりしたギャザーブラウスにワイドパンツのリラックスカジュアルコーデ。切り替え位置の高いデザインのブラウスなので目線が上がり、ワイドボトムでもスタイルアップ効果大です。手首を見せ、髪も束ねることですっきり見えています。

低身長さんにおすすめの【秋】コーデ

アノラックパーカー×キャミワンピース

アノラックパーカー×キャミワンピースの着こなし
シンプルなキャミワンピースに、パープルのカラーが目を引くアノラックパーカーをあわせたコーデ。キャップをあわせたり色物をトップスにあわせたりすると、上半身が引き立ちます。すっきりしたIラインシルエットなので子どもっぽさも回避できます。

ショート丈ブルゾン×チェック柄スカート

ブルゾンとチェック柄スカートのコーデ
イエローのチェック柄スカートを使った存在感のあるコーデです。ブルゾンを落ち着いた色味にして、幼く見えない大人な仕上がりに。バッグとブーツがブラックで統一されていることで、モダンな雰囲気が漂います。

ボウタイブラウス×Vネックジレワンピース

ブラウスとワンピースのコーデ
フェミニンなボウタイブラウスは、きれいめなワンピースとあわせると大人な仕上がりに。すとんとしたシルエットのワンピースを選ぶと上品に決まります。シューズはフィット感のあるブーツにすると、足元にメリハリが生まれます。

Vネックブラウス×ティアードスカート

ブラウスとティアードスカートのコーデ
ギャザー入りのブラウスとティアードスカートのフェミニンな組みあわせ。ブラウスはベルトでウエストを絞れるものを選ぶと、ボリューム調節ができてバランス良く着こなせます。スカートの色味が明るい分、バッグとシューズをブラックにして大人な印象に。

ニットベスト×ワイドパンツ

ブラウスとティアードスカートのコーデ
毛足の長いミックスヤーンベストが主役のきれいめコーデ。シンプルなスタイルですが、素材のインパクトが目を引き、トップスに目線がいくのでスタイルアップして見えます。

ボーダー柄ニット×スリットパンツ

ボーダー柄カットソー×ワイドデニムパンツの着こなし
ゆったりトップスにセンタープレスのスリットパンツをあわせたマニッシュでカジュアルなコーデ。トップスの色が明るく柄もあるため目線が上がるバランスの良い組みあわせです。ボトムスの色とシューズの色をあわせることで脚長効果も大。

低身長さんにおすすめの【冬】コーデ

ダウンベスト×ロングワンピース

ダウンベストを着た女性
ダウンベストは少し着丈が長いですが、同系色のワンピースをあわせることでIラインシルエットが強調できています。ブーツも白で統一することでさらにスタイルアップして見えます。また、インナーのブルーのシャツを襟元だけ出すことで目線が上がり、バランスの良いコーデになっています。

ショート丈カットソー×フレアスカート

ホワイトのワントーンコーデ
全体をホワイト系のカラーで統一したワントーンコーデです。フレアスカートは広がりすぎないシルエットなので、フェミニンながらも落ち着いた印象になっています。トップスをクロップド丈にしてバランスを取っているのもポイントです。

シャギーカーディガン×タイトスカート

ホワイトのワントーンコーデ
目を引くブルーが主役の大人カジュアルコーデ。カーディガンのインナーにプリントTシャツを入れることで目線が上がりスタイルアップ。ボトムがすっきりしているとニットのボリュームが気にならずバランスがとても良く見えます。

オールインワン×タートルネック

ホワイトのワントーンコーデ
シンプルなオールインワンに蛍光カラーでアクセントを使ったスタイル。ネイビーのオールインワンの首元から覗くライムカラーが目線を上げてくれます。また、バッグも高い位置で持つことでさらに重心が上がりバランスよく見せてくれます。

低身長でもスタイルアップコーデは簡単につくれる

低身長さんがバランスの良いコーデをつくるポイントは、シルエットと下重心にならないこと。軽さやすっきりとしたシルエットを意識すると、スタイルアップして見えるおしゃれなコーデがつくりやすくなるでしょう。ここで紹介したポイントを参考に、悩みをカバーするスタイリングを試してみてください。
UAコラム「読みもの」編集部

UAコラム「読みもの」編集部

ユナイテッドアローズが運営する、ファッションやライフスタイルにまつわる情報を発信していくオンラインメディア「UAコラム」。
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