Spring Coats

春にふさわしい6着のアウター

生地の擦れる感覚がギアっぽい

地厚なナイロンタフタ生地ならではのハリやコシに着目するPRメンズドレス担当の藤原和広。ビジネススタイルではすっかり定番化したバルカラーコートだが、第一ボタンを開閉するだけでガラリと印象が変わり、シーンに合わせた着こなしを楽しめる。パッカブル仕様。

春はやっぱりシアサッカー

名品バラクータのG9ジャケットを、シアサッカー生地で別注。爽やかな光沢感と春らしい軽快さが加わったバラクータに対し「ウールブレンドのシアサッカーだから上品さも備えている」と太鼓判を押すEC担当の土屋晶寛。アーム部や身頃にゆとりを持たせた、オーセンティックフィット。

グッとくるシルエット

羽織るだけで美しいAラインを描くラップコート。このコートをリコメンドする柏店の清水 敦は「上質なコットンを高密度で織り込んでいるので、共地のベルトでウエストを絞るとドレープがきれいに出るんです。そんな強弱のあるシルエットもまたかっこいいんです」と加える。

変幻自在のスペック

着脱可能なフードにウエストの絞りが調整できるドローコードなど、遊びゴコロをふんだんに搭載。「こうしたディテールによってオンオフの兼用はもちろん、トラッドにもスポーティにも合わせられたりと、幅広い用途に対応できる一着となりました」とは新宿店の箱石大介。

春でも着丈の長いアウターを

「実は数年前に発表したものなのですが、海外からも非常に評判が良かったのもあって今回復刻。デザイン的にはコーチジャケットとバルカラーコートをミックスさせた感じです」とはデザイナーの鴨志田 康人。普段着にはもちろんスーツに羽織ってドレスダウンしても素敵に仕上がる。

雨でもいける

「濡れる」とか「蒸れる」などのストレスを極力回避できる、通称オールウェザーコート。「定番のシェルジャケットをコートで。新鮮なレインコートという感覚ですね」とはチーフバイヤーの内山省治。買い付けで出張が多い内山ならではの視点だ。ジャケットの上にも羽織れるようなサイズ感も嬉しい。