#LIFESTYLE

Outerwear by United Arrows
本格的な冬がやってくる。お気に入りのアウターがあれば寒さに体が縮こまることなく、足取りも軽快だ。大好きなアウターをバサッと羽織り、襟を立てて、時には北風で凍える頬を埋めながら……。今年の冬はどんなアウターを、どんなムードで着こなそう。
2021.11.12
Text Mikiya Matsushita
Photography Hiroaki Aoi
少しずつ外に出かける機会が多くなりそうな今年の冬。どんなアウターを着て出かけよう。テクノロジーの進化によって機能的な素材が開発されたり、洋服自体の軽量化が実現したり、あるいはシンプルさやミニマムさが現代的ムードとして浸透してきている。その一方で、天然素材ならではの温もりや、伝統的なデザインからくる機能美に新鮮さを感じるのもいまのファッションのムード。迫力のあるツイーディーな生地をふんだんに使った体全体を包み込んでくれるコートや、風の侵入を防ぐダブルブレスト仕様。さらには首元をぎゅっと締めるチンストラップや大きめのフードや襟。今回はそんなムードをピックアップしてみました。いま最も新鮮に感じるアウターの着こなし。
襟を立て、フロントボタンとチンストラップを閉めた時、上品さや優等生感といった現代的なイメージを超えて、ミリタリーをルーツとするPコート本来のたくましさが際立ちます。正々堂々冬に向き合うような潔さすら感じる着こなしです。UAオリジナルはメルトンの中でも、柔らかくて軽い生地を使用しており、モダンな印象を合わせ持っています。
ユナイテッドアローズのコート¥62,700 ASK STORE *11月下旬発売予定
ジョシュア エリスのマフラー¥62,700 BUY NOW
ユナイテッドアローズのグローブ¥16,500 ASK STORE
いつの時代にも魅力的なダッフルコート。なんといっても実用性を兼ね備えたトグルが唯一無二の存在感を発揮します。日本では制服に指定している学校も少なくないことから、少し幼い印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。そんなときはジャケットやスラックス、革靴などのドレスアイテムと合わせてみるのもおすすめです。今季リリースしたソブリンのダッフルコートはリバー縫製という技術で軽く仕上げた生地をつかいながら、さらっと羽織れるようなリラックス感をそなえています
ソブリンのコート¥154,000 BUY NOW
ユナイテッドアローズのジャケット¥49,500 BUY NOW
ユナイテッドアローズのパンツ¥19,800 BUY NOW
ジョシュア エリスのマフラー¥37,400 BUY NOW
英国カントリースタイルを代表するバブアー。質実剛健なこのアウターのクラシックな佇まいは色褪せることなく、都会的なスタイルにすら新鮮さをもたらしてくれます。写真のモデルは<バブアー>と<サイ>、そして<ユナイテッドアローズ>のトリプルコラボ第4弾。ワックスドコットンを使用した英国製で、着丈をロングとショートでトランスフォームできるので着用シーンも幅広く、スタイリングもさまざまに楽しめる仕様となっています。
バブアー×サイ×ユナイテッドアローズのコート¥75,900 ASK STORE *12月初旬発売予定
ユナイテッドアローズのシューズ¥24,200 BUY NOW
シンプルなスタイルだからこそ、コート然としたたっぷりのボリューム感を楽しみたいバルマカーンコート。ラグランスリーブで丸みのあるショルダーラインから、裾に向かうにつれ綺麗に広がるAラインを存分に味わうために、第一ボタンを留めてまるでマントのように着こなしたい。<カモシタ>のバルマカーンコートは、温かみのあるツイード生地を使用しており、より一層オーセンティックな佇まい。
カモシタのコート¥132,000 BUY NOW
エレガントさとリラックスが共存するベルテッドコート。風が冷たく感じるときには襟を立てて、ベルトをキュッと縛って着てしまおう。ウエストマークによるメリハリのあるシルエットからは色気さえ感じるスタイルに。一方ベルトはポケットに入れてしまい、バサっと羽織ればリラックス感漂う上品かつエフォートレスな装い。写真の<ソブリン>のコートは、迫力のある大きめのラペルが特徴です。
ソブリンのコート¥176,000 ASK STORE *11月中旬発売予定
ソブリンのセーター¥55,000 BUY NOW
中綿入りの適度なボリューム感や、キルティングの表情からはどこかほっこりとした優しい雰囲気が感じられます。<マッキントッシュ>のキルティングジャケットは、コーデュロイの襟やパイピング、さらに表地にウールを使うことで上品さのある仕上がり。ショルダーラインが直線的で、ジャケットやスタイルにも合わせやすい懐の深さがあります。
ポリエステル素材のフェイクレザーでムートンを表現した<ニードルス>のボアジャケット。ハードな印象になりがちなレザージャケットですが、ボア付きのものは防寒性にも優れるだけでなく、どこかチャーミングな印象も感じられます。ダブルジップ仕様なので、インナーからちらっとカラーニットを覗かせるのも冬の装いならでは。寒いときはジップを上まであげて、ボアに頬を埋めて。
メルトンの中でも軽く柔らかな生地を使用した4つボタンのダブルブレステッドコート。チェスターフィールドコートをはじめ、ラペル付きのアウターをカジュアルに着てしまうのもまた、新鮮に感じるスタイルです。このコートは上のボタンを留めればかっちりとした印象に。写真のように下を留めれば、少し抜け感のあるこなれた印象になります。
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「冬を素敵に。今年のアウターのムード。」
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