カバンの中はすっきり、ものを持ちすぎない

外出時は身軽にいたい、というマインドに応えてくれるのは、スマートフォンのようなプロダクトの多機能性です。例えば除菌スプレー。コロナ禍で、室内に入るときに除菌をすることはもはや当然のマナーになっています。もちろん機能性だけを考えると業務用のアルコールスプレーでもいいのですが、せっかくであれば心地よい香り成分を含んだハンドジェルはいかがでしょう。またマルチオイルはその名前の通りマルチに活躍する便利なアイテムです。除菌後の乾燥した手の保湿はもちろんのこと、ヘアオイルとして崩れてきた髪に塗布しても◎。＜JUICE＞のオイルであれば、100%天然由来なので安心して使用できます。他にも固形石鹸を携帯する人もいます。手洗いのとき、またホテルや銭湯にあるアメニティや備え付けのものでは満足できない人からのニーズ以外にも、石鹸を「手軽に持ち運べる使い慣れたフレグランス」として携帯する人もいます。柔らかな石鹸の香りがパーソナルスペースに広がります。

気分転換の仕方にも効率と工夫を。

ふぅーとひと息つきたい瞬間は誰にでもおとずれるもの。しかし気分転換の仕方をなかなか見つけられない人もいるのではないでしょうか？　さまざまあるストレスに対して現在注目されているのが、“香り”の効能です。アロマテラピーという香りを使った治癒法が確立されているように、香りは現代社会における気分転換にはうってつけなのかもしれません。例えば、不安や緊張をほぐすとされているシトラスの香りがするハンドクリーム。鎮静効果のあるラベンダーや気持ちを安定させるパチョリなどの天然精油を含む＜デ・マミエール＞のアルティチュードオイルは、ハンカチやマスクなどに数滴つけて深呼吸するだけで頭をスッキリさせてくれるのでおすすめです。

クリーンで使い心地のいいもの。

アパレル業界でも“ヴィーガン”や“アップサイクル”という言葉を聞くようになりました。それは「今さえよければ、自分さえよければ」という考え方や価値観が見直されているからでしょう。スーパーマーケットで有機野菜を選ぶように「お金を使うのであれば」と、手にするものや消費するものにもこだわりはじめる利他的な考え方をもつ生活者が増えています。当然、作り手の意識にも変化がおとずれ、環境問題や地域貢献をサポートしたり、生産過程を可視化したプロダクトも現れています。例えば、ロサンゼルス生まれのフレグランスブランド＜デッドクール＞は、地球温暖化の影響による深刻な水不足問題について考慮し、“NO WATER”をポリシーに掲げ、水を一切使用しない画期的かつ最高品質のヴィーガンプロダクトを。オランダ発の<マリー・ステラ・マリス>は売り上げの一部を国連ミレニアム開発目的のひとつである「WASH」を通して寄付することで、清潔で安全な飲み水、そして衛生設備の普及にも貢献しています。

ゴミを減らすためのニューマナー。

普通に生活をしているとゴミは当然でてしまいます。喉が渇きコンビニで購入するペットボトルのお茶、突然の雨で購入したビニール傘、外出先の洗面所で使うペーパータオル、お気に入りのコーヒーショップでテイクアウトするペーパーカップ。中にはリサイクルされるゴミもありますが、私たちの意識も少しずつ変えることも必要かもしれません。日常生活を営む上ででるゴミに対して、少し気をつけることだけで変えられることはたくさんあります。例えばハンドタオルやハンカチを持ち歩いたり。家で淹れたコーヒーやお気に入りのお茶をマイボトルに入れて出かけたり。少しずつですがゴミは減るでしょう。こうして毎日使うものにはきちんとお金をかけることが大切かもしれません。乾燥する季節の必需品、リップクリームはどうでしょう？　＜コンフォートゾーン＞スキンレギメンのリップバームは、アボカドエキスなどの高保湿成分をたっぷり含んでいるので少量でも効果が期待できます。またチューブタイプは、スティックタイプに比べると使い切りやすいという点も。こうしたモノ選びも、私たちがゴミを減らすためにできるマナーの一つなのかもしれません。

3月4日（金）より六本木ヒルズ店とオンラインストアにて、「モダンマナー」展を開催。ここで紹介したアイテムのほか、関連商品の展示、販売をいたします。
詳しくはこちらからご覧ください。