イタリアにもカウボーイがいた。

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001

1911年にタッカリティ家により創業した名門シャツメーカーGHIRARDELLI。ドレスシャツが得意なファクトリーが作るウェスタンは、イエローで、ルーマニア製。マシンメイドならではの凛とした美しさに、あえてウォッシュ加工によるオックスフォード生地のやわやわな気持ちよさを。スーツの下に洗いざらしで。

ハードワークなベルトを3本。

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002

アメリカの警察、消防、セキュリティーといったハードワークなプロフェッショナルのためのBOSTON LEATHER。上から、夜道も安全なリフレクター付き、どんな動きにもお腹やパンツに負担をかけないバックルプロテクター付き、自動車整備士御用達の何ものも傷つけないバックルのないベルクロタイプの3本をご用意。ちゃんと本革、アメリカ製。

スーベニアはアカデミックに。

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003

博物館、プラネタリウムにデザインを提供するアメリカ・ミシガンのCOTTON EXPRESSIONS。右上は暗闇で光る天体が描き出すアインシュタイン。右下はアインシュタイン以来の天才物理学者スティーヴン・ホーキング。左上はブラックホールによる時空の湾曲の図式化。左下は発明家ニコラ・テスラとその偉業を、茶色ボディの蓄光イナズマ仕様で。

もう二度とは出合えないかも。

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004

スカッシュシューズをルーツに1974年にイギリスで生まれたHI-TEC。こちらは78年にアメリカに進出時に発売した、世界初といわれる軽量ハイキングブーツ「シエラスニーカー」の復刻。見る人が見たらHI-TECとわかるのだが、この得体の知れない山感、スポーツ感におののこう。次の復刻はないかも?

フランスじゃなくてオランダ。

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005

ブルトンシャツといえばのフランスではなく、オランダのBRETON STRIPEにスペシャルオーダー。小さめだったサイズはスティーブン アランのスペックでゆったり大きく。迷った挙げ句に2つとも手を出してしまいそうなボーダー柄で、初夏は待ちきれず。同じ柄で伸縮性のある生地を使ったヘアバンドも、愛嬌でご一緒に。

やせたはずのミリタリーチノ。

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006

イメージは、はいては洗い込んで少しやせたミリタリーチノ。素材にコットンテンセルを使うことで、そんな雰囲気を表現。ワークウェアというよりもミリタリーテイストで、ノープリーツ、両玉縁ポケット、シルエットは股上深めのワイドテーパード。

この顔、モカ縫い。

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007

スペインのARTESANOSにモカシンシューズを別注。SANCHEZ AGULLO社のたっぷりオイルが染み込んだプルアップレザーに、タンクソールをマッケイ縫いで底付け。レザーを袋状にし、足を包み込むように縫うので、足にも馴染みやすい。アイレットの金具は黒くし、サイドのはなくしたゆえの、フランスでもアメリカでもないこの顔のハンドメイドで、この価格。

決して流行ってはいない。

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008

カリフォルニア州アナハイム生まれのSTEADY CLOTHING。どちらかというと、‘50年代のスタイルは流行っていないが、このボーリングシャツは逆によく残っていたと褒めたいほどのクラシック・アメリカン。ロックンロールな倉庫スタッフから、タトゥーだらけのオーナーまで、天然のアメリカ人の大好物。MADE IN USA。

服にアートを少々。

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009

こんなシチュエーションあった? Tシャツはアンディ・ウォーホルがヨーゼフ・ボイスと会ったときの一コマをシルクスクリーンプリント。パンツはパブロ・ピカソがアトリエではいていたような、シンプルなプリーツ入りのジムショーツ。ボタンは、’60年代のブルガリアのミリタリーウェアからリユースと芸も細かい。これらはロンドンのMINI-TETのもの。

やれた古着のようだけど。

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010

この色目も、落ち感も、細かいステッチの効かせ具合も、意外と世の中にはない。レーヨンとコットンの混紡糸でできた天竺生地を使うことで、少しの光沢感、ドレープ感を作り出し、まっさらの気恥ずかしさをなくしてみる。柔らかな着心地で、クローゼットにあれば、つい手が伸びがちなTシャツに。

フレンチブルーの
シャツの芯地は硬い。

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011

Caleの「B01」というモデルをベースに、襟、前立て、カフの芯地だけを硬めに別注という荒わざ。ドレスシャツをカジュアルに崩すという「B01」の提案を、少しドレス寄りに戻した再提案は、洗いざらしでも襟やカフはシャキッと。生地は140番手のブロードクロスを美しきフレンチブルーで。身幅は普通、丈は長め、背中のサイドと袖のプリーツがとってもかわいいのです。

はきたくなったのは
ウールパンツ。

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012

米軍のトレーニングシューズがモチーフの別注モディファイドチャッカモデルはセンターステッチが個性。イタリアンレザーを使い、クッション性のあるEVAインソール、履き口にはワタ入りのピッグレザーで履きやすく。VINCENT SHOELACEには、’90年代のVANSで使われていたようなシューレース(モデル名はアンドリュー)を作ってもらった。

シルクの風が吹く。

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013

某メゾン出身のふたりが立ち上げたポルトガルのmoncao(モンサオはポルトガル語で季節風)。季節に合わせた素材を探求していて、夏の中心はウォッシャブルシルク。シルクの滑らかさは着た本人だけがわかる特権だが、洗えるって嬉しい。U.S.ARMYのフィールドジャケットをベースに、ロールアップスリーブやべっ甲色のボタンを使うことでサファリジャケットのように。

これが未来のワークウェア。

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014

ロンドンのいまどきのレストランのユニフォームは、VENTURA / FOREMANが手がけている。ロンドンの古い工場を受け継ぎ、確かな技術と目新しい発想のもと、オーガニックコットンやスコットランドのHALLEY STEVENSONSのワックスドコットンを使い、カバーオールやポーチを作る。テープに使われるタイポグラフィーなど、プレゼンテーションにも気取りはない。

深くかぶってみると。

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015

どうやらワッチキャップが気分。普通はアクリル製が多いなか、コットンリネンの天然素材のリブ編みで、ボーダーだけどさわやかにならないように、往年の’90年代らしさを表現。シルエットはより丸みを出すためにトップを天絞りで編み立て、よき立ち具合に。’90年代はこれを目深にかぶります。

いいストライプ。

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016

オリジナルの柄ゆきでピッチの異なるストライプシャツを2枚。柔らかく反発感のあるタイプライターを使っているので、洗いざらしの雰囲気はいいが、こういったカジュアルな素材をアイロンがけでピシッと着るのも悪くない。運針は細かく、前立てなしのコバステッチ仕様。たっぷりした袖は、袖口にボタンを2つ付けているので、絞って留めると一層ふくよかに。

見ればカットソー、
着るとセーター。

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017

ありそうでなさそうなショートピッチのボーダーニットポロをcrepusculeに別注。素材はcrepusculeではスタンダードなコットンカシミヤを使っていて、ブランドコンセプトどおりのカットソーのようなセーター感覚。ギリギリおじさんのちょうどいいポロシャツで、若者には貫禄を。ご年配には清潔感を。

なんてことのない
もののよさがある。

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018

コットン100%の硫化染めチノクロスを使った、気持ちツバが長めのオリジナルキャップ。ステッチカラーは微妙に配色をずらし、菊穴は前方2つをなくし、後ろの2つは残すことで、少しだけ見かけないデザインに。やりすぎない程度に強めの洗いをかけつつも、硫化染めは洗っていくといい具合に色も落ちてくるので、そういうところまで楽しめます。

コットンシルクリネンの妙。

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019

大きめのチェックとグラフチェックの2枚には、コットン100%では表現できない、繊細さ、上質さ、ムードが漂う、コットンシルクリネンの素材感を。洗いざらしもいいけど、あえてアイロンがけしたものをタックインで。袖は大きめに肘までくるようにすることで、誰が着ても立派に見えます。

セットアップは軽い気持ちで。

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020

’90年代モードなズドンとしたジャケットと、ワイドテーパードのイージーパンツ。ジャケットはラペル太め、ベントなし、シェイプなしで、ジャケットとコートの間くらいの着丈の長さで。パンツはスノーカモオーバーパンツをベースに、2プリーツのトラウザー版。素材はともに、ほかにはない色味の玉虫シャンブレーポプリンで。

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