Bring The menu! マイ・ドレスコード

BringThemenu!今季のメニューと マイ・ドレスコード

Photograph_Kai Naito(TRON)
Styling_UNITED ARROWS
Hair & Make-up_ HORI (bNm)
Edit & Text_Rui Konno
Cooperation_Aki Fujii, Sana Tajika

ルールというやつは、窮屈で息苦しい? あるいは、従いさえすれば、自分で決める必要がなくて楽だという人もいるのかも。
だけど、制約をただ嘆くでもなく、鵜呑みにするでもなく、楽しむことだってできるんじゃないだろうか?
食事のマナーもそうだろうし、ジャケットだってやっぱりそうだ。
カジュアルでいられる時代だからこそ、ドレスアップの面白さに立ち返ってみよう。
わきまえや慎みの中にも、工夫や個性の余白がたくさんあるから。
今日は何を着て、どこへ行こうか。
それを選べる僕たちは、どんなルールの下でもきっと自由だ。

いつもとちょっと違う朝に

いつもとちょっと違う朝に

ジャケットをデイリーウェアとして楽しむのなら、TPOと一番遠いときが気楽でいい。まだ陽が上りきる前、少し早めに家を出よう。甲州街道の喧騒が嘘のような、幡ヶ谷の細い路地にたたずむCyōdoは、そんなふうにいい1日をゆっくりと始めるのには打ってつけ。

いつもとちょっと違う朝に

おすすめは色々あるけど、やっぱり一番食べたくなるのは、ベシャメルソースにこだわったクロックマダム。食べ応えもあるのにクドくなく、目玉焼きのとろりとした黄身と、サクサクとしたトーストの相性が最高。中野・南台商店街にあるケノヒノパンの食パンを使っているそう。
クロックマダム ¥1,500(税込)

いつもとちょっと違う朝に
いつもとちょっと違う朝に

カシミヤ混ウールのなめらかな生地と、芯地やパッドの使用を最小限に留めた仕立ては、上品でいてくつろぐ時間も邪魔しない。同系色の濃淡で合わせたりすると、よりこなれて見えて良さそう。

SHOP DATA

Cyōdo

東京都渋谷区本町6-37-10
9:00〜16:00 / 18:00〜23:00
IG: cyodo_official

ついつい長居したくなる場所を

ついつい長居したくなる場所を

自分の行動するエリアに、好きなコーヒーが飲める場所があることは重要だ。歩き疲れたときの休憩にしても、この後の予定を考えるにしても、美味しいコーヒー抜きでなんて考えられないのだから。東京では池ノ上にある、福岡発の気鋭ロースタリーの店舗はMHAAが空間設計を担当。いるだけで体力だけじゃなく、感性も満たしてくれる気がする。
シューアイスクリーム¥500(税込)

ついつい長居したくなる場所を

ウィンドウペインのジャケットは段返りの3つボタンでシェイプは控えめ。だけどゴージ位置は高めで、肩もナチュラルでソフトだからモダンに見える。シャツやセーターのような感覚で羽織るなら、こういう肩肘張らないやつがいい。自然体で絵になるのが、やっぱりクールだから。

ついつい長居したくなる場所を

カフェラテのエスプレッソは、自家焙煎で中煎りにしたグアテマラ産の豆で淹れている。すっきりしつつ、豆の風味が活きていて美味しい。ちなみに先のシューアイスも店内でシュー生地をちゃんと焼き上げていて、代々木上原のkasiki製アイスに温かいシューの組み合わせが絶妙。
アイスカフェラテ¥700(税込)

ついつい長居したくなる場所を

SHOP DATA

COFFEE COUNTY Tokyo

東京都世田谷区北沢1丁目30-3
8:30 - 18:00 月曜休
IG: coffeecountytokyo

最高の素材、でもかしこまらずに

最高の素材、でもかしこまらずに
最高の素材、でもかしこまらずに

名門、ベルヴェストに別注したハウンドトゥースの3Bジャケットはカシミヤ混の生地を使いしなやかに仕上げた、軽やかな着心地。箱に収まるほどやわらかい「ジャケット イン ザ ボックス」というモデルがベースで、そんな個性がより顕著に感じられる。そんな1着で、気負わずカジュアルな昼ごはんを。クラシックな丸の内のカフェで、さながらタランティーノ映画のワンシーンのように。

最高の素材、でもかしこまらずに

基本メニューはパスタとリゾット、そしてピザ。どれも捨て難いが、この日はディ・チェコの細めのフェデリーニを使ったパスタに。イタリア産のホールトマトを煮込んでつくるロッソはトマトの果肉感もしっかり残っていてウマい。嬉しいサラダ付き。
しらす・小海老・きのこ・青ネギのパスタ¥1,705(税込)

最高の素材、でもかしこまらずに

生地や仕立てが軽やかだと、食事のときもストレスがないからありがたい。タイドアップだとちょっと重たい日には、アクセントにチーフを。

最高の素材、でもかしこまらずに

SHOP DATA

PAPAS CAFE 丸の内本店

東京都千代田区丸の内3丁目3-1
11:00〜21:00(LO.20:30/月〜金)
11:00〜19:30(LO.19:00/土、日、祝)
03-3284-0884

ワインのボルドー、
引き立つネイビー

ワインのボルドー、引き立つネイビー
ワインのボルドー、引き立つネイビー

フライパンで軽く焼き目をつけてからオーブンで焼いた大仙鶏のローストは、表面カリッと、肉質やわらかのベストバランス。季節野菜を使ったラタトゥイユが付け合わせとして添えられた、目も舌も楽しませてくれる一皿だ。手前は、岩手県の八幡平産のサーモンをブラウンバターでソテーしたもの。どちらもサンフランシスコ出身のオーナー、ケイティさんのスペシャリテ。
ディナーコース¥11,000(税込)〜
ブランチ(アラカルト)¥1,760(税込)〜

ワインのボルドー、引き立つネイビー

6ボタンでダブルの紺ブレ。精悍でもすっきり見えるスクエアショルダーとピークドラペルの組み合わせは、胸元の遊びやVゾーンのレイヤードがやっぱりよく似合う。生地はアルゼンチンの南、マゼラン海峡の近くで採れるプンタ・ウールという羊毛で織り上げたもの。上品な光沢と、どこか英国的な品を感じる素材感。

ワインのボルドー、引き立つネイビー
ワインのボルドー、引き立つネイビー

SHOP DATA

Locale

東京都目黒区目黒 1-17-22
18:00〜22:00(水〜金)
09:30〜14:00 / 18:00-22:00(土)
09:30〜14:00(日)
月、火曜休
03-6874-6719
IG: localetokyo

日常の中に
さりげない美意識を

日常の中にさりげない美意識を

例えば池波正太郎がそれを体現していたように、仕立てのいいテーラードと下町グルメの蜜月は言うに及ばず。1961年、築地の場外市場にオープンした最初の喫茶店とされる喫茶マコの名物は、なんとお雑煮。店名の由来にもなっている創業者、熊谷昌子さんがお店で出したことが原点なんだとか。ウールギャバの4Bブレザーは落ち着いたブラウン。レトロな昭和のムードによく映える。
海鮮雑煮¥1,800(税込)

日常の中にさりげない美意識を

現在のお雑煮は、先代・マコさんの没後にレシピから新たに考案されたもの。マグロ節やカツオ節などから出汁を取り、築地の老舗「大野屋米店」の米でつくった餅と、国産のハマグリにホタテ、ズワイガニや真鯛を使っている贅沢仕様。

日常の中にさりげない美意識を
日常の中にさりげない美意識を

年季の入ったシートと小さなテーブル。そこに漂う風格は、やっぱり一朝一夕では出せやしないもの。デカダンなムードの店内で、現代の無頼派を気取るのも粋かも。

SHOP DATA

喫茶マコ

東京都中央区築地4-9-7 中富ビル2F
11:00〜20:00 (LO 19:30) 日、水曜休
03-3248-8086
IG: kissamaco

Item Code