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Season Two
PEOPLE

Text & Edit Mikiya Matsushita (kontakt)


Published January 07, 2022

Text & Edit Mikiya Matsushita (kontakt)

Published January 07, 2022

ヒトを通して洋服を見る。そんなPEOPLEのSeason Twoもここでひと段落。今シーズンもたくさんの“ビューティ&ユース”な大人たちの自宅やアトリエ、思い入れのある場所をおとずれては、たくさんのお話を伺った。譲れないこだわりがある人や時間をかけてある答えに辿りついた人、世の中をより良くしようと考えを発信する人。彼らの言葉や考え、そのパーソナリティそれぞれ全く異なっていても、彼らがまとう洋服は揃ってみな素敵だった。
今シーズンでも強く実感したのは、Season Oneでもお伝えした「人が服を作る」というPEOPLEがいままでもこれからも大切にしたいこと。それと同時に「洋服がその人自身を支える」それもまた、たしかなのかもしれないと取材を振り返り、改めてそう思う。“精神的な若さと永続的な美しさ”を持つ大人たちと彼らの生活を彩る洋服。そこには単なるモノとヒト以上の関係性がきっとある。
そんな新たな発見をSeason Threeでもまた、みなさまのもとに届けられるように。

児島 晋輔(ファッションデザイナー)

世界中のアーカイブをソースに糸一本にまでこだわったテキスタイルを掛け合わせることを得意とするKAPTAIN SUNSHINE。どこか馴染みのある形の洋服でも着てみると古着のそれとはどこか違う。デザイナー児島晋輔さんの幅広い知識と自身の経験をもとに「エディット」された洋服はありそうでなかった、まさにそんな服。「自分のできることは限られていますし、その範囲内でできることを全力でやろうと思います」。新しいものを生み出すのではなく、すでにあるものに自分なりの視点を授ける。そこから生まれるのがKAPTAIN SUNSHINEの今、改めて新鮮なものづくり。

Coat, Navy/ Medium Brown, KAPTAIN SUNSHINE × BEAUTY&YOUTH ¥104,500

栗野 宏文(クリエイティブディレクター)

ユナイテッドアローズ創設者のひとりであり、ビューティ&ユースのコンセプトの生みの親としても知られる栗野宏文。バイヤーやディレクター、ファッションジャーナリストなど幅広く活躍する彼はファッションシーンで最も影響力のある人物のひとりとされている。そんな栗野がいままでも、そしてこれからも大切にするのは、「直感と勉強」。自らの好奇心に素直でいることとそれを夢中で学ぼうとする姿勢。それこそが彼の考えるビューティ&ユースというマインド。

Coat, Beige, BEAUTY&YOUTH ¥33,000

ベン・デイビス(編集者・リサーチャー)

地域文化やサスティナビリティへの知見を生かしさまざまなコンテンツを制作する編集者のベン・デイビスさん。小さく目立たなくても価値あるものを求め取材を続ける彼の口から多く出たのは“視点”という言葉。それは日本やそこにあるものづくりに対して新鮮な視線を向け続けられる彼だからこそ得られる目線。「物事の最初と最後を評価するのは自分の目です」そう言いきれてしまう自信は、自らの身体を使い興味の対象を追求し続けてきたからこそ生まれるものだろう。

Basque shirt, Brown, Le Minor × BEAUTY&YOUTH ¥14,300

マチュー・デュラフォー(バイクメッセンジャー)

自らの脚でクロスバイクのペダルを回し、ヒトからヒトへモノを運ぶメッセンジャーのマチュー・デュラフォーさん。数多くの高層ビルを囲うように細い道が点在する東京において、自転車の機動力はときに車をも上回る。車や電車での移動、スマートフォンでの友人との会話、便利だと思っていたそれらの行動も、実は自らの自由を制限してしまっているのかもしれない。マチューさんの自由なライフスタイルはそんなことを考え直すきっかけを与える。

Sneakers, Light Gray, New Balance for BEAUTY&YOUTH ¥17,380

Long Sleeve T-shirt, White, New Balance for BEAUTY&YOUTH ¥8,250

山戸 浩介・山戸 ユカ(DILL eat, life)

山梨県北杜市山麓に店を構えるDILL eat, lifeで、新鮮な季節の野菜をつかった料理を振る舞うのは、山戸浩介さんとユカさん。季節の野菜やローカルな食材を使った料理を振る舞いながら、休日はクライミングやスキーなど自然と遊ぶように生活を営む。東京から八ヶ岳の麓へ引っ越し、ふたりがたどり着いたのが、今あるモノや隣にいるヒトを大切にするシンプルな思考。それはせわしなく出来事が起こり、時間が移ろう日々の中で忘れられてしまうもの。それを思い出させる空間がそこにはあった。

Overall, Olive/Beige , UNIVERSAL OVERALL × BEAUTY&YOUTH, ¥14,300

足立 二郎(クリエイティブディレクター)

ビューティ&ユースのディレクターとしてながきにわたり活躍した“ジェリーさん”こと足立二郎さん。自宅に並ぶ、横尾忠則さんの骸骨絵皿やエンツォ・マーリの林檎などジャンルも出自も異なるアート作品をなぜ集めるのかと聞くと「デザインするうえで社会とのリンク、ソーシャルマインドを常に意識しています。アートや音楽にはそれらが反映している」という答え。社会の歪みが色濃く反映されるアートに向き合うことで時代の流れを感知してきた。 “精神的な若さと永続的な美”をコンセプトに据え、社会の動きに注視することでアティチュードを追求する姿勢は今でもなお、スタッフたちに脈々と受け継がれている。

Shoes, Beige/Black, G.H.BASS × BEAUTY&YOUTH ¥20,900

Polo shirt, Black, LACOSTE × BEAUTY&YOUTH ¥19,800

惠木弘志(都市の編集者)

世界中をめぐりその目で都市ごとの特色を観察してきた“都市の編集者”惠木弘志さん。そんな彼が大切にするのは思い出や記憶、歴史とのつながり。「モノがもつ物語を感じたいんです」。その言葉の通り、場所や自らの所有物それらのもつ過去に思いを馳せ、大切に長く使う。立ち止まることを良しとしない世の中においても時には立ち止まり、過去に未来を見出すことが必要だと弘志さんは話した。

Boston Big Buckle, Black, BIRKENSTOCK × BEAUTY&YOUTH ¥24,200

アンディ・スペード(クリエイティブディレクター)

ポケットに自らのイニシャルや“666”などのモノグラムを刺繍してボタンダウンシャツを長年着こなすアンディ・スペードさん。ウェストコーストの文化でスケートともに育ったアンディさんだからこそ、広告やブランドをメインにニューヨークでバリバリ仕事する今でもカジュアルな空気感と親近感を醸し出せるのかもしれない。そんな彼はビューティ&ユースがアイコンにする人物のひとり。

Oxford Button-down Shirt, BEAUTY&YOUTH ¥11,990

ルーカスB.B.(編集者)

カルチャー誌『TOKION』を創刊し、トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』の編集・クリエイティブディレクションを手掛けるのはルーカスB.B.さん。「日本人が認めて欲しかった」その言葉の通り、日本の文化やライフスタイルを独自の視点で編集する。そんな彼が大切にしているのは、当たり前の習慣に疑問を持つこと、そして些細なことでも面白いと感じとる姿勢だった。

Pajama, Dark Green, BEAUTY&YOUTH ¥8,190

池田 誠(編集者)

「雑誌を作っていて思うのは、正解がひとつとは限らないということです」そう話すのは、男性ファッション誌UOMOの編集長、池田誠さん。正解がない中で、誰に撮影をお願いするのか?スタイリストは誰にするのか?編集者ではなくとも、さまざまな場面で取捨選択を迫られる今。洋服や料理、私たちの生活には選ばなくてはいけないポイントがいくつもある。それでもアクシデントまで含めて “選択すること”そのものを楽しむ。その先にこそ見えなかった正解が見えてくるのかもしれない。

Jacket, Olive, Barbour × BEAUTY&YOUTH ¥59,400

藤井 草馬(俳優・シンガーソングライター)

俳優とシンガーソングライター、異なるふたつの顔を持つ藤井草馬さんは、ながく悩んだ末にその両方を続けていくことを選んだ。多くの人が片方に専念することを知りながらもそう選択したのは、好きなことを忘れずに楽しむこと、そんな気持ちに素直になれたから。「自らを縛りつけている思考から解放されるような作品を作りたい」と藤井さんの言葉にあるように、藤井さんが役者として、またはミュージシャンとして表現するのは、時間をかけて“自分”について考え続けた彼だからこそのもの。常に自分に正直でいることを大切にする彼はこれからも迷いながら前に進み続ける。

Jacket, Olive/ Black, LAVENHAM × BEAUTY&YOUTH ¥42,900

青谷 克也(バイヤー)

13年にわたりビューティ&ユースのバイイングを担当する青谷克也。仕入れはもちろんのこと、これまでにさまざまなブランドとの別注を製作してきた彼が一貫して大切し続けているのがトラッドマインド。「ユナイテッドアローズの社員としてよりどころのひとつ」そう語るように彼が手掛けてきた別注にはクラークスのデザートトレックに代表されるような一見、型破りにみえるようなものでも歴史や伝統に裏付けされたトラッドなマインドがある。

Desert Trek, Medium Brown, Clarks Originals × BEAUTY&YOUTH ¥33,000

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