
ウツワ
2023.11.30
「ユナイテッドアローズ」麻布台ヒルズ ウィメンズストアがオープン。ヒト、モノ、ウツワの新たな価値の創造とは。
2023年11月24日、〈ユナイテッドアローズ(以下UA)〉 麻布台ヒルズ ウィメンズストアが誕生しました。同店が掲げるコンセプトは、“今、そして未来の私”。内面からの美しさや健康、女性のさまざまなライフスタイルやライフステージの変化に寄り添うことを目指し、商品ラインナップや店舗デザインも、いままでのウィメンズストアとは一線を画す”ニューラグジュアリーストア”に。そんな同店のコンセプトから、これから目指していくかたちまで、ヒト・モノ・ウツワのそれぞれの視点からご紹介します。
Photo:Takeshi Wakabayashi
Text:Riho Abe
<ヒト>3人の接客のプロフェッショナルが集結。
永く愛用できる高品質なベーシックアイテムを中心に、麻布台ヒルズ限定のオリジナルウェア、ヴィンテージアイテムのほか、心身ともに健康になってほしいという想いからウェルネスライフをサポートするスポーツウェアやフェムテックなどを取り揃えたオリジナリティ溢れるセレクトに。さらに〈UA〉初のキッズウェアも展開しています。
そんな同店には3名の接客のプロが集結。まずお話を伺ったのが、店長の竹下 智子さん。麻布台ヒルズ店は一体どんなお店になっているのか、オープンしてからの展望など、いまの想いをお伺いしました。
さらに、フェムテックやインナーケアアイテムも新しく取り扱いがスタートしました。素敵なお洋服だけではなく、心身ともに健やかに、美しく過ごしていただきたいという想いからです。お客さまの声を積極的に伺いつつ、自分でもいろいろと試しながら、ウェルネスライフのお役に立てればと考えています」
スタッフを教育する立場としては、メンバー全員の個性を引き出して、それぞれの個が輝くお店にしていきたいです。いままで僕は、一着を長く着てもらいたいという視点から、お直しや修理、採寸スキルを磨いてきました。スタッフにはプロの洋服屋としての自覚を持ち、さまざまなスキルを学んで、お客さまとのコミュニケーションに生かして欲しいという想いがあるので、同時にそのことも伝えていけたらと思っています」
また、初めてこのお店に足を踏み入れたとき、ダイニングテーブルがあるゆったりとした空間がとても落ち着くな、と感じました。お客さまにもリラックスしながら、満足度の高いショッピングを楽しんでいただけたら。そして、展開アイテムが厳選されているというのもひとつのポイントだと思います。お忙しくて時間がない方でも、ここに来れば欲しいものや必要なものが見つかる!と信頼していただけたら嬉しいです」
<モノ>麻布台ヒルズ店だけの、特別なラインナップ。
特にフェムケアアイテムに関しては、“未来も輝くために”という想いから、サプリメントや発酵ドリンクをはじめとするインナーケアアイテム、さらにデリケートゾーン専用美容液や吸水ショーツなどを丁寧にセレクト。フェムケアを始めたり、興味を持つきっかけになってほしいとのことです。
ディレクターの浅子さんが実際に使ってよかったものを集めたフェムケアコーナー。<SIMPLISSE>のサプリメントや発酵ドリンク、天然のエナジードリンク<VATEN>など。
女性向けのアクティブウェアを展開する〈TO UNITED ARROWS(トゥー ユナイテッドアローズ)〉から、ヨガウェアなどをラインナップ。スタジオやジムの行き帰りにも、スポーツウェアを軸にしたファッションを楽しめるアイテム&スタイリングを提案する。
学校の送り迎えやオケージョンシーンから、楽しい週末のお出かけまで、さまざまなシチュエーションで親子お揃いやリンクコーデを楽しんでいただけるようなアイテムが揃いました。夏に六本木ヒルズ店で開催した先行受注会でも、家族3世代で着こなしを楽しむお客さまも多く、とても好評だったとのこと。


親子お揃いで楽しめるスタイリングを提案。年末年始の華やかなパーティーシーンや、卒入園・入学などのセレモニースタイルにもぴったり。普段のお出かけに大活躍してくれる、ファーのジレやニットも母娘お揃いで楽しめます。


白いリボン紐タグは麻布台ヒルズ店限定。学校の送り迎えからお仕事、オンオフどちらも楽しんでいただけるような豊富なアイテムを展開します。
<ウツワ>思わず長居したくなる。リビングのような落ち着く空間。
麻布台ヒルズ店を象徴する、ダイニングテーブル。傍には大きなアート作品を飾り、気の置けない友人宅に遊びに来たような心地よい雰囲気作り。アートは麻布台ヒルズ店のために、美術家・安野谷 昌穂さんに描き下ろしていただいたもの。
カウンターキッチンのようなレジはハイチェア付き。ジュエリーなどをじっくりとお試ししたいお客さまのために、フレキシブルに置き場所を変えて活用する予定とのこと。
大きなハンガーラックがそのまま入る、広々としたフィッティングルーム。
厳選されたアイテムから、スタッフがスタイリングを考えて、ひとまとめにディスプレイ。シューズや小物まで揃えることで、着こなしのイメージやスタイリングのコツを提案します。
「街も施設も新しいこのお店で、街とお客さまに寄り添いながら、柔軟に良い変化をし続けて欲しいなと思います。スタッフには、販売員の枠を超えて、ファッションセラピストやライフスタイルコンシェルジュのような存在になってもらいたいですね。また、今後はマンスリーイベントを企画するなど、麻布台ヒルズ限定サービスの拡充をしていきたいです。そしてウェルネス関連のアイテムもどんどん増やしていけたらと思っていますので、ご期待いただければ嬉しいです」。