ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること

ウツワ

2015.12.11 FRI.

季節の色に染められたウィンドウ・ディスプレイ。

普段のお買い物で何気なく目にするお店のウィンドウ。人が季節に合わせて装いを変えるように、お店のこのスペースも四季のうつろいと共にさまざまな表情を見せてくれます。ショップをより魅力的なものへと導くため、ユナイテッドアローズのお店もディスプレイ制作に余念がありません。今回は、そんなウィンドウ・ディスプレイにフォーカスします。東京にある5つのお店の“顔”ともいえる場所をどのようにディスプレイして、お客さまの来店を待っているのでしょうか?

Photo_Takeshi Wakabayashi
Text_Yuichiro Tsuji

冬のショーウィンドウは賑やかで楽しい!

商品や接客サービスと同じように、ウィンドウ・ディスプレイはお店を構成する大事な要素のひとつです。それはなぜか? お客さまがお買い物に来られる際、いちばん最初に目に映るものだからです。それが魅力的なものであれば、足を一歩踏み入れたくなるのは当然のこと。そうあるために、ショップの個性を活かしながら、季節や街と調和するディスプレイが考えられています。

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日本は四季が豊かな国だからこそ、例えおなじ景色でも季節によってさまざまな表情を楽しむことができます。いまはちょうど冬の季節。ホリデーシーズンに向けて、街では至るところでイルミネーションが点灯しています。

そんな胸躍る時期にお店のウィンドウ・ディスプレイを見ると、どこか賑やかで、楽しいイメージが頭の中に浮かび、ショッピングの足取りもつい軽快になってしまいます。


街の景色に溶け込むウィンドウ。

伝統と新しい文化が交錯する街、銀座にある「ユナイテッドアローズ 銀座店」のウィンドウは、落ち着いたムードのディスプレイでお客さまをお出迎えしています。

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季節に合わせてツリーを象るかのようにハウスチェックをあしらった木のボックスを積み上げ、中にはこのお店が捉える人物像のライフスタイルを連想させるアイテムがきれいに置かれています。上品さを感じさせながらも、シックな中にもどこか遊び心を感じさせる構成で、そのシンプルすぎず派手すぎない装飾とコーディネートが、エレガントな街の雰囲気にピタリと合っています。

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こちらは「ユナイテッドアローズ 新宿店」にある「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」のディスプレイ。大きな星形のオブジェが天井から吊るされ、賑やかな新宿という街をさらに明るく照らすように白く輝いています。白、緑、赤の3色が絶妙なバランスで配置され、ホリデーシーズンをナチュラルに表現。カジュアルな洋服のコーディネートと相まって、とても親しみやすい空間に仕上がっています。


季節のムードを高める冬の風物詩。

モダンな内装の落ち着いた店内を背景に、白く輝くツリー。「ジュエルチェンジズ 新宿店」のディスプレイです。お花でつくられたオーナメントが、ツリーに甘美な彩りを加えています。その脇にはかわいらしくラッピングされた箱や袋が並び、クリスマスムードを高めます。

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「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 丸の内店」では、白とベージュを基調としたシンプルなコーディネートへ華を添えるように、ユニークなイラストとグラフィックが描かれています。

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高いビルに囲まれる丸の内の街と、それを象徴するかのような摩天楼のイラスト。その中に大胆にそびえ立つ大きなツリーが、世界を冬へと衣替えしています。そのツリーの足元では、まるで「聖なる夜を楽しもう!」と言いたげなキャラクターたちが愉快なムードを演出。楽しいクリスマスを連想させる幸せなディスプレイです。

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最後にご紹介するのは「アナザーエディション 原宿本店」。シルバーボールで象ったツリーと「HOLY」の文字をピンクのネオンで染め、シンプルながらもエッジの効いたディスプレイが目を惹きます。カジュアルでどこか遊び心を感じるショップの個性を季節と絡めて表現した、このお店ならではのウィンドウを楽しむことができます。

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お店によって大きく表情が変わるウィンドウ。普段なんとなく見ているディスプレイも、今回ご紹介したように、ちょっと目を凝らすだけでショップのオリジナリティやこだわりが見えてきます。お店へ入る前にふと立ち止まり、趣味を凝らしたウィンドウを眺めてこだわりのポイントを探す。そんなお買い物の楽しみ方はいかがですか? お店の新たな一面を発見できるかもしれません。

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