素材が響き合う、静謐のかたち―三人の作家による合同展を開催 - TABAYA United Arrows -
ALL / Event
2026.01.27
本展は、ガラス作家・辻野剛さん、陶芸家・谷井直人さん、木工作家・山本雄次さんによる三人展です。異なる素材を扱う三人の作品がひとつの空間に集い、それぞれの要素が静かに響き合い、重なり合うことで生まれる、静謐で心地よい世界をご紹介いたします。
【Refined Stillness 静謐】
日程:2026年2月6日(金)~2月24日(火)
場所:TABAYA United Arrows 1F Gallery
期間中、ギャラリーにて商品をご購入いただいた方へ、Café & Barにてご利用いただけるドリンクチケットを差し上げます。お買い物とあわせて、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
■作家・作品紹介
https://www.instagram.com/takeshi_tsujino/
ガラスの可能性を追求し続け、圧倒的な世界観を持つガラス作品を手がける辻野さん。人工的に精製された工程を経て生まれるガラス物質の作為を否定し、天然素材としてのあり方に回帰させることで、作品を通して自然や時の経過を感じ取ることができる表現をされています。本展では、海中から息を吹き返した器をイメージした「abyss(アビス)」シリーズと、霜という意味をもつ「rime(ライム)」シリーズをご紹介いたします。
【プロフィール】
1964年、大阪府出身。大阪のデザイン専門学校を卒業後に渡米。シアトルの「Pilchuck Glass School」など、さまざまな学校や工房で吹きガラスを学ぶ。帰国後、2001年に大阪府和泉市に工房「fresco」を創立。2022年には和歌山県南紀白浜に新たな工房「cavo」を開設。
https://www.instagram.com/taniinaoto/
銀彩を施した谷井さんの陶器は、一つひとつ時間と手間をかけて手づくりされています。銀色は光と影を受け止め、静かに揺らめく時の表情を映してくれます。どこかアンティークを思わせる佇まいも魅力。使うたびに暮らしに馴染み、変化して味わいが深まっていきます。
【プロフィール】
1976年、滋賀県信楽生まれ。信楽窯業試験場や京都府立陶工高等技術専門校で陶芸を学び、兄と共に「遊楽窯」を開く。2007年から作家活動を開始し、個展や全国のクラフトイベントに出展。2017年に独立後も、国内外で個展やイベントに出展しています。
https://www.instagram.com/yujiyamamoto_souboucraft/
琵琶湖の北西に位置する滋賀県高島市マキノ町海津西浜を拠点に活動されている山本さん。雄大な湖と、その周りにそびえ立つ山々や木々。山本さんはそこにある自然を感じながら、共に生きる大地で育った木と日々向き合い、作品を制作されています。山から伐り出した丸太を製材しただけの「無垢材」と呼ばれる木を使用しており、これらは製品になっても静かに呼吸をしています。山本さんの作品には木自体の確かな存在感が宿っており、使うほどに、日々の暮らしに静かに溶け込んでいきます。
【プロフィール】
1983年、京都市生まれ。京都精華大学芸術学部立体造形学科を卒業。大学時代より木の家具を独学で制作していました。2007年に朝日現代クラフト展、2009年には日本クラフト展に入選。卒業後、本格的に飛騨高山森林たくみ塾で木工修行に励みます。スタッフの時代には、派遣先のHay Stack Mountain school(USA)のワークショップで自由な木工に触れ、大きな刺激を受け帰国。その後、京都精華大学建築学科の助手を3年勤める傍ら、アメリカで見たスキンカヌーを独学で制作。現在は滋賀県高島市マキノ町にて木工家具屋として独立。箸などの小物カトラリーから椅子や箱物などの家具、木の表情を生かした大型挽物まで幅広く制作しています。