
コーデを引き立てる差し色とは?おすすめのコーデ22選|取り入れ方や似合う差し色の選び方のコツ
差し色の定義や効果、取り入れ方、おすすめのコーデ例を紹介します。おしゃれな人がコーデを考える時に意識するポイントの1つが差し色です。差し色と聞くと難しそうに感じる人もいるかもしれませんが、ポイントを押さえれば一気にコーデが華やぎます。
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差し色の定義と効果とは?

コーデを組む時は、基本的に3色でまとめるとおしゃれに見えます。メインの色を1~2色決めて、差し色になる色を1つ入れるという方法です。まずは、この差し色の定義とはなにか、もたらす効果について解説します。
差し色の定義
メインのカラーの他に、アクセントとして一部に使われる色のことを差し色と呼びます。コーデを黒やブラウン、ベージュなど落ち着いた色でまとめて、その一部に派手な色を入れます。差し色は大きな範囲で使うものではなく、コーディネートの一部に少しだけ取り入れるのがポイントです。

差し色の持つ効果
例えば黒やネイビーのみでまとめると、コーデが重たい雰囲気になってしまいます。シャツや足元など、ワンポイントで明るい色が入っていると軽くやわらかい印象に。メイン使いが難しいオレンジやパープルなども、差し色として使えばコーデに取り入れやすいでしょう。
差し色をおしゃれに使う3つのポイント
① 差し色に使うのは1色のみ

差し色は何色も使うものではなく、あくまで1色のみに絞りましょう。複数色を使うと、まとまりのないコーデに見えてしまいがちです。もし2色使いたい場合は、黄色と緑など相性の良い色を少しだけ取り入れて。コーデのメインになる色は落ち着いた色を選ぶと、差し色が引き立ちます。
② メインカラーの補色を差し色にする

メインカラーを同系色に持ってきても、同化してしまって差し色の効果を活かせません。例えば黒がメインカラーなら、差し色で赤やピンクを取り入れるなど、華やかな色を選ぶのが良いです。
また、差し色は補色になる色を使うのもおすすめです。補色とは、カラーチャートの反対側にある色。コーデに補色を組みあわせるとメリハリがつきます。代表的なものはブルーと黄色、オレンジにグリーンなどがあります。
また、差し色は補色になる色を使うのもおすすめです。補色とは、カラーチャートの反対側にある色。コーデに補色を組みあわせるとメリハリがつきます。代表的なものはブルーと黄色、オレンジにグリーンなどがあります。
③ 差し色はポイント使いでさりげなく

差し色は広範囲でたくさん使うのではなく、あくまでコーデの2~3割程度にとどめましょう。トップスやボトムスのどちらかに取り入れたり、洋服ではなくソックスや鞄などに取り入れたり、さりげなくコーデに加えるのがおすすめです。
【春】差し色を使ったおすすめのコーデ
リラックスコーデには腰巻きシャツでアクセントを

半袖スウェットにトラックパンツをあわせた、メンズライクなリラックスコーデ。明るいカラーのシャツを巻くだけで、ゆる過ぎずおしゃれな印象に。簡単に取り入れやすい差し色テクニックです。
赤のミニバッグが大人コーデに遊び心をプラス

ボディラインに程よくフィットするレギュラーカラーシャツに、ゆったりとした白のパンツをあわせ、シルエットにメリハリをつけて大人っぽい印象に。リボンデザインの赤のミニバッグが遊び心をプラスしています。
爽やかなグリーンを効かせた休日コーデ

春らしいホワイトコーデにグリーンをあわせて。ベーシックな白には鮮やかなカラーが映え、爽やかな印象に。アクティブに動き回りたい休日におすすめのコーデです。
春らしい明るいカラーのスニーカーをポイントに

ふんわりとしたボリュームスリーブのトップスに、グレーのラップパンツをあわせて大人っぽく。春らしい水色のスニーカーがダークカラーコーデのアクセントになっています。
メンズライクなコーデにフェミニンムードをプラス

メンズライクなデニムパンツとデニムジャケットのデニムコーデに、ピンクのバッグをあわせてフェミニンなムードをプラスしました。トップスとシューズはダークカラーでまとめると、幼くなることなく大人っぽい仕上がりに。
【夏】差し色を使ったおすすめのコーデ
ブルーのスカートをアクセントにした夏のフェミニンコーデ

鮮やかなブルーのスカートが目を引く大人フェミニンコーデ。軽やかな印象のパフスリーブニットや小物はダークトーンで揃え、落ち着いた印象に仕上げています。
夏らしいビビッドカラーとボーダーの組み合わせ

オレンジのニットビスチェをボーダーのTシャツとレイヤードし、夏らしくカジュアルな印象に。ハンサムなワイドパンツが全体をバランスよくまとめています。
ネイビーにイエローの差し色が垢抜け感たっぷり

ネイビーのハーフスリーブシャツとスカートをセットアップで着こなして。イエローのパンプスがコーデに華を添えるとともに、シンプルなコーデに垢抜け感を与えています。
インナーを使った差し色コーデならトライしやすい

黒のキャミソールワンピースのインナーとして、オレンジのTシャツを選びました。差し色を使うコーデも、インナーで取り入れるならトライしやすいでしょう。コントラストの効いた華やかなコーデに仕上がっています。
レッドのバッグをワンポイントに

白のブラウスにダークグレーのデニムパンツをあわせた爽やかなカジュアルコーデに、レッドのバッグをプラス。鮮やかな色を差し色にすることで、コーデの存在感が増しています。
【秋】差し色を使ったおすすめのコーデ
メンズライクなジャケットに小粋な赤の差し色を

ゆったりとしたシルエットがメンズライクな、ジャッケットとパンツのセットアップコーデ。袖口から見せた赤の手袋が、シンプルな着こなしのスパイスになっています。
ワントーンコーデの差し色がポイントに

白のニットとパンツを使ったワントーンコーデ。インナーにはライトブルーのタートルネックを選びました。首周りや袖口から差し色を覗かせてコーデのポイントに。こなれた雰囲気に仕上がります。
オレンジのビスチェでメリハリをプラス

黒のシャツとスカートのセットアップコーデに、鮮やかなオレンジのビスチェでメリハリを加えました。シューズもモノトーンで統一すると、差し色がぼやけた印象にならず引き締まった仕上がりになります。
パープルのカーディガンを主役に

モノトーンコーデにパープルのカーディガンをあわせて、明るさをプラス。白のカットソーが黒とパープルのつなぎ役として活躍しています。シャギーニットが秋らしさ満点です。
ストールで華やぎをプラス

ワンピースと小物類をダークカラーでまとめたら、ストールでアクセントを加えてみて。コーデに華やぎが生まれるだけでなく、目線が上にいくのでスタイルアップも叶います。
ソックスで足元に差し色を

少し肌寒さを感じることもある、秋。白のソックスを投入すると、暖かいうえに足元から明るさをプラスできます。アウターからシューズまで黒とグレーでまとめても、白が輝きを放つので暗くなりません。
【冬】差し色を使ったおすすめのコーデ
ロングコートはインナーに色をのぞかせて明るさをプラス

ダークカラーが多くなる冬。重たい印象になりがちなロングコートは、インナーに赤を使うことで、顔周りが明るくなり、全体が軽やかな印象に仕上がります。
存在感のあるライムカラーのニットを主役に

コートとスカートをブラウン系で統一し、ライムカラーのニットを差し色に取り入れたコーデ。他のアイテムの色味が落ち着いている分、ニットがよく映えて華やかな印象です。
タートルネックニットをアウターから覗かせて

モノトーンコーデには、タートルネックニットで差し色をプラス。首元に見えるカラーが顔周りを明るく見せてくれます。白のアウターからレッドのニットを覗かせると、色の対比が鮮やかです。
オレンジカラーのニットを差し色に

白と黒のモノトーンコーデには、オレンジカラーのニットを投入して明るさをプラス。上半身の色のやわらかさと、スカートのチュール素材がフェミニンさを感じさせます。
ストールは一枚あるだけで大活躍

ダークカラーが増える冬コーデには、ストールが大活躍。マフラーのように首に巻いたり、肩にかけたり、さまざまな使い方ができます。単色でも良いですが、チェック柄のように複数のカラーが使われたものだと、より華やかです。
ブルーを差し色にして爽やかに

白のアウターとパンツの組みあわせに、ライトブルーのニットと鮮やかなターコイズブルーのフラットシューズをあわせました。白をメインにするだけでも軽やかな印象ですが、ブルーを差し色に加えることで爽やかさと華やかさが増して新鮮なコーデに仕上がります。
差し色を上手に取り入れてワンランク上のおしゃれを楽しもう
差し色は、コーデの中に一色ワンポイントで入れると明るく見え、メリハリがつきます。差し色の選び方で印象ががらりと変わるので、コーデに個性が出ますよ。まずは、グレーやベージュなど、ベーシックな色をメインにして、華やかな色の差し色を加えてみるのがおすすめです。パーソナルカラーから、自分に似合う差し色を選ぶ方法も良いですね。差し色を上手に取り入れて、コーデをよりおしゃれに魅せましょう。

UAコラム「読みもの」編集部
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