
コーデを引き立てる差し色とは?おすすめのコーデ20選|取り入れ方や似合う差し色の選び方のコツ
差し色の定義や効果、取り入れ方、おすすめのコーデ例を紹介します。おしゃれな人がコーデを考える時に意識するポイントの1つが差し色です。差し色と聞くと難しそうに感じる人もいるかもしれませんが、ポイントを押さえれば一気にコーデが華やぎます。
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差し色の定義と効果とは?

コーデを組む時は、基本的に3色でまとめるとおしゃれに見えます。メインの色を1~2色決めて、差し色になる色を1つ入れるという方法です。まずは、この差し色の定義とはなにか、もたらす効果について解説します。
差し色の定義
メインのカラーの他に、アクセントとして一部に使われる色のことを差し色と呼びます。コーデを黒やブラウン、ベージュなど落ち着いた色でまとめて、その一部に派手な色を入れます。差し色は大きな範囲で使うものではなく、コーディネートの一部に少しだけ取り入れるのがポイントです。

差し色の持つ効果
例えば黒やネイビーのみでまとめると、コーデが重たい雰囲気になってしまいます。シャツや足元など、ワンポイントで明るい色が入っていると軽くやわらかい印象に。メイン使いが難しいオレンジやパープルなども、差し色として使えばコーデに取り入れやすいですよ。
差し色をおしゃれに使う3つのポイント
1. 差し色に使うのは1色のみ

差し色は何色も使うものではなく、あくまで1色のみに絞りましょう。複数色を使うと、まとまりのないコーデに見えてしまいがちです。もし2色使いたい場合は、黄色と緑など相性の良い色を少しだけ取り入れて。コーデのメインになる色は落ち着いた色を選ぶと、差し色が引き立ちます。
2. メインカラーの補色を差し色にする

メインカラーを同系色に持ってきても、同化してしまって差し色の効果を活かせません。例えば黒がメインカラーなら、差し色で赤やピンクを取り入れるなど、華やかな色を選ぶのが良いです。
また、差し色は補色になる色を使うのもおすすめです。補色とは、カラーチャートの反対側にある色。コーデに補色を組みあわせるとメリハリがつきます。代表的なものはブルーと黄色、オレンジにグリーンなどがあります。
また、差し色は補色になる色を使うのもおすすめです。補色とは、カラーチャートの反対側にある色。コーデに補色を組みあわせるとメリハリがつきます。代表的なものはブルーと黄色、オレンジにグリーンなどがあります。
3. 差し色はポイント使いでさりげなく

差し色は広範囲でたくさん使うのではなく、あくまでコーデの2~3割程度にとどめましょう。トップスやボトムスのどちらかに取り入れたり、洋服ではなくソックスや鞄などに取り入れたり、さりげなくコーデに加えるのがおすすめです。
【春】差し色を使ったおすすめのコーデ
カジュアルコーデはスニーカーを差し色に

春、ブーツを卒業したら、スニーカーを差し色アイテムとして使ってみて。黒のキャミワンピース×暗めのカラーのカットソーという組みあわせも、明るいグレーのスニーカーをあわせれば軽やかな印象に。
フェミニンコーデは鮮やかなパンプスで華やかに

フェミニンコーデにはパンプスがよくあいます。白のベスト×黒のワイドパンツというモノトーンコーデには、鮮やかなレッドのパンプスをプラス。ベストのニットツイード編地と相まって、女性らしさがぐっと高まります。
モノトーンコーデに差し色としてバッグを投入

モノトーンコーデに赤のバッグをプラスすると、手元に華やぎが生まれます。ボウタイブラウス×テーパードパンツの組みあわせは、通勤コーデにもぴったり。
メンズライクなコーデにフェミニンムードをプラス

メンズライクなデニムパンツとデニムジャケットのデニムコーデに、ピンクのバッグをあわせてフェミニンなムードをプラスしました。トップスとシューズはダークカラーでまとめると、幼くなることなく大人っぽい仕上がりに。
ジャンパースカートに差し色のブラウスをあわせて

黒のジャンパースカートにライトブルーのブラウスが映える組みあわせ。ふんわりと揺れるフリルスリーブがフェミニンな印象。差し色を引き立てるため、バッグとブーツも黒で統一しているのがポイントです。
【夏】差し色を使ったおすすめのコーデ
インナーを使った差し色コーデならトライしやすい

黒のキャミソールワンピースのインナーとして、オレンジのTシャツを選びました。差し色を使うコーデも、インナーで取り入れるならトライしやすいでしょう。コントラストの効いた華やかなコーデに仕上がっています。
レッドのバッグをワンポイントに

白のブラウスにダークグレーのデニムパンツをあわせた爽やかなカジュアルコーデに、レッドのバッグをプラス。鮮やかな色を差し色にすることで、コーデの存在感が増しています。
差し色のオレンジカラーを引き立てて

メッシュカーディガン以外を黒で統一して、夏らしいオレンジカラーを引き立てたコーデ。インナーも黒にすることで、カーディガンがカーゴパンツとなじんでいます。
カーディガンでシンプルな着こなしをアップデート

ボーダー柄のカットソー×黒のチノパンツというシンプルな組みあわせには、ライラックカラーのカーディガンをプラス。前で結ぶことで、まるでボウタイブラウスのような見た目に。
ワンピースにはキャップを投入して目線を上に

1枚でさまになるワンピース。夏は日差し除けの意味も含めて、キャップを投入してみましょう。ロイヤルブルーのワンピースに黒のキャップをあわせれば、引き締まった印象に。目線が上にいくのでスタイルアップして見えるのも嬉しいポイント。
【秋】差し色を使ったおすすめのコーデ
ワントーンコーデの差し色がポイントに

白のニットとパンツを使ったワントーンコーデ。インナーにはライトブルーのタートルネックを選びました。首周りや袖口から差し色を覗かせてコーデのポイントに。こなれた雰囲気に仕上がります。
オレンジのビスチェでメリハリをプラス

黒のシャツとスカートのセットアップコーデに、鮮やかなオレンジのビスチェでメリハリを加えました。シューズもモノトーンで統一すると、差し色がぼやけた印象にならず引き締まった仕上がりになります。
パープルのカーディガンを主役に

モノトーンコーデにパープルのカーディガンをあわせて、明るさをプラス。白のカットソーが黒とパープルのつなぎ役として活躍しています。シャギーニットが秋らしさ満点です。
ストールで華やぎをプラス

ワンピースと小物類をダークカラーでまとめたら、ストールでアクセントを加えてみて。コーデに華やぎが生まれるだけでなく、目線が上にいくのでスタイルアップも叶います。
ソックスで足元に差し色を

少し肌寒さを感じることもある、秋。白のソックスを投入すると、暖かいうえに足元から明るさをプラスできます。アウターからシューズまで黒とグレーでまとめても、白が輝きを放つので暗くなりません。
【冬】差し色を使ったおすすめのコーデ
存在感のあるライムカラーのニットを主役に

コートとスカートをブラウン系で統一し、ライムカラーのニットを差し色に取り入れたコーデ。他のアイテムの色味が落ち着いている分、ニットがよく映えて華やかな印象です。
タートルネックニットをアウターから覗かせて

モノトーンコーデには、タートルネックニットで差し色をプラス。首元に見えるカラーが顔周りを明るく見せてくれます。白のアウターからレッドのニットを覗かせると、色の対比が鮮やかです。
オレンジカラーのニットを差し色に

白と黒のモノトーンコーデには、オレンジカラーのニットを投入して明るさをプラス。上半身の色のやわらかさと、スカートのチュール素材がフェミニンさを感じさせます。
ストールは一枚あるだけで大活躍

ダークカラーが増える冬コーデには、ストールが大活躍。マフラーのように首に巻いたり、肩にかけたり、さまざまな使い方ができます。単色でも良いですが、チェック柄のように複数のカラーが使われたものだと、より華やかです。
ブルーを差し色にして爽やかに

白のアウターとパンツの組みあわせに、ライトブルーのニットと鮮やかなターコイズブルーのフラットシューズをあわせました。白をメインにするだけでも軽やかな印象ですが、ブルーを差し色に加えることで爽やかさと華やかさが増して新鮮なコーデに仕上がります。
差し色を上手に取り入れてワンランク上のおしゃれを楽しもう
差し色は、コーデの中に一色ワンポイントで入れると明るく見え、メリハリがつきます。差し色の選び方で印象ががらりと変わるので、コーデに個性が出ますよ。まずは、グレーやベージュなど、ベーシックな色をメインにして、華やかな色の差し色を加えてみるのがおすすめです。パーソナルカラーから、自分に似合う差し色を選ぶ方法も良いですね。差し色を上手に取り入れて、コーデをよりおしゃれに魅せましょう。

UAコラム「読みもの」編集部
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