MODEL / ACTRESS / DANCER
美優梨
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わたしたちは裸では生きられない。
オンラインストアでホリデーシーズンに
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UTA・内田伽羅 兄妹に訊く
「わたしたちのファッション」
ポップな色彩を全身で着る機会はあまりないので今回の撮影のスタイリングは新鮮でした。ビビッドカラーの中に、ホリデーらしい温かみを感じられたのが印象的です。配色やアイテム使いも、僕の好きなラッパーのタイラー・ザ・クリエイターを思わせる部分があって嬉しかったですね。彼のスタイリングは、どこかクラシックだけど色使いや着こなしがポップで斬新なので驚きが多いです。彼のようなミュージシャンやアーティストから、スタイルのインスピレーションをもらうことが多いかもしれません。ファッションを意識した当初にいちばん刺激を受けたのは元NBA選手のデニス・ロッドマン。彼は普通じゃ絶対に着こなせないようなスタイリングを気負わず着ているような感覚がすごいと思います。彼を見ていると、まるで自分もこんな風にファッッションを自由に楽しめるんじゃないかって気分になるんですよね。もちろん、街で見かけたオシャレな人の色合わせやアイディアを参考にすることもあります。カッコイイなと思うのは、どんなにシンプルな服を着ていても、なぜか目がいってしまうひと。それはきっと、そのひとの自信や立ちのぼるオーラだったりするのだと思います。だからどうしても目を引いてしまう。ファッションって内面が強く現れるし、とても奥深い世界。十人十色で常に多様なスタイルがあるところが面白い。そして、自分が変化していくことも面白い。例えば3年前の自分じゃ着ないような服を楽しんでいる現在がある。僕はもともとバスケットボールをやっていて、当時は毎日Tシャツと短パンみたいなスポーツウェアばかりでした。大人になってファッションの仕事をするようになった今は、ユニークな服もチャレンジするようになりました。それは単に目立ちたいということではなく、それを着ると自分に自信がついて、居心地がよくなる服だから選ぶ、そんな感覚です。ファッションは新しい発見がいつもあるので、常に冒険させてくれて、成長させてくれる存在ですね。
今回のテーマはホリデーでしたが、僕たちはいつも家族でクリスマスを過ごします。妹はロンドン、僕はスイスに留学していたので、冬休みになると日本に帰国して家族が集まるのが恒例。だからホリデーシーズンは僕たちにとって、とても親密な時間です。母が料理して、それを僕らが手伝ったり、普段より少し華やいだテーブルをみんなで囲んだり。そんな風景がいつものクリスマスです。たとえ家の中でも、やや特別感のある服をみんな自然に選びます。クリスマスをきちんと祝うムードを大事にしているんだと思います。思い出に残っているクリスマスギフトは、PENTAXの一眼レフカメラ。ずっと欲しかったのですごく嬉しかったです。ちょうど弟が生まれるときで、みんなで出産に立ち会い、そのときの写真をそのカメラで撮ったのを覚えていますね。
小さい頃、ユナイテッドアローズは大人のお店というイメージで憧れの存在でした。特別な日の服を買うために両親と訪れたこともあります。大人になった今、ユナイテッドアローズはどんなジャンルの人でも楽しめるお店だと感じています。例えばファッション初級者のひとでも取り入れやすいアイテムがたくさんあるし、ファッショニスタでも思い切り楽しめる。誰が行っても自分らしい服に出会えるのがユナイテッドアローズなんじゃないかなって思います。
UTA (内田雅樂)
モデル。幼少からインターナショナルスクールで学び、中学時代はスイスへ留学。 高校からは米国へ渡り、その後、ディビジョンⅡの大学にてバスケットボールチームに所属し精力的に活動。 2018年、フランスのモデル エイジェンシー SUCCESSと契約し、 パリ・ファッション・ウィークにてランウェイデビュー。 東京を中心にミラノ、ロンドン、ニューヨークでもモデルとして活躍中。
家族で撮影したことはあるのですが、兄のUTAと二人での撮影は今回が初めて。最初は緊張しましたが、隣でUTAが「こうしたら?」とか「リラックスしていいよ」など、そっとアドバイスしてくれて、撮影も落ち着いて楽しめました。今回のオファーが来たとき、わたしはニューヨークにいたのですが、とても貴重な機会でいい記念になるし、日本に行ってこのプロジェクトに参加したいと思ったんです。兄がモデルの仕事をしているのを間近で見たのも初めてだったので、とても印象に残る撮影でした。
UTAはいつもポジティブ思考で、わたしが相談すると前向きな気持ちにしてくれるので助かっていますね。わたしが10歳のときに彼はスイスへ留学に行ってしまったけど、遠くにいてもいつも繋がっている感じがします。UTAは小さい頃からバスケットボールに夢中になって、好きなものを見つけて集中している姿がすごく羨ましいなと思っていました。
わたしはいま、学生から社会人へと変わるステージで、ファッションもすごく変化しているタイミング。ティーンネイジャーの頃はショッピングするときも、「かわいいから」とかトレンド的にも「今」の気分でかなり直感的に買っていたのですが、いまはもう少し先のことや、TPOも考えて買うように意識が変わりました。やはり色々とアレンジができ、長く着ていける、品質のよいものを選ぶようになりましたね。それと同時に、母や祖母から受け継いだ服やアクセサリーも取り入れるようになりました。タイムレスなアイテムは重宝するし、特にいまはいない祖母をどことなく感じることができるので、お守りのようで大切にしています。
普段、ニューヨークのカジュアルなシーンではジーンズばかり履いているし、色もダークカラーが多いのですが、今回の撮影でコーデュロイパンツの魅力も発見したし、カラフルな色彩にも魅了されました。実は今回の撮影で履いた鮮やかな色のシューズもすごく気に入って、ユナイテッドアローズのショップに買いに行ったんです。そのくらい、わたしにとってインスピレーションが多いスタイリングでした。
我が家では12月になるとクリスマスツリーを出すのですが、それを飾り付けるのは子どもたちの仕事。家族の中でいちばんクリスマス気分に浸りたいのがわたしなので、まずクリスマスミュージックを流して、弟の手作りのオーナメントや、旅先で買ってきた思い出のオーナメントを飾るのが、クリスマスの大事なアクティビティになっています。わたしは12歳から海外で暮らしているので、家族はわたしが帰るまで飾り付けを待ってくれて、帰国するとみんなで楽しむのが恒例のイベントですね。クリスマスプレゼントで印象に残っているのは、12歳頃にサンタさんにもらったウクレレ。うちのサンタさんはなかなかクリエイティブで、玄関の床に雪解けの足跡が残っていたり、食べかけのクッキーが翌朝あったり。ウクレレをもらった日からYouTubeでレッスンして、いまだに弾くこともあります。他には、サンタさんの髭を手紙でリクエストしたことがあって、クリスマス当日にはガラスの小さな瓶に入った、白い髭が届きました。サンタさんが本当に髭をくれたんだ!って、すごく感動したのを覚えています。
もし私が大切な人にギフトをあげるなら、日記帳をプレゼントしたいですね。ブレット・ジャーナルという自由にカスタマイズできる手帳のような日記をずっと続けているのですが、自分らしくクリエイティブに作れるからとても楽しくて。いいことも、悪いことも、毎日の気持ちを正直に書き続けると、心の中が整理され、前向きな気持ちになれるんです。プレゼントすることで、その体験を大事なひととシェア出来たら素敵ですよね。
内田伽羅 Kyara Uchida
1999年東京生まれ。幼少からインターナショナルスクールで学び、 12歳で英国へ留学。高校卒業後に渡米。 今年、ニューヨーク大学人類学学士号を取得。 出演映画に是枝裕和監督「奇跡」、河瀬直美監督「あん」など。 第26回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。現在NY在住。
ショップで開催するイベントで
特別なショッピング体験を
12/3-12/27
TOM WOOD
UNITED ARROWS
渋谷スクランブルスクエア店、横浜店
ノルウェー発のジュエリーブランド〈TOM WOOD(トムウッド)〉の秋冬コレクションの販売会を開催。イベント開催にあわせて、コインペンダントとナロータイプのアンカーチェーンを復刻別注しました。
12/7-12/25
Re:USE
~自然とのかしこい付き合い方~
BEAUTY&YOUTH
丸の内店
クリエイティブ・エージェンシー kontaktがキュレーションする「Re:USE 〜自然とのかしこい付き合い方〜」を開催。東京や京都、さらにはコペンハーゲンから様々なクリエイターが参加する体験型イベントです。
12/9-12/25
CIRCUS
green label relaxing
自由が丘店、二子玉川ライズ店、
ららぽーと愛知東郷店、札幌ステラプレイス店
〈CIRCUS(サーカス)〉の鈴木善雄氏・引田舞氏が厳選した、ギフトアイテムのモアバリエーションを開催。自然の恵みを生かしたルームフレグランスやドライフラワーなど、見る人や使う人に安らぎを与えてくれるラインナップを揃えました。
12/14-12/25
服屋が選んだ寝具
UNITED ARROWS
六本木ヒルズ店
人目をあまり気にしないプライベート空間だからこそ自分らしいこだわりを。機能性やファッション性、心地よさを追求した寝具を厳選。マットレスのオーダー会やパジャマの販売をいたします。
12/16-
IRIS 47
UNITED ARROWS
全店
身につける人の自然体の美しさを引き立てるジュエリーブランド〈IRIS 47(イリス フォーセブン)〉。ユナイテッドアローズ別注ブローチの発売にあわせてモアバリエーションを開催。
12/17-12/25
La Maison de Vent 鈴木麻起子
"ニュースタンダード"
UNITED ARROWS原宿本店
陶芸家 鈴木麻起子氏が手がける 〈La Maison de Vent (ラ メゾン デ ヴォン)〉の販売会を開催。幾通りにも使えるデザインは、暮しに寄り添い、見た目に留まらない美しさを放っています。
わたしたちのホリデー、
わたしたちのファッション