ユナイテッドアローズグリーンレーベル リラクシング

QUESTION Box

タノシイ。けれど、ムズカシイ。
悩みを人に聞くにはハズカシイ。
でも……………どうにかしたい。
そんな装いに関するアレやコレ。
QUESTION Boxにおまかせを。

Q009.

大人っぽくて年中使いやすく、
コーデのアクセントにもなる
スニーカーを教えてください。

Answer

スエードの
「ジャーマントレーナー」が、
通年使える
大人のオン・オフ兼用
スニーカーにおすすめです。

Point.1

「革靴」感覚で取り入れたい
ブラック&ブラウン

ジャーマントレーナーとは、1970年代から‘90年代にかけて、旧西ドイツ軍に納入されていた制式スニーカーが起源。その後モードブランドが復刻して以来、ファッションの定番アイテムとなっています。

green label relaxingでは、基本デザインを当時のままに、アッパーをスエードに「お色直し」した4色をリプロダクト。

品の良いスエードを採用することで、一般的なジャーマントレーナーよりもワンランク大人な雰囲気に。オンからオフまでスリーシーズンの間、幅広く使用できる汎用性が加わりました。

定番の色合いである「ブラック&ブラウン」、ニュアンスカラーの「グレー&ナチュラル」。これらを足元に加えるだけで、コーデに変化を加える足元の新鮮な「一手(足?)」になること間違いなし!

モノトーンに合わせたい
ブラック

まず、より汎用性の高いカラーとしておすすめしたいのが、ブラック&ブラウンの2色です。これらは、オンスタイルの定番靴で使用する、いわば“履き慣れたカラー”。

それらをカジュアルに履く場合も、シンプルな配色で着こなすことが重要となります。

グレーのカーディガン&白Tシャツのトップスが、ダークトーンでまとめたボトムスに抜けを与えます。黒・白・グレーの3色をリズミカルに合わせるのがキモ。

最もエフォートレスに取り入れられるのが、ブラックでしょう。ダークグレーのパンツを軸としたモノトーンの着こなしならば、服装とも難なく調和。どんな休日のシーンでも、シックなムードを演出してくれます。

全体をマイルドに見せる
ブラウン

ブラック同様に履き慣れたブラウンは、コーデを柔らかく見せる効果あり。デニムのインディゴカラーや、チノパンのカーキなど、カジュアルな色味との相性もバッチリです。

そのうえでおすすめしたいのが、うっすらとしたチェック柄にネイビーカラーを纏ったセットアップとの組み合わせ。

この色の組みわせは、イタリアのファッショニスタたちが愛好し、のちに日本でも定番となったネイビー×ブラウン(アズーロ・エ・マローネともいわれる)で、洒脱なセンスを加えることができるのです。

機能素材を使用した、夏でも着心地の良いセットアップには、白のTシャツをインして爽やかさもプラス。

ビジカジとしてはもちろん、ハイクラスなお店やかしこまった服装が求められるオフシーンでも使えるのがうれしいところ。スニーカーなので、堅苦しさはなく、スポーティな足元のスパイスとして機能します。

Point.2

中間色のニュアンスで
洒落るグレー&ナチュラル

このたびのリプロダクションで注目したいのが、ニュアンスカラーであるグレー&ナチュラルの存在。

こちらの2色は、やさしいトーンゆえにファッション上級感を漂わすことのできるキーアイテムとなるはず。

何色も受け止めるグレー

グレーは、日本語で言う墨黒(スミクロ)のようなやさしいトーンが魅力。

ブラックほどコントラストを生まないため、実はどんな色みとの組み合わせも受け止める万能なカラーなのです。

赤いソックスを差し色として遊べるのも、万能なグレーならでは。

ストレートシルエットのトラックパンツ&ビッグシルエットのストライプシャツでスポーティモードなスタイルに。ブルー系のコーデにもぴったりです。

軽く見せるなら
ナチュラルが最良

足元に1点投入するだけでコーデ全体を軽やかさを加えてくれるのが、ナチュラルカラーのスエード。

茶系のアイテムとなるので、全体がチグハグにならないよう多少配色に気遣いが必要となります。

グラデーションをつくるときは、パンツとの濃淡をつけることを重視。ここではディッキーズ別注のワークパンツをダークブラウンにして、全体がぼやけないよう引き締めます。

一見難しそうに思えるニュアンスカラーの扱いですが、実は同系色のグラデーションでまとめると、簡単に洒落見えできます。

ここでは、スニーカーと同トーンとなるベージュのトップスを軸に据え、茶系のワークパンツをオン。

スモーキーなピンクTシャツをインしてトーンを崩すことなく華やかさを加えれば、一足先に、秋のムードを感じさせる大人なコーデが楽しめるはず。


汎用性が高く、通年履けるスエードのジャーマントレーナー。夏が終わる前のこの時季から用意しておけば、残りの夏も、その先の秋冬も、ひと味違うコーディネイトが楽しめるはずです。