ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること ヒトとモノとウツワ ユナイテッドアローズが大切にしていること

ユナイテッドアローズ 2026 入社式 新たなステージを前に抱くそれぞれの想い。

ヒト

2026.04.09

ユナイテッドアローズ 2026 入社式 新たなステージを前に抱くそれぞれの想い。

株式会社ユナイテッドアローズ(以下、UA社)の第38期入社式が、2026年4月1日に執り行われました。入社式に密着し、それぞれの想いや個性をにじませた新入社員たちが、新たな一歩を踏み出した一日の様子をお届けします。昨年好評だった「ベストドレッサー賞」は今年も実施され、受賞者3名のスナップにも注目です。

Photo:Kosuke Matsuki
Text:Riho Abe

174名が新たな一歩をスタート。高校生新卒27名の姿も。

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2026年、UA社には174名の新入社員が入社しました。入社式は昨年に引き続き、原宿の商業施設「WITH HARAJUKU」内のホールで開催。

開式の挨拶を経て、新入社員たちが一人ずつ会場へ。それぞれの個性がにじむスタイリングが印象的で、ジャケットやセットアップをベースにした装いに、色柄や小物でそれぞれの工夫が光ります。

さらに、今年は高校生新卒が27名と例年より多く入社。若い感性を生かしたスタイリングで、会場に新鮮な空気をもたらしていました。

新入社員全員が着席すると、当日出席した9名の役員、事業本部長の紹介へ。

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「UA社の真髄は店頭にある」CEO 松崎 善則さんによる祝辞。

まずは、UA社 代表取締役 社長執行役員 CEO 松崎 善則さんが登壇。新入社員一人ひとりの装いに触れ、「個性豊かで皆さん本当におしゃれです」と笑顔を見せながら、これから社会人として歩み出すにあたってのメッセージを贈りました。
最初に語られたのは、UA社における社会貢献とファッションビジネスの本質について。
「わたしたちは単に洋服を売っているのではなく、お客様がUA社の服を通して得られる高揚感や幸せといった“体験価値”を提供している」とし、商談がうまくいった、プロポーズが成功した、気持ちが前向きになった——そんなお客様の声を紹介しながら、同社が果たす役割の大きさを伝えました。

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続いて、UA社の経営理念『真心と美意識を込めてお客様の明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける。』にも言及。「理念は行動を縛るルールではなく、迷い悩んだときに立ち返るための指針。それぞれが自分なりに解釈し、行動へと結びつけていくものです」と語り、「決められた通りに動くのではなく、理念をもとに自分はどう考え、どう表現するかを大切にして欲しい」と呼びかけます。

そして最後に強調したのが、「UA社の真髄は店頭にある」ということ。

「現在約1,600億円という大きな売上も、店頭での一人ひとりのお客様との接客や信頼の積み重ねによって成り立っています。店頭こそが最前線であり、最も大切な場所だと考えています。28年前、初めて店頭で接客した日のことをいまでも鮮明に覚えています。いまもその経験を大切にしながら仕事をしています。どうか初心を忘れないで欲しい」

「これからともに働けることを楽しみにしています」と、新入社員たちの門出をあたたかく祝福しました。

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「これからも選ばれ続けて欲しい」CHRO 山崎 万里子さんによる祝辞。

続いて、上席執行役員 CHRO 人事本部 本部長 山崎 万里子さんが登壇。お祝いの言葉と共に「今日は覚悟を決めて欲しい」と語りかけ、新入社員に向けて2つのメッセージを伝えます。
「ひとつは、『過信を捨てる』こと。皆さんは就職活動を通じて、選ばれて、選ばれて、選ばれて、今日この場にいらっしゃいます。だからこそ今日を境に、“選ばれた自分”とは決別し、明日からも“選ばれ続ける自分”でいて欲しい。そのために必要なのが、過信を捨てることだと思っています」
30年前、自身が入社した当時の経験にも触れながら、無力さや非力さに向き合った過去を振り返り、成長を妨げる最大の要因は「自分はできる、という思い込み」であると伝えました。

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「もうひとつは『仕事は思い通りにならない』ということ。理不尽や不条理なことと向き合うのも仕事の一部であり、その中で与えられた役割に真摯に向き合い、どんな業務にも意味を見出そうとする姿勢が、必ず次のチャンスにつながっていく。ひとつひとつの仕事を点として積み重ね、それらが線として繋がることで、自分の運命がつくられていくのではないかと思います」

最後に山崎さんは、入社式で毎年紹介しているヘミングウェイの小説の一節、『この世は素晴らしい、戦う価値がある。』という言葉に触れながら、「今日出席している役員や経営幹部、そして皆さんの上司たち全員で、UA社を戦う価値がある場所にします。そして、皆さんの葛藤を必ず支援します」と誓い、「ようこそ、ユナイテッドアローズへ」と力強く歓迎の言葉を贈りました。

「洋服は、実現したい自分や未来をつくる魔法のようなもの」新入社員代表・高橋 奈々さんの挨拶。

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最後に、新入社員代表としてユナイテッドアローズ 札幌店配属の高橋 奈々さんが登壇。「ファッションを通してお客様の明日を創る」という理念に深く共感したことが、入社を決めた理由だと語りはじめました。

「母は幼い頃から、わたしの意思や選択を尊重してくれる人でした。洋服選びもそのひとつ。いまでも、お気に入りの洋服を翌日に着ることを想像してなかなか寝付けなかったことを覚えています。わたしにとって洋服は、実現したい自分や未来をつくる魔法のようなものです。洋服を選ぶ時間には、その日をどんな気分で過ごしたいかという想いが込められていて、気持ちを前向きにする力があると信じています」

内定期間を通して、その思いはより一層強まったといいます。接客の中で、お客様の表情がやわらいでいく様子を目にし、「洋服を届けることは、人と人とのあたたかな関係を築くことでもある。どれほどAIの技術が進んでも、このあたたかさは人だからこそ届けられる価値」だと実感したと語ります。

最後には、「初心を忘れることなく、ともに入社した仲間たちと切磋琢磨しながら、知識や品格を磨き、『この人と関われてよかった』と思ってもらえるセールスパーソンへと成長していきたいです」と決意を表明し、入社式は閉式しました。

高校生新卒の古賀 陽妃さんが語る、フレッシュな意気込み。

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新たに仲間入りした高校生新卒27名の中から、ユナイテッドアローズ アウトレット 福岡店配属の古賀 陽妃さんに話を伺いました。まず、入社の理由として挙げてくれたのは、この2つ。

「フォーマルからカジュアルまで幅広いアイテムが揃っているところに魅力を感じたからです。普段は今日のようなフォーマルな装いが好みですが、この会社ならカジュアルにも挑戦できると思いました。もうひとつは、人を喜ばせる仕事がしたいという想いから。『すべてはお客様のために』という社是にも共感し、UA社なら自分のやりたいことが実現できると入社を決めました」

入社式を終えたいまの心境について、「緊張もありましたが、たくさんの同期と出会い、新しいつながりもできて、いまはとってもワクワクしています」と素敵な笑顔を見せてくれました。

今年は「CEO賞」も、「ベストドレッサー賞」受賞者3名を発表。

入社式に参列した役員・事業本部長、そして新入社員による投票で決定する「ベストドレッサー賞」。受賞者は、入社式後の懇親会で発表され、「ベストドレッサー賞」2名が選ばれました。さらに今年は、CEO 松崎さんが1名を選出する「CEO賞」も新設。受賞者3名のスナップとインタビューをお届けします。
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「ベストドレッサー賞」1人目の受賞者は、〈ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ〉二子玉川店配属の吉本 晃生さん。ほど良い清潔感とトレンドを両立したグレーのセットアップがよくお似合いです。

「今日のために用意した〈SUNSEA(サンシー)〉のセットアップを主役に。ボタンのところがユニークだったり、ディティールに個性があってお気に入りです。中には、爽やかなブルーのシャツを合わせました。このような賞をいただけて感謝の気持ちでいっぱいです」
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2人目は、〈グリーンレーベル リラクシング〉イオンモール広島府中店配属の荒本 真叶さんが受賞しました。ピンクのアイテムを着こなし、圧倒的な多幸感を放つスタイリングが会場に華やかさを添えていました。
「自分の中で“人生の第二章がはじまる”という気持ちがあり、明るい気持ちでスタートしたくてピンクを選びました。ジャケットを主役に、ピンクのボトムスを合わせ、中には裾フリルのミニワンピースをレイヤードしています」とコメント。
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CEO賞は、ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 越谷店配属の友利 琉雅さんが受賞。レザージャケットでこなれたムードをまとい、抑えたトーンにセンスが光る装いが印象的です。
「シャツとボトムスは大きさの異なるドット柄、ジャケットとシューズはヘビ柄と、柄で遊んでみました。今朝の気分で、ジャケットを軸にコーディネートを組みました」

受賞後の思いを聞くと、「驚きましたが、とても嬉しいです。販売員として、自分自身にしっかり付加価値をつけられる存在になりたい。『僕から買いたい』『僕と話すために通いたい』と思っていただける方を一人でも増やしていきたいです」と入社後の意気込みを語りました。

CEO松崎さんは「彼のスタイリングは時代の空気感をとらえていて、とても素敵だと感じ、直感で選ばせていただきました。今回受賞した3名に限らず、皆さん全員のことをおしゃれだと思っています。これから販売のプロとして働くうえでは、お客様がどう感じるかという視点を大切にして欲しい。忙しい日々の中でも一日一日を大切にしながら、その素敵なスタイリングでお客様を魅了し続けて欲しい」と述べ、授賞式は幕を閉じました。

同期や先輩社員、役員らとのあたたかな交流が広がる懇親会。

入社式後は、ドリンクとおいしいフードを囲んで懇親会がスタート。
自己紹介をきっかけに、互いのファッションを褒め合ったり、写真撮影を楽しんだりと、自然と会話が広がり、同期との距離も少しずつ縮まっていきます。CEO松崎さんをはじめ、役員や事業本部長、人事部 採用担当の先輩たちも各テーブルを回り、会場は終始なごやかな雰囲気に包まれていました。
社会人としての新たな一歩を祝う、和やかな懇親の場で締めくくられました。

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