衣替えはいつから?春夏秋冬別の時期・気温の目安と基本のやり方&収納方法
衣替えの時期とタイミング、基本的な手順、コツ、注意点などを紹介します。季節の変わり目になると、衣替えのタイミングに悩む人もいるでしょう。衣替えは最高気温をチェックしながら、2〜3週間かけて行うのがおすすめです。
INDEX
※掲載している商品は、販売終了によりご購入いただけない場合がございます。あらかじめご了承ください。
衣替えはいつから始める?季節/気温別のタイミング
衣替えは寒くなる前や暑くなる前にするのがおすすめです。一般的に、夏服への衣替えは6月のはじめ、冬服への衣替えは11月頃に行います。加えて、春服なら3月、秋服なら10月と、1年に4回衣替えをする人もいるでしょう。季節別に衣替えをする場合の気温の目安を見てみましょう。
衣替え | 時期の目安 | 最高気温の目安 |
---|---|---|
夏→秋 | 10月頃 | 23度以下 |
秋→冬 | 11月頃 | 15度以下 |
冬→春 | 3月頃 | 16度以上 |
春→夏 | 6月頃 | 22度以上 |
秋への衣替え:最高気温23度以下
夏服から秋服に衣替えするタイミングは、最高気温が23度を下回る日が増えてくる時期。秋口は朝晩と日中の気温差があるので、ジャケットなどの羽織り物を用意しておくと安心です。カットソーだけでは肌寒く感じるときのために、ニットも何枚か出しておくと良いでしょう。
冬への衣替え:最高気温15度以下
最高気温が15度を下回ってきたら、冬服に衣替えを始めるタイミング。ニットや厚手のアウターは欠かせない時期です。より気温が下がったときにすぐ着用できるよう、ダウンジャケットやロングコートも出しておきましょう。
春への衣替え:最高気温16度以上
春服へ衣替えの時期は、最高気温が16度を超える頃。日中なら薄手のニットや長袖のTシャツ/カットソー1枚でも快適に過ごせます。朝晩はまだ気温が低いため、カーディガンなどの軽めのアウターは必要です。ダウンジャケットやコートなどの厚めのアウターはしまいましょう。
夏への衣替え:最高気温22度以上
最高気温が22度を超えてきたら、夏服に衣替えを始めるとよいでしょう。最高気温が25度を超えてくると、半袖が活躍します。日差しが強い日にさっと羽織れるシャツやシアーカーディガンなどもあると便利。カーディガンは、オフィスや電車内でのエアコン対策や、朝晩の寒さ対策にも役立つため、しまわずに残しておきましょう。
衣替えの基本のやり方
衣替えは、1. 服の仕分け、2. 収納場所やケースの掃除、3. 収納、の順で行うとスムーズです。
1. 服を仕分けする
衣替えは、保管する服と今季着る服との仕分けから始めます。以前はトレンドで頻繁に着用したものでも、今後はあまり着用しないかもしれません。「サイズが合わなくなった」「1年間1度も着なかった」といった服は、リサイクルやリユースに出すことも検討しましょう。
2. 収納ケースや収納場所を清潔にする
収納ケースやクローゼットを清潔にしてから、仕分けした服をしまいます。収納ケースやクローゼットが汚れていると、カビや害虫が発生する原因になるかもしれません。掃除機でごみやほこりを吸い取り、雑巾で乾拭きをしてから衣類をしまいましょう。
3. 服の種類にあわせて収納をする
服の種類ごとに収納方法を分けておけば、次回の衣替えが楽にできます。きれいに保管できるうえ、お目当ての服も探しやすくなります。
服の種類 | おすすめの収納方法 |
---|---|
Tシャツ/カットソー | ケースに立てて収納する |
ニット | 厚めのものは下にして、薄手のものを上にして畳んで収納する |
スーツ/ジャケットなどのアウター | ハンガーにかけて、クローゼットに収納する |
ニットはハンガーにかけると伸びてしまい型崩れの原因になるため、畳んでしまいましょう。
衣替えを楽にするコツ
衣替えは一度にせず、ある程度期間を設けて少しずつ進めるのがコツです。また、収納便利グッズを活用するとよりスムーズにできます。
2~3週間の移行期間を設ける
衣替えは1日ですべてを終わらせるのではなく、2~3週間ほど期間を設けて行うのがおすすめです。寒暖差の激しい季節の変わり目は、衣替えをしつつ、前シーズンのアイテムをいくつか残しておくと、気温の変化に対応しやすいでしょう。事前に残しておくアイテムを決めておくと、よりスムーズに衣替えができます。
収納グッズを使い分ける
収納グッズを上手く活用すれば、季節ごとの衣替えが楽にできます。例えば、引き出しケースを使う場合は、季節ごとに収納する段を分けると、段を入れ替えるだけで衣替えが終わります。
奥行きのあるクローゼットには、キャスター付きのケースを取り入れるのがおすすめです。
棚の上など高い場所への収納には、出し入れしやすい布製ケースが便利。
ケースに何が入っているかをラベリングしておくと、よりスムーズに衣替えできるでしょう。
奥行きのあるクローゼットには、キャスター付きのケースを取り入れるのがおすすめです。
棚の上など高い場所への収納には、出し入れしやすい布製ケースが便利。
ケースに何が入っているかをラベリングしておくと、よりスムーズに衣替えできるでしょう。
衣替えをする際の注意点
クリーニングやしまい洗いをしてから収納する
服を収納する前に必ずクリーニングやしまい洗いをしましょう。しまい洗いとは、衣替えをする前に服をもう一度洗濯すること。清潔な状態で収納しないと、服が黄ばむ可能性があります。
しまい洗いをする際には、清潔な洗濯槽で洗い、服に洗剤や漂白剤が残らないようにすることが大切です。服が完全に乾いているのを確認してから収納してください。
クリーニングをした服は、必ずビニールカバーを外してから収納します。カバーをしたまま収納すると、空気が循環しにくくなり、湿気が生じてカビの原因になる可能性があります。カバーを付けて保管をしたい場合は、衣類専用の保管カバーがあるので、それを活用すると良いでしょう。
しまい洗いをする際には、清潔な洗濯槽で洗い、服に洗剤や漂白剤が残らないようにすることが大切です。服が完全に乾いているのを確認してから収納してください。
クリーニングをした服は、必ずビニールカバーを外してから収納します。カバーをしたまま収納すると、空気が循環しにくくなり、湿気が生じてカビの原因になる可能性があります。カバーを付けて保管をしたい場合は、衣類専用の保管カバーがあるので、それを活用すると良いでしょう。
晴れている日に換気をしながら行う
衣替えは湿度の低い晴れた日を選び、換気をして風通しが良い空間でするのがポイントです。雨の日に行うと、クローゼットや収納ケース、服に湿気がこもりカビの原因になる可能性があります。また換気をすることで、クローゼットや収納ケース内の湿気を外に逃がすことができます。
防虫剤や除湿剤で虫食いやカビ対策をする
クローゼットや収納ケースには、防虫剤や除湿剤を設置することも忘れずに。収納ケースの場合は、8分目まで衣類を入れ、1番上の服の上に防虫剤を置くのがポイントです。ぎゅうぎゅうに詰めると、防虫剤の効果が損なわれる可能性があります。クローゼットの場合は、吊るすタイプのものを等間隔に設置しましょう。
カビの発生を防ぐために、適度に間隔を空けて風通しをよくすることが大切です。水分は空気より重く、下から溜まるため、置くタイプの除湿剤をクローゼットの四隅に設置。週に何度かクローゼットの扉を開けて、換気するのもおすすめです。
カビの発生を防ぐために、適度に間隔を空けて風通しをよくすることが大切です。水分は空気より重く、下から溜まるため、置くタイプの除湿剤をクローゼットの四隅に設置。週に何度かクローゼットの扉を開けて、換気するのもおすすめです。
衣替えでありがちな悩みと解決方法
衣替えをする際に、服のシワやかさばる冬服の収納で困ったりすることもあるでしょう。最後に衣替えでありがちなお悩みと解決方法を紹介します。
折ジワ ⇒ シワにならない畳み方で
Tシャツやカットソーなどは、アイロンをかけてシワを伸ばし、縫い目に沿ってたたんで収納しましょう。薄手のニットはシワになりやすいため、間にタオルを挟み隙間をつくってたたむと、折ジワを軽減できます。他にもシワになりやすいアイテムをたたんで収納する際は、タオルを活用するのがおすすめです。
厚手ニットの収納 ⇒ 圧縮袋を活用する
かさばる厚手のニットの収納には、圧縮袋を活用するのがおすすめです。圧縮してコンパクトになった分、スペースを有効活用できます。ただし、ニットを袋に詰め込みすぎるとシワになるので注意しましょう。
最高気温をチェックしながら、衣替えを進めていこう
衣替えを始める時期は、最高気温を目安にすると良いでしょう。畳み方を工夫したり、収納グッズを取り入れたりして、季節の変わり目にスムーズな衣替えをしましょう。
UAコラム「読みもの」編集部
ユナイテッドアローズが運営する、ファッションやライフスタイルにまつわる情報を発信していくオンラインメディア「UAコラム」。
毎日のスタイリングやお買い物に役立つアイデアをご紹介しています。
58 件