【意外に知らない?】基本的なネクタイの結び方4種&ネクタイ基礎知識
オフィススタッフ
MEN / Care&How to
2015.02.26 NEW
春から環境が変わり新生活、という方も多いのでは?
そこで今回は、
・ネクタイの種類
・ネクタイの結び方
・ディンプルについて
・ストライプタイは右上がり?左上がり?
という内容で、ネクタイについてのあれこれをお届けしたいと思います。
■ネクタイの種類
ネクタイの種類といっても、実に多くの種類が存在するので、
その全てをご紹介するのは難しいかもしれません。
が、今日のビジネスシーンにおいて、
かなり多く使われていると思われる代表的な5種類のパターンをご紹介したいと思います!
1:無地(ソリッド)タイ
基本中の基本の柄。
どんな柄のシャツやスーツなどとも合わせやすい汎用性が特徴です。
ネクタイに迷ったときは、とりあえず無地をチョイスするというのも手です。
その中でも、濃紺の無地ネクタイは定番中の定番。
2:小紋柄タイ
小さな紋柄が施されており、ややクラシカルな印象を与えます。
ネイビーの小紋柄のネクタイは、様々なシーンで活用できるので、
1本は持っていて損はしない便利なアイテムです。
3:ストライプ柄(レジメンタル柄)タイ
華やかな印象が強いストライプ柄。
柄が力強くハッキリしたVゾーンに仕上がります。
スーツ、シャツ共に強いストライプ柄を選ぶと、
それぞれの主張が強すぎる合わせになることがあるので、注意が必要です。
4:ドット柄タイ
ひとくちにドット柄といっても、
そのドットの大きさによって、大きく印象が変化します。
小さめのドットはクラシカルな印象を、
大きめのドットはポップでカジュアルな印象を与えます。
5:ニットタイ
こちらはネクタイ「柄」ではなく、素材での区切りとなってしまいますが、
ニットタイもおさえておきたいところです。
ただし、若干カジュアルな印象を与えるので、ビジネスでもジャケパンスタイルや、
ビジネスカジュアルスタイルなどにお使いいただくと良いかと思われます。
シルクのニットタイは、見た目に清涼感もあるので、クールビズスタイルにも多用され、
ウールやカシミア素材のニットタイは、冬の時期に季節感を演出するのに最適です。
■ネクタイの結び方
結び方1:プレーンノット
もっともスタンダードなネクタイの結び方。
シャツの形も選ばず、簡単でありながら汎用性の高い結び方です。
昨今のトレンドも、あまり襟元を強調しない傾向がありますので、
現在、もっとも主流な結び方と言っても差支えが無いのではないでしょうか?
結び方は、
ネクタイを肩からかけて、大剣を小剣の上からクロスさせます。
クロスさせた大剣を、そのまま小剣の後ろに回し、
続けて前まで回して、一周させます。
その後、大剣を上に回して、
正面の輪に通します。
ノットの形を整えた後、
グッと小剣を引っ張り、襟元を整え完成。
結び方2:ダブルノット
プレーンノットに比べると、ノットに少し厚みが出るネクタイの結び方。
プレーンノット同様、大剣を小剣の上から後ろに回して一周させます。
1周させたら、再び小剣の後ろから大剣を回し、もう1周させます。
最後に、大剣を上に通した後、結び目の外側の輪に大剣を通します。
ネクタイ結び目と襟元を整え、完成。
結び方3:セミウィンザーノット
プレーンノットやダブルノットに比べると、ノットが横に広がった印象のあるネクタイの結び方。
これまでの結び方同様、大剣を小剣の後ろに回す。
ここで、大剣を上から通し、クルっと巻く。
そのまま大剣を前から回して、上に通す。
他の結び方同様、結び目に大剣を通します。
結び目の輪に大剣を通し、形を整え完成。
結び方4:ウィンザーノット
セミウィンザーノットよりも、更に横に広がり、ボリューム感が出るネクタイの結び方。
ワイドカラーのシャツで、襟元に迫力を出したいときなどに向いた結び方です。
少し大剣を長めに垂らした状態にして、
大剣を小剣にクロスさせた後、上に通す。
上に出した大剣を、向かって左(結び手の右手)に下ろし、
小剣の後ろから回す。
後ろから回した大剣を上から回し、1周させる。
大剣を前から回した後、上に通す。
結び目の輪に大剣を通し、形を整え完成。
■ディンプルの作り方
ネクタイを結ぶ際、結び目に「ディンプル」と呼ばれる窪みがあるように結ぶと、
襟元に立体感が出るのでおすすめです。
ディンプルの作り方は、
最後の結び目を整える際に、
大剣の真ん中に指を差込み、凹みを作ります。
そのまま、ネクタイの結び目をおさえ、
大剣を引っ張り、キュッと締め、小剣を引き調整をしてディンプルの完成です。
また、ディンプルを2つ作り、
大剣がW字状になるダブルディンプルという手法もあり、
シングルディンプルと比較し、よりエレガントな印象を与えるとされています。
ただし、シングルディンプルもダブルディンプルも、「飾る」という要素があるので、
弔事の際にはディンプルを作らずネクタイを結ぶことをおすすめいたします。
■ストライプタイは右上がり?左上がり?
一般的に、
右上がりのストライプパターンが「ヨーロッパ式」、
左上がりのストライプパターンが「アメリカ式」と考えられる傾向があります。
(※画像はヨーロッパ式のストライプパターンです。)
GLRでお取り扱いしているセットアップスーツは、
イタリアや英国のデザインをベースにしたものをご用意しているので、
ネクタイも、右上がりのものをメインにご用意しております。
しかしながら、今季はアメリカンテイストのブレザーも登場予定ですので、
それにあわせ、一部で左上がりストライプのネクタイの入荷も予定しておりますので、楽しみにお待ちください!
いかがでしたでしょうか?
男性ならば、
朝、ネクタイがビシっと決まった際に、
なんとも言えない高揚感を感じたこともあるのでは…?
これからは、ネクタイを結ぶ際には、
今回ご紹介した内容を頭の隅に置いて、結んでみていただけると幸いです!
GLRのオンラインストアにて取り扱いしているネクタイのラインナップは以下のページよりご覧ください。
※店頭では、より多くのバリエーションをご用意いたしております!