今日は何度?気温で決める毎日の服装(メンズ編)
オフィススタッフ
MEN / Care&How to
2020.10.27 NEW
季節の変わり目になると、気になるのが「いつ長袖や半袖に切り替えれば良いか」という事。
何か指標となるものがあれば助かるな...と思っていた経緯もあり、今回「気温」を参考に、いつ衣替えをしたら良いかを考えてみたいと思います。
※女性版は「今日は何度?気温で決める毎日の服装(ウィメンズ編)」をご覧ください!
目次
- 1: 「気温25度以上~の服装」は半袖一択。選ぶべき素材は?
- 2: 「気温20~24度の服装」は半袖と長袖のミックス。着脱しやすいアイテムがポイント
- 3: 「気温15~19度の服装」は厚手のアイテムやジャケット類が活躍。組み合わせの自由度が高い時期
- 4: 「気温10~14度の服装」はコートが必要になる気温。厚みのあるアウターやインナーダウンを
- 5: 「気温10度未満~の服装」は一番暖かい格好。ただし屋内の服装には注意を
今回は、上記の5つの気温別でメンズファッションとしての服装の目安を触れていきたいと思います。
1: 「気温25度以上~の服装」は半袖一択。選ぶべき素材は?
気象の視点では、25度以上が夏日、30度以上が真夏日、35度以上が猛暑日という定義になり、最高気温が25度以上は基本的に夏です。半袖で過ごす前提の服装を想定いたしましょう。
また、夏日か、真夏日か、猛暑日かによって、暑さ対策や、水分準備をどれくらいした方が良いかの目安にするのも〇。
かなりの暑さが予想され、風通しの良い素材や、吸水速乾に優れた素材が活躍する時期で、関東や関西では大体6~9月ごろに一番多い気候。
メンズファッションとしての視点では、吸水性の良い素材の半袖シャツやポロシャツの着用をオススメいたします。また、30度以上の真夏日であれば、ハーフパンツを選択する事も検討ください。
基本的に着用アイテム数が少なくなる時期なので、全身でトーンを揃えたワントーン、ツートーンで統一感を出したコーディネートが最近の主流。
シンプルな着こなしには、帽子やバッグ、小物類がアクセントとして映えやすいので、着こなしにマッチしたテイストや色のものを選ぶのもGOOD。
「Tシャツ1枚ではカジュアルすぎる」と気になる方には、ポロシャツや半袖シャツなどの「襟付きアイテム」を選ぶと、品のあるスタイリングになるのでオススメです。
<KEY ITEMS>
<KEY COLORS&FABRIC>
・ホワイト
・ブルー/ネイビー
・ライトグレー
・ペールカラー
・麻
・鹿の子生地
・トロピカルウール
2: 「気温20~24度の服装」は半袖と長袖のミックス。着脱しやすいアイテムがポイント
気温20~24度の場合、朝晩の冷え込みがある際には長袖アイテムがあると、ちょうど良い気候です。関東や関西では大体4~5月、9~10月ごろによく見られます。
半袖×長袖でのコーディネートや、長袖アイテム1枚での着用の選択肢が出てくるタイミング。まだ朝晩と日中の寒暖差が大きい時期には、半袖の上に、長袖シャツの着こなしがオススメ。日中の暑い時間帯は脱いでおいて、朝晩は着用...といった具合に臨機応変に体温調節ができるので快適。また、長袖のTシャツで過ごす場合は、日中は袖をまくって調整することもオススメです。
半袖1枚がメインの夏と比べると、長袖をチョイスするだけでガラっと雰囲気が変わる季節。また、比較的カジュアルになりやすかった夏と差別化する意味で、少しキレイめな印象である襟付きのシャツなどが新鮮に感じる事も。
夏と違う点としては、上に羽織るアイテムが長袖になるという点。カーディガンや長袖シャツ、薄手のジャケットやブルゾンなどが活躍します。朝晩の冷え込みや、日差しの強さによって、インナーも長袖にする、肉厚な長袖アイテムを選ぶなど、臨機応変に対応しましょう。
<KEY ITEMS>
・半袖Tシャツ
・長袖Tシャツ
・カーディガン
・長袖シャツ
・薄手のジャケット/ブルゾン
<KEY COLORS&FABRIC>
・ホワイト
・ネイビー
・ベージュ
・グレー
・トロピカルウール
・コットンニット
3: 「気温15~19度の服装」は厚手のアイテムやジャケット類が活躍。組み合わせの自由度が高い時期
気温が15~19度くらいになると、日中でも肌寒さを感じることも多くなります。
花見の季節を思い出していただくと、意外に寒くて困った記憶がある方もいるはず。
屋内と屋外の気温差が大きく、屋外ではアウターの必要性が高くなります。
また、インナーは薄手のものだと頼りなく感じられ、カットソー生地から、スウェットやニットなどの厚みを感じる素材がちょうど良い気温です。
薄手の生地の場合は重ね着が必要で、ジャケットやブルゾンなど、長袖アイテムの組み合わせが必須になります。
この時期のアウターは、コットンや化繊素材などの薄手のアウターが主流。
ボトムスも、夏用の薄い素材では厳しくなってくるので、通年対応のパンツや、秋冬向けのパンツをお選びください。
着用するアイテム数も多く、それぞれの見える面積も大きいので、ある意味一番重ね着が楽しめるシーズンかもしれません。
<KEY ITEMS>
・ニット
・スウェットシャツ/パーカー
・ジャケット/ブルゾン
・ダウンベスト
<KEY COLORS&FABRIC>
・ブラウン
・グレー
・フランネル素材
・スウェット生地
・ウール
4: 「気温10~14度の服装」はコートが必要になる気温。厚みのあるアウターやインナーダウンを
気温が10~14度くらいになると、そろそろコートという選択肢が出てくる時期。スウェットやニットなどの厚手のインナーにコートを着ることも。関東や関西では大体3月、11月ごろに多く見られる気温。
厚みのあるインナーはそのままに、コートの厚みも気にしたいところ。ウール素材や、中綿が入ったモデルが中心になります。
中綿が入ってないアウターの場合は、インナーダウンで暖かさをプラスするのもオススメ。
見える面積の関係から、服装の主役はアウターとなります。
主役となるアウターを軸に、チラっと見えるアイテムに柄の入ったものを選んだり、フードのあるインナーを合わせて、着こなしの変化をつけてみてはいかがでしょうか。着こなしがシンプルになりすぎてしまう場合には、夏と同じように小物類でアクセントをつけてみましょう。
<KEY ITEMS>
・トレンチコート
・ステンカラーコート
・中綿入りのブルゾン
<KEY COLORS&FABRIC>
・ブラウン
・ベージュ
・オリーブ
・オレンジ
・ダークグレー
・フリース
・シェットランドウール
5: 「気温10度未満~の服装」は一番暖かい格好。ただし屋内の服装には注意を
本格的な冬の気候。関東や関西では大体12~2月ごろに多く見られる気温。
基本的に、防寒を優先して着こなしを考える時期。コートでも本格的な防寒仕様の厚手コートや、厚手のダウンジャケットの投入タイミング。
マフラーや手袋など、防寒小物も必要になります。
とはいえ、満員電車やオフィスでは脱ぐので、インナーは屋内の温度も意識しておきたいところ。
シンプルに着こなしはコート×インナーというスタイルが多くなります。
屋内でも、空調などによって気温差がある場合もあり、ジャケットやカーディガンなど、着脱可能なものを選ぶと、温度調整しやすくなります。
4:「気温10~14度」の場合と同様に、インナーやボトムスなどで、色や柄アイテムを取り入れ、着こなしにアクセントをしてみてはいかがでしょうか。
<KEY ITEMS>
・ダウンジャケット
・ウールコート/メルトンコート
・インナーダウン
・マフラー/手袋
<KEY COLORS&FABRIC>
・ブラック
・ダークブラウン
・ダークグレー
・オリーブ
・ダウン
・フリース
いかがでしたでしょうか。
実際の天候には、晴れや曇り、雨という要素はもちろん、風の強弱もあるので、上記で触れた気温を参考にしていただきながら、調節していただけると、よりリアルな着こなしになると思います。
朝、着る服に迷った場合には、ぜひこちらの記事を参考に洋服を選んでいただければと思います!